米国コーネル大学のウィリアムズ教授ら研究チームが行った、自称ストレート(ノンケ)の男女に対してポルノ映像を使った実験で、被験者の男性は男女が出演するポルノよりも女性・男性個々のマスターベーションで性的興奮を示す「瞳孔が開く」反応が見られました。
男性における性的流動性として同教授の著では、アンケートを取った自称ストレートの男性たちも、自身をストレートだとしながらも同性にちょっかいを出したことがあると答えています。100%ストレートの性的指向を持つ人はおらず、ほぼゲイ・ほぼストレートであるともされています。
同性愛者と関係を持つことで変わることも
同じ趣味を持つ気兼ねない友人が同性愛者であった女性が、その友人に告白されたものの女性はストレート。しかし元々気心の置かない趣味を共有できる友人であったので、告白を受け入れたことで、逆にストレートだった女性の方が熱烈になってしまったという事もあるようです。
同性愛からノンケになることはあるのか?
先述のようにノンケが同性愛者になる可能性があるのなら、同性愛者だった人がノンケになる可能性はあるのでしょうか。同性愛者でありながら異性と結婚した人物の事例を基に考えてみたいと思います。
「I was gay.(僕はゲイでした)」
1998年に元マラソン女子日本代表の有森裕子さんと結婚したガブリエル・ウィルソンさんが、記者会見でゲイをカミングアウトしました。有森さんは彼が同性愛者である事を理解した上での入籍だったので、当時の日本ではかなり異例の結婚会見となりました。
バイセクシャルになった可能性も
ガブリエルさんは「僕は昔ゲイだった」と告白していますが、昔という事は入籍の段階ではゲイではなくノンケになっていたという事でしょうか。有るか無いかどちらかというより、その中間の両性愛者「バイセクシャル」になった可能性が高いです。
一度その気をもってNon気ではなくなった時点で、脱ゲイでその気がゼロになるとは考えにくいです。無くなったのではなく、異性とも恋愛関係を築けるバイセクシャル・両性愛者と考える方が自然ではないでしょうか。
ノンケなのにゲイだと勘違いされる言動
当人はストレートのノンケであるにもかかわらず、周囲にゲイっぽいと誤解される人がいます。意識せず周りそういう印象を与えてしまうのは何故なのでしょうか。気付かない内にやっていたかもしれない、ゲイに勘違いされる言動について解説していきます。
ゲイに勘違いされる言動①見た目
身体を美しく見せるために筋肉を付けている、その上で体のラインが強調されるピッタリとしたサイズの服を身に着けていると、ゲイだと間違われることがあります。他には短髪のソフトモヒカンやツーブロックに髭といったルックスでも誤解されることがあるようです。
ゲイに勘違いされる言動②行動
女性的な行動と言われる「ジェスチャー」を多用する。女性にガツガツしておらず男友達と一緒にいる事が多い、下ネタを言わないなど草食系の男性のパターンが意外にゲイに間違われる印象にもなってしまいます。
ゲイに勘違いされる言動③好み
ピンク色などハイセンスな派手目の色を好んだり、下着やアクセサリーなどの細かい部分に好みやこだわりをもった人もゲイと勘違いされます。その他特定のゲイ御用達と言われるブランド品を好んで身に着けているのも特徴と言われます。