ベイトとスピニングどちらを選べば良い?
一通りのタックルの紹介を行いましたが、ベイトタックルとスピニングタックルがあったことに気づいている人もいるでしょう。そしてその中にはどちらにすれば良いかがわからなくなっている人もいます。
そのためこちらの見出しではベイトタックルとスピニングタックルのメリットとデメリットについて簡単に述べていきます。そのメリットを頭に入れて、どちらが良いかをしっかり選びましょう。
スピニングタックル
スピニングタックルの1番のメリットといえば、入門者にも使いやすいことでしょう。釣りをすることすら初めての人や子供にも簡単に扱うことができて釣りを手軽に楽しむことができます。もちろん初心者に縛られることなく幅広いレベルの人が使用できるでしょう。
デメリットというとベイトタックルと比べてパワーが伝わる効率が劣ることでしょう。そのため引きの強い魚を効率よく釣り上げるにはベイトリールの方に軍配が上がります。
なぜ効率が劣るのか?
なぜ効率がベイトリールよりも劣るのかというのはリールを見てみるとわかりやすいでしょう。ラインが放出される方向と巻き取る方向が違っていることに原因があるのです。
ラインが放出される方向から90°方向を変えて巻き取らなければならないため、ハンドルに伝わる力をギアを使用して巻き取る向きを変えなければいけません。ハンドルに伝わる力がそのまま巻き取りの力になるわけではないので、どうしても劣ってしまいます。
ベイトタックル
ベイトタックルのメリットは巻き取る力が非常に強いことが挙げられるでしょう。そのため重量の重い魚、引きの強い魚に対しても十分に対応できるようになっています。
デメリットとしましては入門者や初心者にとっては少し慣れが必要になることでしょう。主に投げ釣りで発生する可能性の高いバックラッシュが起きやすいです。といってもメーカーの高い技術によってバックラッシュが起きにくくなっているので、スピニングほどではありませんが扱いやすくはなっています。
なぜ巻き取る力が高いのか?
こちらはスピニングリールと違ってラインの放出方向がそのまま巻き取りの方向になります。そのためハンドルから入る力がそのままダイレクトに伝わりやすく、巻き取る力が強くなっているのです。
バックラッシュって何?
バックラッシュとは仕掛けを投げ込んだときにラインが出るスピードよりも、ラインが巻かれているスプールの回転が速くなってしまうことで、ラインの放出が間に合わずスプールに絡まってしまうことを言います。
タイラバで釣れる真鯛以外の魚
タイラバは真鯛を狙っている釣りになるのですが、釣り上げる魚が全て真鯛というわけではありません。上級者の人だと狙っている魚でなければ、あまり嬉しくはありません。
しかし入門者や初心者の人にとってはたとえターゲットの魚ではなくても、釣れることによる喜びの方が多いという人もいるでしょう。そこでこんな魚も釣れるよ、といった感じで紹介していきます。ちなみにそのような魚を「外道」と呼ぶので覚えておきましょう。
青物
青物とは背中が青色をしていることが特徴になります。青物と聞くと主にショアジギングで釣れるイメージがありますが、タイラバゲームでも食いついてくることがあるのです。
ショアジギングに興味がある人はこちらの記事をどうぞ。
アジ
誰でも知っている魚です。アジは堤防などで釣ることが多いのですが船に乗って沖まで行く場合は、かなり大きいサイズが釣り上げられるということも十分にあります。それなりに多い外道です。
サバ
こちらも知らない人はほぼいないでしょう。全長が30cmから40cmほどです。大きな個体になると50cmほどにもなり、堤防といった場所から狙える魚になります。アジと同じくらい釣れてしまう頻度が多いです。
ブリ
こちらも有名です。大きな個体になると1mほどにもなる魚で、当然引きもかなり強いためタイラバでブリのあたりが来てしまうとほとんどの人が釣り上げるのに苦労するほど引きの強い魚です。