シェラカップ を使ったご飯の炊き方をご紹介
ますます人気が高まるシェラカップ
軽くてかさばらないシェラカップ は、アウトドアでもますます人気が高まっており、スノーピークやユニフレームをはじめ様々なブランドが商品をリリースしています。中には100円で買えるアイテムまであり、自分の目的と予算に合わせて選ぶことができます。
様々な使い方ができる万能ツール
シェラカップ は鍋やフライパンなどの調理器具やコーヒーカップなどの食器としても使うことができます。また、メモリがついているタイプは計量カップの代わりとしても使えます。ひとつ持っているだけでアウトドアライフが豊かになるアイテムです。
もちろん炊飯にも使える!
最近は一人でキャンプや登山を楽しむユーザーも増えてきており、今回は1人分のご飯の炊き方をご紹介します。1人だからこそ自由気ままに好きなものを食べたい、そんなあなたにシェラカップ を使うことをおすすめします。
シェラカップ炊飯の手順①「シェラカップの準備」
準備する道具 その1「シェラカップ 」
シェラカップ には、チタン製、アルミ製、ステンレス製の3種類がありますが、炊飯に使う場合は、アルミ製またはステンレス製がおすすめです。チタン製のシェラカップ は、軽量で頑丈ですが、熱が伝わりにくいという欠点があり、ご飯がこげつくなどのリスクがあります。また、容量は1人用であれば300ccのシェラカップ で十分です。
シェラカップ炊飯の手順②「その他の道具の準備」
準備する道具 その2「米」
今回は1人分を0.5合として米を準備します。持ち運びはジップロックやペットボトルがおすすめです。ジップロックであれば、開け口が広いのでシェラカップで米をすくい取ることができますし、ペットボトルならあらかじめ200mlや400mlのメモリをつけておけば計量する手間もありません。
準備する道具 その3「水」
水はミネラルウォーターを用意できるとベストです。アウトドアでは水の確保が困難な場合も多いですし、不純物のないミネラルウォーターを使うことで臭みのない炊き上がりになります。1人分のご飯を炊くためであれば、500mlのペットボトル1本の水を用意しておけばOKです。
準備する道具 その4「ガスバーナー」
軽量で持ち運びに便利なOD缶タイプと重量があり大きな鍋も乗せられるCB缶タイプの二種類のガスバーナーがあります。シェラカップ を乗せて使うくらいであればOD缶タイプで十分に役割を果たします。上の画像はOD缶タイプです。
準備する道具 その5「バーナーパット」
シェラカップ をバーナーの火に直接乗せると、火力が一点に集中してしまい炊きあがりにムラが出てしまいます。そこで、バーナーパットを使い、ガスバーナーの熱を拡散することでバランスの良い炊きあがりに仕上げます。また、シェラカップの位置も安定させることができます。
シェラカップ炊飯の手順③「米の下ごしらえ」
米を研ぐ
ミネラルウォーターなどのきれいな水を入れたら米を2~3回底からかき混ぜ、すぐに水を捨てます。ほぼ水が切れた状態で、ボールを握るような手つきで同じ方向に20回ほどかきまわすように米を研ぎます。
吸水させる
米を研いだ後は、シェラカップの200ccメモリを少し超えるくらいまで水を入れて米に吸水させます。夏は約30分、冬は約1時間水につけます。待っている間に片付けや食事の準備をしておきましょう。