そもそもニンジャタープとは?
このアイテムはパーゴワークスと呼ばれるブランドから展開されている製品で、一人に一枚という思想のもと作られた製品となります。ザックに忍ばせて使いたいときに気軽に取り出して広げられる製品をと開発されました。
パーゴワークスとは
2011年に設立された日本のアウトドアブランドになります。折り紙をブランドマークとして、数々の製品の中にそのデザインを活かした機能美を盛り込んで展開しています。ユニークながらも誰もが使える高機能製品を展開しています。
ニンジャタープが人気急上昇!その5つの理由は?
多くのキャンパーが愛用しているアイテムですが、まだ使ったことのない人はその魅力や人気の理由がいまだ名の人もいるでしょう。使用すれば誰しも使い続けたくなるような利便性の良いタープ。
張り方の前に、まずはこのアイテムが秘めている魅力や人気の理由について紹介していきましょう。
約500gで持ち運び抜群
まず特徴的なのが、その重量です。重さわずか500グラムで全く苦も無く持ち運びができます。また、重量が軽いので設営時も楽々です。通常のテントの様に複雑な点もないので、設営になれるのも早いですし、もともと重量が軽いので快適な設営を可能とします。
さらに、たためば非常にコンパクトになることも合わさってリュックなどに入れて持ち運びも楽々です。設営の時にも持ち運びの時にも使い勝手の良さが非常に高いのです。
手裏剣型で簡単設営&すばやく張れる
手裏剣型の形状で設営が簡単にできて素早く晴れる点も大きな人気の理由です。当初、開発時には実は変則的な六角形の形状をしていたそうですが、張りやすさを追求し、何度も施策とテストを実施してこの形状になったといわれています。
最終的にたどり着いた手裏剣型は、四隅をペグダウン後にポールタテを行います。この手順は、中将のタープとは異なり逆の手順となります。そのため、雨や風が吹いている中でも素早く、簡単に設営をできるようになりました。
設営バリエーションが30以上もある
設営がバリエーション豊かなのはこのアイテムの特徴で、一度は耳にしたことのある人は多いと思いますが、具体的にどれくらいのパターンがあるのかというと実は30以上もあります。
その形状はまさに変幻自在で自由な形状を自分のアレンジ次第で形作ることが可能。目的や自分のキャンプサイトに応じて貼り方を変えて使いやすい空間を作る面白さがあります。
ジョイントポイントが21か所
変幻自在な貼り方を可能としている理由には、ジョイントポイントが大きくかかわっています。なんとジョイントポイントがこのタープには21か所あるのです。これにより、色々な位置からペグダウンを可能とします。
また張り網のセッティングもこのおかげで自由自在です。他のタープとの連結はもちろんのこと、ジョイントポイント同士で複雑につなげてセッティングも可能で自由にポールおw通すことが可能となるので、セッティングを自由にできるのです。
前後2辺にあるテンションスリーブ
本アイテムにはテンションスリープが前後2編に搭載されています。内部にはテンションコードと呼ばれる紐が履いており、その紐を絞り込むことでタープの生地を自由に変形させることが出いるようになっているのです。
例えば、ポールの位置を内側にしてテンションスリープを絞ってひさし代わりの屋根を作ったりすることもできます。形状のアレンジは、このジョイントポイントとテンションスリープによって行うことができるのです。
ニンジャタープの張り方・設営①基本の張り方
アイテムの魅力が分かったところで地涌自在に設営を楽しんでみたいと感じている人もいることでしょう。しかし、基本を抑えることは重要なポイント。まずは基本となる張り方を覚えて、アレンジに慣れてきましょう。
基本は3ステップ
設営は全く難しいものではなく基本的には3ステップで完了します。まずはペグを打って地面い固定します。4点固定ができたら幕を持ち上げましょう。持ち上げた膜はポールで固定して中央を2点固定して張り上げます。
幕がぴんと晴れたら設営は終了です。簡単で強風時等少々天候が悪くても一人で設営が可能なので手軽に扱えます。
基本に「返し屋根」をつける
