アカマタには毒がある?凶暴な南国のギャングの特徴や飼育方法をご紹介

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とても大きな個体ではない限り、大型のプラケースで飼育可能です。大きい個体の場合は狭いゲージを選ぶとストレスを感じてしまうことがあるので、ペットに悪影響を与えないためにゲージ選びはサイズにあったものを使うように気をつけて行いましょう。

②床材

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ゲージ内の室内の湿度には注意することが大切です。そのため床材にはミズゴケを下に、その上にヤシガラを敷くとよいでしょう。また見栄えは悪いかもしれませんが、コストパフォーマンスと掃除のしやすさを考えるとあぶらとり紙やナプキンの様な紙を使うのも良いでしょう。

③水入れ

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体温調節や脱皮前に入れるためにも、体全体が浸かれるような水入れが必要です。ゲージ内の雰囲気を大切にするならば、模様のついた水入れを選ぶとよいですが、コストパフォーマンス的には大きめのタッパーなどで代用することもできます。

④パネルヒーター

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もともと生息していた地域が沖縄県周辺だったため、一年中ゲージ内の温度を適温に保たなければいけません。当然冬の間も高い温度を維持することが大切なのでゲージのサイズに合った大きめのパネルヒーターを選び暖かい環境を作りましょう。

⑤シェルター

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販売されているアカマタのほとんどは野生の個体の場合が多いため、彼らが安全できるような場所を作ることが大切です。飼育開始時には急な環境の変化で強いストレスを感じる可能性があるので、ゲージ内に慣れてもらうためにもシェルターを用意しましょう。

アカマタの飼育方法②餌

飼育するまでに必要なアイテムを5つほど紹介しましたが、こちらでは飼育することにおいて重要なエサについて解説していきます。当然野生の個体の場合が多いので彼らが満足するような好むエサを選んで購入して与えなくてはありません。

餌はピンクマウスが基本

野生のアカマタは、小型の哺乳類や鳥類、カエルや魚など幅広く捕食しており、小さなハブも食べてしまうこともあります。飼育する場合は基本的に与えるエサとしてはピンクマウス、もしくはカエルやヒヨコなどを与えます。食べ過ぎると吐き出してしまうこともあるので、若い個体であれば3日おきにピンクマウスを1~2個与えましょう。

アカマタの飼育方法③注意点

毒を持たないヘビですが気性が荒く凶暴なことで有名であり、飼育する上で注意するべき点があります。きちんとそれらを守らなければ健康な状態を維持できなくなってしまい、さらに飼い主の身にも危険が及んでしまいます。大人に成長した後も小さくて毒を持っていないヘビについて気になる方はこちらをご覧ください。

飼育環境は28℃で

先ほど説明したように、沖縄周辺でしか生息していない固有種です。もともとの生息地は温暖な気候をしているため、ゲージ内の温度が適温以下だと寒さによって衰弱やストレスを感じる可能性があります。そのため、温度は一年中28℃前後に保つようにしましょう。

基本的にハンドリングは難しい

ヘビを飼育するにあたって飼い主が気になることがヘビを使ったハンドリング。手にまとわりついてくるところは可愛らしいですが、アカマタの場合は気性が荒いため噛まれてしまう可能性が高いのであまりおすすめできません。慣れてくると成功することもありますが他のヘビとは異なるので注意してください。

多頭飼いはNG!

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小型のヘビなら捕食してしまうこともあり、凶暴で縄張り意識も強いため多頭飼いは基本的には無理です。お互いが攻撃し合い最終的には共食いをする恐れもあるので、ゲージ内に複数の個体がいるような状況が生まれないよう注意しましょう。

アカマタの飼育方法④かかりやすい病気

飼育するうえで最後に注意すべきなことは、人間が病気にかかることがあるようにペットも病気になる可能性があります。気づかずそのまま放置していると悪化してしまい、取り返しのつかないことにならないように事前に気を付けとくべき病気を紹介します。

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ビタミンCの不足、傷口感染やストレスが原因で起こる病気で、人間でいうところの口内炎のようなものですが死因の原因にもなる恐ろしい病気です。特にビタミンCや栄養の不足が原因であれば膿などを取り除き殺菌・消毒を行った後、抗生物質やビタミンの投与を行うとよいでしょう。

脱皮不全

湿度の不足や寄生虫が原因で脱皮が十分に行えなくなってしまい、拒食や血行障害をおこす可能性があります。スムーズ体温を調整させるためにも水入れはペットの全身が浸かれる大きさを用意し、健康な状態を保つことが大切です。

予め近くの動物病院をチェックしておこう

もし体調が悪くなったときや病気にかかってしまったときのためにも、万が一の場合に備えて付近にある動物病院を確認しておくことは大切です。放置していると容態が悪化してしまうおそれもあるので気になる点があれば、体調を見てあげるようにしましょう。

ハブとアカマタの違いを知っておこう

日本に生息するヘビの種類は多くはありませんが、いくつかの種類は存在します。それらの中には、ハブのような毒を持っている個体もいますので注意が必要です。ハブとアカマタを見分ける方法があるのでそちらを解説していきます。

ハブには毒がある!

ハブとアカマタは似ているかもしれませんが、二種類の大きな違いは毒の有無です。ハブは毒を持っているため、幼体であっても危険です。噛まれてしまうと後遺症が残る可能性があり、また重篤な症状を伴うアナフィラキシーショックを引き起こす場合もあります。

模様で見分けることができる

ハブとアカマタの見分け方の一つとして、模様の違いから判断することができます。ハブの場合はドーナツのような模様がありますが、アカマタの場合はわかりやすい輪郭をしたまだら模様が規則的に並んでいるので、その違いから区別することができます。

どちらでも無闇に近づかないように!

実際に発見したとしても地元の人でもすぐに見分けることは難しいので、どちらにしても無闇に近づくと危険なので離れることが大切です。さらにもしも夜に遭遇した場合は、暗くて模様や色の違いを見分けることができないので注意しましょう。

アカマタ動画映りが良いのでたまに番組企画で使われる

積極的に噛みついて襲い掛かることが多いので、番組の企画で登場することもあります。私たちが思っているような行動をするので、テレビなどの出演者を脅かす存在としてはピッタリですし、間違えなく日本のヘビの中では最も期待通りの活躍をするでしょう。

狂暴なのに毒が無いのでテレビ等で使われる事も

前に解説したように野生のアカマタは凶暴で積極的に襲いますが、毒を持たないのでその点に関しては安全です。そのため私たちが期待するようなヘビらしい動きがかなり映えるため、テレビや動画コンテンツに登場することが多々あります。

②中見出し:絶対マネはしないように!!

ただしたとえ毒を持たなかったとしても気性の荒さは他のヘビと比べ物にならないほど凶暴なので、動画を見て簡単に扱えそうだと思いテレビの真似をして無闇に近づくのはとても危険です。絶対に手や棒をアカマタに近づけて警戒させるような行動はしないようにしてください。

アカマタ見つけても絶対に近寄らないで

ペットとして飼うこともあるアカマタは、あまり見慣れない生き物ですが沖縄周辺では多く生息しており、凶暴な性格をしているため興味本位で近づくと噛まれる恐れがあるのでとても危険です。毒を持つハブと見分けることは地元民であっても難しいので、見かけることがあればそっと距離を置くようにしましょう。

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