キュウセンはどんな魚?生態や旬などと共に、おすすめの食べ方6選も!なぜキュウセンは関西では高級魚?

主な水揚げは瀬戸内海

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西日本では夏場にキス釣りに並ぶほどの人気で専用の船も出るほどです。高級魚として卸され、瀬戸内海では時としてマダイの卸値を上回ることさえあります。その瀬戸内地方ではギザミとも呼ばれ郷土料理も存在します。このことから古くから愛されていた食材であることがよくわかります。

関東のキュウセンはまずい?

潮の速さや、海水の塩分濃度、餌場など環境で魚のおいしさは変化します。例えば瀬戸内海は潮の流れも速ので結果的に締まった身を味わえます。一方で関東もそこそこ食すに値するものは獲れるのですが。それでも不味いとされているのは個体そのものの磯臭さや、餌の大食いとして釣り人から嫌われてきた背景、食文化などが影響しているといえます。

キュウセンの旬はいつ?

どうせ食べるならおいしいベストなタイミングを見計らって食べたいものです。特に関東をはじめとした東日本で暮らす人にとって馴染みのない食材なので旬を知らない方も多いのではないでしょうか。ここでは食べごろの時期やその味わいについて解説していきます。

キュウセンの旬は7〜9月

7月〜9月に旬を迎えます。その中でも日差しが強くなり暑さの盛りとなる8月は最盛期。一番おいしく食べるには絶好のタイミングです。不味いとされていたベラの仲間とは思えないようなおいしさを感じることができるので、ベラに手を出して苦手意識がある人には強くおすすめしたい魚です。

キュウセンは刺身で食べると上品な白身

そのおいしさをストレートに味わうのに刺身は代表的な食べ方になっています。アイナメやマダイ、フグのような白身魚特有のシコシコとした弾力はあまり感じられませんが、柔らかく、ほぐれのいい食感が特徴的です。食味は淡白なのでさっぱりしており、醤油だけではなく昆布じめにも最適です。

おいしいキュウセンの見分け方は?

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スーパーなどの売り場で見かけた時、触らなくともその魚の目やエラを見ると鮮度がわかるのをご存知ですか?鮮度は調理後の味に大きく影響するのでなるべく水揚げされてから時間の経っていないものを選ぶようにするのがポイントです。ここではその見分け方について解説します。なお、他の魚の目利きにも使える知識ですのでぜひ覚えてください。

目・エラの見分け方について

目は澄んでいるものが状態のいい証です。逆に極端に濁っているものや血が滲んでいるものは時間が経ってしまっている可能性が高いといえます。一方でエラはくすんだものや黒ずんだ色を帯びているものではなく、鮮やかな赤色をしている個体を選ぶようにしましょう。

体全体にツヤがあるものを

体表面が艶やかで色も鮮やかなものを選ぶのは基本中の基本。さらにウロコを見てきれいに揃っていれば鮮度の良い状態といえます。同時に腹部にも注目です。極端にやせ細りがなく、ハリがあり丸みを帯びているものは直前まで栄養もしっかり蓄え健康な状態で泳いでいた証拠です。

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