引きの強い魚を相手にしているときにハンドルを回しているとリールには強い負荷がかかり、リールの寿命にも影響します。このリールは強度の高い素材を使用しているので、負荷に強いリールとなっているでしょう。
握りやすいハンドルノブ
強い巻き上げを行うために、まず一番最初に力が入るハンドルに注目し、握りやすくすることによって力が入るように設計されています。力が入りやすいので強い巻き上げにを実現してくれるでしょう。
詳細
- ギア比:3.5
- 最大ドラグ力:19kg
- 重量:600g
- 標準ナイロン糸巻量(3号):2号-300m・3号-200m・4号-150m
- 標準PE糸巻量(3号):1.5号-250m・2号-200m・3号-130m
- 標準ナイロン糸巻量(5号):4号-250m・5号-200m・6号-170m
- 標準PE糸巻量(5号):3号-225m・4号-175m・5号-140m
- 巻き取り長さ:80cm
- 価格:2019/5/9現在で¥21,212
Contents
一流メーカーの投げ釣り用リール: おすすめ8
シマノ ブルズアイ 5050
仕掛けを投げ込んで回収する一連の作業の多さ、扱いやすさに主眼を置いて開発されているリールになります。そのため何度も投げ込みを行えるのでチャンスも広げられるでしょう。
強くて軽量
- 出典:楽天
もちろんただ単に扱いやすいだけではありません。使っている素材は強度に優れていて、かつ軽量な素材を使用しているので、外部からの力に強くて軽量なリールとなっています。
滑らかな回転
リールの内部には滑らかな回転を与えてくれるギアを搭載しています。ただ単に滑らかになるだけではなくギアに高い強度を持たせる製法を使うことによって、高い強度が備わったギアです。
詳細
- ギア比:4.3
- 最大ドラグ力:12kg
- 重量:445g
- 標準ナイロン糸巻量:4号-250m・5号-200m・6号-170m
- 標準PE糸巻量:3号-225m・4号-175m・5号-140m
- 巻き取り長さ:84cm
- 価格:2019/5/9現在で¥18,824
収納場所に困ったら?
今回初めてリールを購入する人にとってはあまりピンとこないかもしれませんが、今回紹介したリールを含め、これから釣りをする人の中には様々なリールを購入する人もいるでしょう。
リールはハンドルくらいであればたためるモデルもありますが、決してコンパクトになるとは言えません。そこでそんなときに便利な収納アイテムを紹介していきます。
WOOD WORKS リールスタンドA【Lサイズ】ナチュラル
家の中に収納したいときに便利なスタンドです。ピンの止め方次第で自由にリールの位置を調整したり、大きめのリールを収納したりできます。また見た目も家の雰囲気を崩すことはなく綺麗に収納できるでしょう。
詳細
- サイズ:横幅625mm×高さ590mm
- 価格:2019/5/9現在で¥7,560
ベルモント リールスタンド・シルバー MR016
家に収納したいけれどもそこまで数が多くない場合もあるでしょう。そんなときにおすすめなのがこちらのリールスタンドです。必要な分だけ購入すれば無駄なく使うことができますし、リールも少し高級感が漂いインテリアに変身させてくれるでしょう。
詳細
- 材質:スチール
- サイズ:140mm×170mm
- 価格:2019/5/9現在で¥952
FUPUONE リールバッグ
こちらはスタンドではなくバッグタイプのものです。中には2000番くらいであれば最大で6個のリールを保管することができますし、手提げやショルダーベルトにより釣り場への持ち運びもできるようになっています。中身は仕切りがあるのでリール同士がぶつかる事を防げるでしょう。
詳細
- 材質:ナイロン
- 内寸:29.5cm×20.5cm
- 外寸:32cm×23cm×15cm
- カラー:カーキ・ブラック・迷彩
- 価格:2019/5/9現在で¥5,980
JET STREAM 迷彩柄リールケース
先ほどのリールバッグよりも数が多く入るケースです。スピニングリールは最大で10個の収納が可能で、中に入っている仕切りは取り外しができます。また好きなように取り付けることもできるので、大きめなリールも収納できます。
詳細
- 材質:ナイロン
- サイズ:36cm×27cm×16cm
- 重量:450g
- 仕切り:8枚
- 価格:2019/5/9現在で¥4,980
リールの機能を覚えよう
紹介の中でハンドルだのスプールだのとリールに取り付けられている部品の名称が出てきましたが、これから釣りを始める人にはわからない人が多いでしょう。そこでこの見出しで簡単に名称の説明とどんな機能があるかを説明します。
リールの部品とは?