基本形ができたら、少し変形して返し屋根をつけてみましょう。テンションスリープを絞り込んで作ることでこの屋根を作ることができます。これで開放的な空間から、視線を遮ってプライベート空間を作り出すことができます。
ポールは1本でも2本でも
ポールは必ずしも2本使わなくても設営はできます。例えば、基本形状ではポールを2本使用して設営を紹介しましたが、前後でしようしたポールの内一つを取り除いて、片方を斜めに閉じれるようにすれば、それだけでも雰囲気が変わります。
また、返し屋根などを作らなくてもこれであれば片方が少し閉じれるので後ろからは見られないプライベート空間をすることも可能です。ポールの数を減らすだけでも形状を変えて雰囲気も変えることができるようになります。
ニンジャタープの張り方・設営②ティピ風アレンジ2選
基本に少し手を加えてアレンジできる方法もいくつか押さえていきましょう。まずは、こちラの設営方法です。ティピー型風のアレンジで大きな入り口や天井の高さ、そして円錐形の形状が特徴的なアレンジ形状になります。
ポールとドローコードで調整
このアレンジでまず紹介したいのがポールを一本使用してドローコードで絞り込んで形作る方法です。入り口に小型の屋根を作ることができます。つきり方は簡単で基本形のポールを一つ取り除いて片方だけを開くようにします。
そして、残った方のポールを少し中央寄りに配置し、入り口側に余った幕はドローコードを絞って調整。すると折り返すような形で屋根ができてティピー風にアレンジすることが可能です。
ティピ風を変形で入口広めに
さらに変形で手を加えるとよりティピ風になり入り口も開放的になります。より中央にポールを位置し高く配置します。これにより前後に大きな入り口が設けられます。そこをさらに絞って入り口を整えて三角錐の形にもっていきます。
これだけで本格ティピーテントのような形状にアレンジすることが可能となります。使い方次第で入り口を小さくすることもできますので、調整してアレンジしてください。
ニンジャタープの張り方・設営③ポールアレンジ3選
その他個性的なアレンジ方法についても紹介していきましょう。どれも手軽で簡単ですが、中にはポール1本で実現できる形状もあります。個性的ですが覚えやすく、把握しておくと使用幅がぐんと広がりますのでおすすめです。
超簡単ポール1本
まずは簡単1本ポールスタイルの形状です。設営手順は簡単で、3つの角を予め固定して置き、最後の角にポールを立てて幕を広げて張るだけです。これだけで超手軽に屋根もあり片方は閉じているのでプライベート空間も実現できます。
テントと一緒に使ってもいいですし、単体で使用しても日陰をしっかりと作ってくれているので快適な室内空間を作ってくれます。
これまた簡単ポール2本
次に、先述したポール1本スタイルに手を加えてさらにアレンジした方法です。ポールは2本使用しますが、非常に手軽に設営ができます。手順としては、まず先述した1本のポールで形を作ります。
その後、もう1本ポールを用意し、セットされたポールに接している辺に取り付け固定します。そして、反対の辺にすでにあったポールをずらします。ペールとの間に丁度幕の角が来るようにしそこが折り返され屋根の様になります。
ポールを2本使うことで入り口がより開放的になり出入りが簡単になりました。また、バランスもよくより倒れにくくなるので、簡単にアレンジできておすすめです。
テントINアレンジ
テントをタープ内に入れてアレンジして使用する方法もあります。まずは基本的な設営を行います。ポール1本で幕の前辺を立ち上げ、入り口を作ります。タープの設営は以上で完了ですが、そこにテントを入れていきます。
大型のテントは入りませんが、ソロキャンプ用のテント程度のサイズであればタープ内に配置することは可能です。入り口とは反対側の位置にテントを押し入れることでテント前面に屋根を作ったようなイメージの配置となり快適な空間を作ることができます。
ニンジャタープの張り方・設営④ツェルト2選
元々は緊急用として用いられるツェルトテントをもとに考案されたアレンジ方法になります。自然を利用しての形状づくりになるので覚えておくと、いざポールを忘れた時や森の中でワイルドに過ごしたいときにおすすめのスタイルです。
大きな木を見つけたら簡単設営
