猛毒を持つアカクラゲに要注意!刺された時の症状や対処法を知っておこう!

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こちらの商品はクラゲの予防策だけでなく、日焼け止めにも効果があります。また、海に入っても簡単には落ちないので、度々付け直すという手間も省けるのでおすすめです。海に入る直前に塗っておくと効果抜群で、試してみる価値は十分あるでしょう。

アカクラゲが大量発生する時期とは?

アカクラゲには大量に発生しやすい季節や地域などがあります。過去に春の季節頃から大阪湾で、アカクラゲを漁でたくさん網に入り込んでいたのです。そのため、漁業をすることができなくなってしまった時期がありました。

晩春から初夏に大量発生

アカクラゲは主に春の終わりごろから夏の初めに海上に現れると言われています。また、茨城県の海水浴場でも大量に出現したという事例があり、アカクラゲは関東地方の海で大量に見られる事が多いです。

アカクラゲは釣りの大敵?注意点とは?

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暖かくなる季節になると、もちろん水温も同じように暖かくなってきます。そのような時期は魚釣りをするのに絶好ですが、アカクラゲには注意が必要です。ここでは沖釣りなどで出会うアカクラゲの注意点を紹介していきます。

釣りの仕掛けに絡まることが

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釣りをしていると、アカクラゲが仕掛けに絡まってしまう事ということは日常茶飯事です。その場合は素手ではなく、タオルなどの上から取り除く作業をすることをおすすめします。タオルが無いようでしたら、ハサミなどで切落としてしまっても良いでしょう。

素手で直接触った場合

もしも素手で触ってしまってら、すぐに海水でよく洗うようにしましょう。ミミズと同じように、その手で小便をするとヒリヒリ痛み、腫れ上がってしまうため注意が必要です。また、顔や目の周りなどを触るのも、同じような症状が出るので気を付けましょう。

そのままにしておくと釣果に差が

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アカクラゲが釣り糸に絡まってしまい、取るのが面倒だから放置しておく方はよくいます。しかし、そのまま釣りを続けてしまうと魚が食いつかなくなり、寄ってこなくなるのです。そのためアカクラゲが絡まったら、その都度取るようにすることが大切です。

取ったクラゲは海に返そう

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船や陸上に残っていると死骸が乾燥してしまい、ハクションクラゲになってしまうことがあります。そうなると他の方に被害が広まってしまうため、釣りあげてしまったクラゲは海に返すことを心がけるようにしましょう。

アカクラゲに天敵いるの?

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アカクラゲだけでなく、クラゲは全般的に天敵がいます。主にアカウミガメやマンボウがアカクラゲを捕食している事が多く、1日に何匹も食べることがあります。また、人間も同じように食用としているため、天敵の1つだとも言われています。

アカクラゲは食用にできる?

食用にされているクラゲがいることはご存知でしょうか。クラゲ自体を食べることに抵抗がある方も少なくありません。その食用にされているクラゲは「赤クラゲ(ビゼンクラゲ)」と言って、意外にも美味な食べ物なのです。

食べられるのは「赤クラゲ(ビゼンクラゲ)」

ビゼンクラゲは主に九州地方に生息しているクラゲの1種で、正式名はあかくらげ(赤水母)です。明治時代から人々に食べられており、最初は岡山県の半島で赤クラゲを使用した料理から流行し始めました。また、東アジアでも高級料理として使われており、コリコリ感がたまらないと人気の食べ物でもあります。

ビゼンクラゲを使った料理

ビゼンクラゲと言えば中華料理なので、胡瓜と和えたサラダが基本的です。醬油とコショウで味付けをしているため、濃厚な味で美味しいと人気です。また、豆もやしと鶏のササミを加えてコチュジャンで味付けをした料理もあり、また違う風味を楽しむ事ができます。

アカクラゲとベニクラゲ、不老不死なのはどっち?

アカクラゲの他にベニクラゲというクラゲが存在しており、死なない不思議なクラゲと言われています。この2つのクラゲは非常に似ており、間違えてしまう方も多くいるのです。こちらでは、2つのクラゲの違いを詳しく解説していきます。

不老不死なのはベニクラゲ

ベニクラゲは最大10㎜程度の小型のクラゲで、内臓類が透けて見えるのが特徴的です。本来のクラゲならば死ぬと、そのまま溶けて無くなってしまいます。反面ベニクラゲは、死ぬ直前になると細胞が変化して生まれ変わることができるのです。

アカクラゲの寿命は1年以内

アカクラゲは長く生きられて1年ですが、中にはもっと短いものもいます。また、ミズクラゲの寿命は長くて半年程で、エチゼンクラゲは7ヵ月~8か月程度で、どちらも1年は生きることができないのです。

アカクラゲは飼育することは可能?

アカクラゲは基本的に室温で飼育することができ、特別な知識が要ると言うわけでもありません。しかし、アカクラゲは毒を持っているので、扱いには十分な配慮が必要です。自宅で飼う場合は、前もってよくクラゲの飼い方を熟知しておくとトラブル予防にもなります。

アカクラゲだけじゃない!毒のあるクラゲの種類

日本の海で毒を持っているクラゲは1種類だけではなく、数多く存在しているのです。深掘りの必要はありません。こちらでは、毒性のあるクラゲがよく出現する時期と刺された場合の症状などを詳しくご紹介していきます。

その他毒魚が釣れた場合の対処法について興味がある方はこちらもご覧ください

ミズクラゲ

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このクラゲは日本の海で最も被害が多く、映画などの背景などにも利用されています。主に暑い季節になると出現して、刺されると痒みや水ぶくれになり、稀に痛みを発することがあります。見た目が綺麗なので捕獲しようとする方もいますが、絶対に近づかないようにしましょう。

アンドンクラゲ

このクラゲはとてもサイズが小さく、電気のような痛みを発することから別名電気クラゲとも呼ばれています。出現時期はちょうど夏の半ばで、腫れ上がってしまうこともあります。このクラゲに刺されたら次の被害予防のためにも、その日の海で遊ぶことは中止した方が良いでしょう。

カギノテクラゲ

毒性が最も強いクラゲで、嘔吐や痺れなど食中毒を酷くしたような症状が出てきます。また、刺された時は痛みがなくても、1時間もしない内に症状が出てくることがあります。その場合は、すぐに病院って安静に寝ていることをおすすめします。

海ではアカクラゲに注意しよう!

主に夏は海へ遊びに行く方が多く、泳いだり釣りをする方もいます。近年では温暖化も進んでいることもあり、毒性のあるクラゲも増え続けているのです。特に泳ぐ際はアカクラゲの被害に逢わないようにしっかり対策をして、楽しい休日を海で過ごせるようにすると良いでしょう。

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