「ひとりかくれんぼ」ってどんな遊び?怪奇現象が起こる危険な現代の降霊術

こっくりさんを知っている、したことはありますか?その現代版ともいえる都市伝説が現代怪談のひとりかくれんぼです。一部ではひとり鬼ごっことして伝わっていて、降霊術の一つや自分自身に呪いをかける方法ともいわれています。今回はそんなひとりかくれんぼについての解説です。

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ひとりかくれんぼのやり方①準備

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この降霊術を行う際にどのような準備が必要なのかを紹介して行きましょう。都市伝説だったとしても、霊や呪いに関係することです。不備がないようにしっかりと全て準備をして、さらに確認もしておきましょう。

用意するもの

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8種類の物の用意が必要です。あるぬいぐるみ(手と足があるもの)、そのぬいぐるみに詰めることができる量の白米、爪切り、縫い針と赤い糸、刃物、これはカッターや包丁など、キリなどのとがったもの、コップ一杯ぐらいの塩水(食塩でもいいですが天然塩が良いとされています)これらの物をしっかり用意しましょう。

行う場所

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このかくれんぼを行う場所はどこでしょうか?それは家の中です。ただしひとつだけ条件があります。テレビがあることとお風呂があることです。この二つのものや場所が後々重要な意味を持つことになります。注意点としては、ひとりになれる環境であることと、もし何かあってもそこで生活しなくてはいけないことを覚えておきましょう。

事前にすること

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準備は、ものを用意するだけでは不十分です。揃えた道具で、事前に準備が必要です。その内容を紹介しましょう。まず、用意したぬいぐるみに名前をつけましょう。さらに、そのぬいぐるみの中に入っているものを全てだし、代わりに準備した米と切った自分の爪を入れます。

赤い糸でぬいぐるみの開いた部分を縫い合わせます。余った赤い縫い糸は切らずに、ぬいぐるみに巻き付け縛ります。この行為では、米は内臓を赤い糸は血管を意味していると言われています。また、かくれんぼなので、事前に隠れ場所を決めておいて、コップに入れた塩水は、そこに隠しておきましょう。

ひとりかくれんぼのやり方⓶ルール 

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ひとりでするからといって、自分勝手にしてはいけません。もちろんルールがあります。そういったルールに基づいた手順や、また、そのルールや手順にも地域によって違いがあるようなので、その違いなどについても紹介します。

基本の手順

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まずは、基本的な手順について紹介します。基本的とは、一番有名な手順であって他の地域で知られている手順が間違っているという訳ではありません。

基本的な手順①:鬼を決める

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かくれんぼですから、まずは鬼を決めましょう。用意したぬいぐるみに「最初の鬼は〇〇だから」と3回言います。ここの〇〇は、やる人のの名前です。次に風呂場へ向かい水を入れた風呂桶にぬいぐるみを入れます。

基本的な手順②:鬼は10数えます

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次に鬼は。10数えます。しかし、ただ10数えれば良い訳ではありません。家の照明を全て消します。そしてテレビだけをつけます。砂嵐の状態がいいとされていますが、デジタル放送なので、何も映っていない画面にします。それらが全て出来たら、目をつぶって10数えます。

基本的な手順③:隠れているぬいぐるみを探す

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10数えたら鬼は隠れているぬいぐるみを探します。探すといっても水の張った風呂桶に居るのを知っているので、風呂場へ向かいます。ぬいぐるみを見つけたら、「◇◇見つけた」と言ってぬいぐるみを刺します。◇◇は、先ほど付けたぬいぐるみの名前です。

基本的な手順④:次は隠れる番です

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ぬいぐるみを見つけて刺した後は、今度は隠れる番です。「次は◇◇が鬼」と言って隠れに行きます。この時の◇◇はぬいぐるみの名前です。隠れる場所は先ほど塩水を隠しておいた部屋です。その部屋に隠れに向かいます。

