カマキリの卵見たことある?見つけ方や上手な孵化のさせ方も徹底解説!

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ぜひ動画でもその凄さを体験してもらいたくて上記につけたのですが、たまたま出会ったカマキリの羽化に思わず録画してしまう気持ちはとても分かります。小さいですが生命の神秘はとても不思議に映るものです。

カマキリの卵を孵化させてみよう①卵の採取編

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どんな風にカマキリが誕生するのかわかったところで、実際にカマキリの孵化を間近で見てみたい!と思った方向けに卵を見つけた後にどのように持って変えるのか、何を用意したらいいのかなど具体的に説明していきます。

枝から切り取る方法

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まずはもちろん卵を探すことから始まるのですが探すときは木に卵鞘を産むオオカマキリかチョウセンカマキリがお薦めです。木の枝についている卵鞘の場合はは少し長めに余裕を持って切って下さい。ただ、人の家にある木などは勝手に伐採してしまうと怒られてしまう場合もあるので気をつけましょう。

ヘラで剥がす方法

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万が一自分の家、または知り合いの家に意図せずカマキリが卵鞘を産み付けてしまった場合は簡単に駆除が出来ます。スポンジ状で出来ている卵鞘は衝撃にも強いため少し固くなっています。金属のヘラを用意してい頂き剥がすように取り除いた後はビニール袋に収まるように落としてそのままごみに出してしまいましょう。

良いカマキリの卵の選び方

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カマキリの卵鞘が見つかって喜んでるのもつかの間、持ってっ帰って見たら全然羽化しない!ということにならないように注意していきたい点を上げます。まずはしっかりとした枝についていること、また色の変色にも気をつけましょう。最後に崩れているもの、これは他の虫に寄生されていたり中身が空っぽだったりするので選ばないようにしましょう。

カマキリの卵を孵化させてみよう②孵化編

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ここからは実際に孵化させるまでの手順と用意するもの、注意事項などを簡単に案内していきます。生まれたてのカマキリの赤ちゃんはとても小さくて可愛いのでぜひ頑張って卵から還しましょう。また多くの卵を産むカマキリですが卵から還った後の生存率は低いので注意しましょう。

用意するもの

出典:PhotoAC

用意しておくものは以下にまとめました。どこでも用意できるものばかりなので気軽に始められますね。後で慌てないようにしっかり用意しておきましょう。孵化してからのほうが餌を調達したり大変かもしれません。

  1. 虫かご
  2. 蓋にするための薄い布、またはキッチンペーパー
  3. 虫かごがない場合は縦長の瓶
  4. 蓋を止めるための輪ゴム
  5. 場合によっては木と木工用ボンド

卵鞘を棒にくっつける

枝についているものではなく茎などで見つけた卵鞘の場合は木材の木に卵鞘を貼り付けて固定させる必要があります。貼り付けるための木工用ボンドを用意しましょう。最初カマキリが孵化する前は縦長の瓶でも代用可能です。斜めに立てかけて安定させましょう。

場所は必ず寒い部屋

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以外にも重要なのが気温です。カマキリの殆どが秋に卵を産卵し冬は卵のまま越冬するので、万が一暖かい部屋においておくと勘違いしてしまって孵化が思いの外早くなってしまう可能性があります。未完成なままでの孵化と季節が違うことによって寿命が短くなってしまうので気をつけましょう。

驚愕!カマキリの卵から別の虫が生まれてくることも

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一生懸命育てて来たのに実は孵化しなかったとか、別の虫が産まれてきてしまったこんな経験をしたことはないですか?実は例外ではなくカマキリの卵も頑丈な卵鞘に守られているのにガード出来ない天敵がいるのです。

カマキリタマゴカツオブシムシ

まず代表的な卵鞘の天敵はカマキリタマゴカツオブシムシです。特徴黒くてまあるい甲虫です。なぜこの虫がカマキリの卵鞘から産まれるのか、それはカマキリの卵鞘に産卵をするからなんです。よく出来ていて幼虫を食べて過ごすものと、空の卵鞘にも産み付けられた幼虫は卵鞘を食べて成虫する虫がいます。