大きな木を発見したら利用して設営するのが醍醐味です。手順としては、最初にあらかじめ木にタープを固定しておきます。そして、四隅を地面にペグダウンしていきます。ピンと幕が張れた状態になると簡単設営の出来上がりです。
テント入口側には大きな木があり、反対側が閉じられた空間となるので後ろから仲が見えることもなく快適に過ごすことが可能です。
ボトム付きツェルトにも
ボトム付きツェルトにできるのも魅力です。手順としては、先ほどの気を利用した際と同じ手順で、最後に外周のジョイント折り曲げて調整しながら簡易的なボトムを作る方法です。折り曲げ部分は独自でアレンジしてベストなデザインを見つけてください。
ニンジャタープの張り方・設営⑤1人用シェルター
ソロで使用する際には、より居住空間を演出する方法があります。その個性的な方法はシェルターとして使用できるので覚えておいて損はないでしょう。
入口に三角形の布を付けよう
簡単に居住性を高める方法は、入り口に三角形の布を付けるだけです。あとは三角形の位置口が形作られるようにタープ形状をあwせて作れば対応できます。三角形の布もなんでもいいので合わせられるものを見つけて使用するのをおすすめします。
簡単!簡易シェルター
簡単にシェルターを作る方法ですが、まずタープの四隅を固定します。そして、入り口とする部分の真ん中を上げて頂点を作ります。頂点にはポールで立ち上げ三角形となる入り口を作ります。
入り口部分に先ほどの三角形の布をあてがって固定すれば、居住空間を高めた部屋を作り出すことができます。ソロサイズにはなりますが、自作ながらも非常に快適な室内になります。
ニンジャタープの張り方・設営⑥連結で応用4選
アレンジを聞かせてより個性的な設営方法についても見ていきましょう。より個性を出すのであれば、これから紹介する2枚のタープを組み合わせて使用する方法もあります。
ポール1本・2本バージョン
連結したタープを使用して、ポールは1本でうまく活用する方法があります。決して難しい方法ではなく、タープはジョイントできる部分を活かして連結させ、ポールを連結部分の角につけて立ち上げます。
するとシンプルながらも大型のひさしを作り上げることができます。また、ポール2音を使用したアレンジ方法もあります。こちらも簡単に作り上げることができ、1本目のポールを立ち上げた反対の連結部分にポールを立ち上げます。
こうすることで左右を立体的に立ち上げたモデルへとなります。より高さも生まれるので使いやすく快適に空間を使用できるようになります。入り口が前後で儲けられるのでそれも便利です。
ポール3本あればさらに変形
2本から3本とポールを増やすだけでもさらに変形させることができるようになります。先述で紹介したタイプは、ポールを左右対称となるように同じ連結箇所に固定しましたが、もう1本のポールを増やす際には、片方は別の場所につけます。
連結部分から少し離れたところに1本と連結部分を中心に対象となる位置にもう1本立ち上げて入り口をより大きく設けられるように作成します。こうすることで片方はより開放感ある形にすることができます。
ど真ん中に1本でテント風にも
複数のポールを使うアレンジを紹介しえきましたが、中央部に1本設置することで大型のティピ型のようなイメージのテント風にすることも可能です。これによりより居住性が増します。
設営方法は簡単で、1本雄ポールを中央に立ち上げるだけです。中央部に高さを作ることができたら、他の辺を絞り込んでいきしわが生じないように調整し作っていきます。
カーサイドタープにもなる
連けるして大型サイズを使いこなせれば、カーサイドタープにもアレンジできるのです。作り方は簡単で車のサイドに固定したら反対側の端を地面にペグダウンし、調整します。
そして、車とペグダウンの真ん中あたりでポールを用いて車の高さまで幕を立ち上げます。前後立ち上げたら完成です。車とペグの間のポールの位置は自分で調整するとより前室部分を広く取ることもできますので、調整してみてください。
ニンジャタープ使用時のコツ
本アイテムをうまくアレンジする方法を紹介してきましたが、その他にもまだまだアレンジ方法はあります。そのうえで役立つコツについても紹介していきましょう。