地域によるルールの差異について

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先に紹介した手順が基本的な大まかな流れになります。それ以外で、地域によって違っている部分を紹介しましょう。まず、ぬいぐるみを隠した風呂桶(ここでは洗面器のこと)が浴槽であったり洗面所の流しだったりと違いがあります。他にも、自分が隠れる時に塩水は隠れる時に持っていく説や、隠れる時は何も言わないなどの違いがあるようです。

ひとりかくれんぼのやり方③終わらせ方  

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先ほど紹介した手順の最終段階にあたるのが、ここで紹介する終わらせ方です。あえて手順とは別の項目で紹介するのは、それだけ重要だということだからです。詳しく紹介しますので、いい加減に終わらせることが無いようにしっかり確認しておきましょう。

終わらせる手順

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覚えておきたいポイントとしては時間の制限があるということです。最後にぬいぐるみを見つけに行きますが、この全行程は1から2時間または2時間以内に終わらせなくてはいけないとされています。その時間ないにぬいぐるみを見つけだします。

ぬいぐるみを探しに行く前に、隠れている部屋の中で、まず、口に少量の塩水を含みます。ぬいぐるみを見つけ出したら、コップに残っている塩水をかけ、次に口に含んだ塩水をかけます。かけたら「わたしの勝ち」と3回宣言して終了となります。

最後にしなければならないこと

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手順を終了したら、このかくれんぼも終了ということになります。終了しましたら、使用したぬいぐるみを処分する必要があります。この処分方法は焼却処分することになっています。焼却できるようにしておく必要もあります。

ひとりかくれんぼのはじまり 

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方法や手順を紹介しましたが、何が都市伝説で、どこが降霊術なのか不思議に思う方もいるとは思いますが、何が起こるかは、後程の検証結果で紹介するとして、先にこのひとりかくれんぼがどのように始まったとされているかを紹介したいと思います。

関西や四国地方では昔からあった?

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始まった最初の場所が関西や四国地方であるという説があります。よく知られている降霊術でこっくりさんというのがありますが、実はそのころすでに関西や四国地方では、こちらの方法がすでに行われていたとされています。その頃は、少し怖い遊びの一種だったようです。

ネットの掲示板で紹介される

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平成18年頃にネットの掲示板にとても詳しく紹介されたことにより、一気に広まったようです。それは、オカルト系の大形の掲示板で、その内容を試した人から、色々な怪奇現象の報告が描き込まれたことから、さらに広く認知されるようになっていきます。

検証した報告が上がり知れ渡る

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ネットによって広まった情報が、さらにネット以外の人たちへも広まり、その検証した報告が知れ渡り、だれもが知るような都市伝説のひとつになっていきました。

ひとりかくれんぼの検証結果

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ここでは、実際に検証した人たちを紹介したいと思います。この内容が本当なのかどうかは、検証した人にしか分からないことも多いですが、もし、みなさんが実行してみる時の参考になるかも知れません。

検証結果①:実行したyoutuberをチェック

この動画では、かなり詳細な部分にもこだわって事項しています。今回の記事の内容と若干異なった部分もありますが、地域によって色々な方法が紹介されているので、この動画のやり方が間違っている訳ではありません。しかし、様々な現象を映像で見ると一概に都市伝説としてかたずけてはいけないのかもしれません。

検証結果②:ブログで紹介された話

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あるブログで検証した内容が紹介されていました。そこで紹介されていた内容はあまりにも奇妙なものだったのと、知られている方法とは、違う点が多かったので本文は紹介しませんが、数々の現象が確認されていました。まず、一番はぬいぐるみが消えていたことと、色々な物音が確認されています。

ひとりかくれんぼによる危険な事態 

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この名前を聞くと、一種の遊びに思えてしまいますが、内容をみると、遊びとは程遠い内容であることが分かると思います。その危険性は、様々なルールが設定されていることと、使用する道具、行う空間からも分かるのではないでしょうか。そんな危険性について紹介します。

脳がトランス状態に陥る

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ルールのひとつに、制限時間があります。一般的には1時間から2時間以内に終了しなくてはいけないとあります。これは、異常な状況で、行う内容も異常なため長時間行ってしまうと、一種のトランス状態に陥ってしまう危険性があるからだと推測されます。

のめりこむことによる危険

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