蚊の寿命はどのくらい?気になるその一生や生態、刺されない為の対策も

日本にもたくさんの種類が生息していました。細かく分けられての数ですので大まかな種類は3つになります。①ヒトスジシマカ②アカイエカ③チカイエカに分類されています。

全種類が血を吸う蚊じゃない!

日本に生息している彼らの中で人を刺して吸血するのは30種類程度といわれています。その中でも私たちが身近に見かけるのは6種類程度です。

日本に生息する代表的な蚊とその寿命は?

日本にも多くの種類が生息していますが、その中でも身近に潜んでかゆみを起こす代表的な3種類の生態と寿命をご紹介していきます。

種類①アカイエカの生態と寿命

夜寝ているときに、耳元でブ~ンと嫌な音が聞こえる蚊はこの種類です。夜行性で気温25~30度前後に活発に動きます。わずか10日ほどで成虫となり産卵のために吸血します。寿命は20~40日ほどです。

種類②ヒトスジシマカの生態と寿命

草むらに潜んで刺してくることが多く「やぶ蚊」と呼ぶことが多い大きな蚊です。寒さが苦手なので北海道には生息していないとされています。寿命は約40日です。

種類③チカイエカの生態と寿命

冬でも蚊に刺された記憶ありませんか?その正体は彼です。一年中物陰に潜み寒さに強いことが特徴で一日中元気に飛び回ります。寿命は30日程度です。

逃げるが勝ち!蚊がよく現れる場所

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蚊の種類によって活動時間や季節も異なり種類も豊富なことから、予防法を身に着け寄せ付けないことが大切です。よく出没する場所を知って予防策を身につけておきましょう。

蚊は藪や日陰が大好き

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影が好きなので隠れて潜んでいます。そして人から発生する二酸化炭素や皮膚の匂いを感知し寄ってきたり、洗濯物にくっついて家の中に侵入してきたりと、彼らから近寄ってきます。

人が大好き

人が多く集まる場所には気配につられて寄ってきます。マンションの12階ほどの高さまでどこでも出没する人が大好きな虫なのです。

幼虫は水たまりに注意

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卵を水中に産むため、自分たちで予防するためには鉢植えの受け皿の水をこまめに捨てたりして常に水が残っていないようにチェックしてみましょう。卵を産ませないようにし家付近で成虫を発生させないことが大切です。

子供用品に注意

小さなお子さんがいるお家では砂場セットなど外遊びの用具がありますが、バケツに雨水が溜まっている可能性が高く、そこも発生原因となりやすいです。

園芸用品にも注意

花の水やりに使うジョーロも水が溜まりやすいので、使い終わったら裏返しにして水を溜めにくくしておくなどの日ごろからの対策が必要です。

どうやっても蚊がお家に入ってくるのはどうして?

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家に植木鉢もないし、水が溜まっているようなものも置いていないのに、なぜ家の中に蚊がいるの?と疑問に思ったことはありませんか?実は色々な侵入口があったのです。

蚊は窓の隙間や換気口から侵入する

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暖かくなってくると窓を開け風を通しますよね。そのわずかな窓と外にできた隙間や、家の中の湿気を逃すために作られている換気口から家の中に入ってこようとするのです。

予防策

換気口には、フィルターを張っておくことで、わずかな隙間を埋めることができますので侵入口をブロックできます。窓も100円ショップなどで売られている隙間風ブロックできるテープを張ると予防できます。

蚊は網戸の隙間をくぐり抜けてしまう!

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私たちは小さな小さな穴に見えますが、彼らからすると格好の入り口に見えてしまうのです。わずかな穴ですが、小さな体なのでくぐり抜けることができてしまうのです。

対策

窓を開ける時期には、こまめに虫よけスプレーを振りかけておくとカットできます。ただ小さなお子さんの手に触らないように配慮が必要になります。

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