コバチ

2つ目に挙げられるのがコバチと呼ばれる蜂の一種です。代表的なのがオナガアシブトコバチで、すごく長い産卵管を持っているのが特徴です。この長い産卵管でカマキリの卵鞘に産卵し同じようにカマキリの幼虫やタマゴを食べるのを目的とします。ただ全滅するまで食べることは少ないとされています。

実は他にも寄生されてしまう生き物は世界中にたくさんいます。場合によっては私達人間に悪影響もあるかもしれません。そんな寄生虫についてもう少し情報を集めたい方はこちらもぜびご覧ください。

カマキリは冬の預言者!?

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昔からの言い伝えでカマキリはあることを預言する事で有名です。実際に実験なども行われるほどに浸透したのには訳があるのです。人間が言い伝えによって実験まで試みるなんてなかなか無いですね。どんな預言をするのでしょう。

カマキリの卵の高さで積雪量がわかる

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実は預言と言ってもカマキリは私達人間と意思疎通する力を持っていないので昔からの人間の知恵が言い伝えになって残ったものです。それはカマキリがタマゴを産む場所に密接に関係していてその高さでその年の積雪量の目安がわかると言うものでした、

実証された実験も!

この積雪量とカマキリの卵鞘の位置については実際に実験も行われたようです。高さのデータや実際の積雪について調べて一度はその可能性を秘めている事も有名になりました。ところがその後に残念ながらカマキリの卵鞘自体に雪についての耐性があることが実証され訂正されています。

ただ、科学も進歩し実験できるだけの知恵もついた今となっては言い伝え止まりですが雪国に住み、知識がない頃には積雪はとても深刻な問題です。人間は虫や動物あらゆるものを観察して生活してきたんですね。

カマキリは幸運の証!?

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なんと預言者の次は幸運の証に例えられているとのこと。これにも古くから言い伝えられているものや日本を超えて世界中からの情報を元にお伝えしていきます。カマキリは知れば知るほどスピリチュアルで魅力的な昆虫ですね。

日本では別名「拝み虫」

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日本ではカマキリを別名「拝み虫」と呼びます。由来はカマキリが獲物を狙うときのフォルムにあり、胸の前で釜を揃えてじっと捕獲する時期を待つときの姿がまるで拝んでいるように見える事から名付けれらました。全く意味は違うのですが確かに獲物をじっと待つ姿は神々しさすら感じます。

世界的には子宝の象徴!

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卵鞘のところでもお伝えしたようにカマキリは一回の産卵で多くて200個の卵を産む事から世界では子宝の象徴としても有名です。カマキリの一生をたどっていくと子孫を残すことへの強さがとてもにじみ出ているので子宝の象徴としてふさわしいのでは無いでしょうか。

カマキリと祇園祭

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カマキリは漢字で書くと「蟷螂(とうろう)」と書きます。京都市東山区にある祗園祭では神の使いとしてカマキリが崇められています。由来はカマキリが自分より強い敵にも果敢に立ち向かう姿を「蟷螂の斧を以て降車の轍を禦がんと欲す」と書いて残されているのを大事に引き継いで来たそうです。

昆虫にも別名があったり、幸運の証として崇められている物が沢山います。世界中で無数の昆虫がいるのに選ばれているのは素敵な事ですね。幸運の昆虫と呼ばれる虫に興味がある方はぜひこちらもご覧下さい。

カマキリの卵を探してみよう!

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カマキリの卵の話から生態について、また飼育方法などを紹介してきました。昆虫と人間は行動や寿命、大きさも違う生き物ですが何年も地球に歴史を築いてきた事にはかわりありません。なかなか一種類の昆虫にこだわる事も無いでしょうが今回を機会にぜひ知ってほしいです。

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