簡単に説明すると、リールにはハンドル、ドラグノブ、リールフット、ラインローラー、ベールアーム、スプール、ローターが組み合わさってできています。ではそれぞれの部品はどのような機能があるのかを見ていきましょう。
ハンドル
こちらは説明しなくてもわかるでしょう。糸を巻き取るときに手で回す部分になります。一見地味ですが力が一番最初に入る部分になるので、この部分で力が入りづらいと巻き上げの力にも影響してしまいます。またこだわりがある人はカスタムを施している人もいるほどです。
ドラグノブ
ドラグ機能を調整する部分です。ドラグ機能とは魚の強い引きに対してラインが切れてしまうことを防ぐために、一定の力がかかるとラインが自動的に放出される仕組みのことを言い、とても大切な機能です。そのドラグの力を調整することができる部分になります。
ドラグ機能の使い方を知りたい人はこちらの記事をどうぞ。
リールフット
ロッドのリールシートに取り付ける部分になります。リールフット自体に特殊な機能はありませんがリールシートに取り付ける際にガタが出ないように注意してください。そうしなければ巻き上げるときの力がリールにうまく伝わらなくなります。
ラインローラー
ラインを巻き取るときに転がるローラーの部分です。スピニングリールには糸ヨレというライントラブルが起きやすいのですが、メーカーの工夫によって糸ヨレが起きづらくなっているリールもあります。
ベールアーム
ラインローラーのすぐ近くにある細長い湾曲している部品です。こちらはラインをラインローラーに誘導するガイドの役割を持っています。投げ込みを行うときにはこの部分を起こすことによって糸が自由に出るようになっているのです。
スプール
ラインを回収しているときに糸が巻かれている部分のことを言います。投げ釣りではこのスプールが抵抗となってしまう場合があるので、飛距離にも影響してくる部分です。メーカーの工夫によっては先に行くにつれスプール径が細くなるテーパー仕様のものがあります。
ローター
ハンドルを回すと回転する部分です。回転しながら上下運動を行うことによってスプールへ綺麗にラインが巻かれます。飛距離には特に関係ないように思いますが、巻かれているライン同士が食い込むことによって抵抗が発生し飛距離にも影響してくる部分です。
メーカーが誇る技術をのぞいてみよう
リールの部品について説明しているときに「メーカーの技術が」といったような表現がありました。ですがリールの紹介がメインになっているので、どんな技術が使用されているのかは記載していません。
そこでメーカーが誇っている技術について簡単に触れていきましょう。どのような技術があるのかを知識として持っているだけでもリールを選ぶ上で役立ってくれます。
ダイワ
一流メーカーとして有名なダイワです。この記事でも一流品のリールとして4種類を選んでいます。リールだけでもかなりの数を扱っているメーカーの技術を簡単に紹介していきます。
マグシールド
磁気を持っているオイルを使用して防水や防塵する技術です。以前はゴムパッキンで行なっていたのですが、回転が重くなってしまうという難点がありましたが、それを見事にクリアしている防水機能になります。
エアローター
前述しているローターの部分です。マグシールドを施すことによってローターの部分は防水を行う必要がなくなったため、新しく形状を変更したローターになります。回転したときにかかる負荷を分散するように設計されているのです。
ツイストバスター
こちらはラインローラーに施されている技術です。スピニングリールはラインを巻き取るときに90°方向を変えて巻き取っています。そのため糸ヨレが発生してしまうのですが、巻き取られるときにラインローラーを転がして巻き取ることによって糸ヨレの発生を抑えた技術です。
クイックドラグ
ドラグの操作を瞬時に行えるようにしている技術です。ドラグの設定でもたついてしまうと魚に逃げられる可能性も高くなってしまいます。こちらは1回転するだけで調整できるので魚とのやりとりを有利にしてくれる技術になるのです。
ZAION
こちらはカーボン樹脂のことで軽い、強度が高い、腐食にも強いという3拍子揃っている素材です。リールのボディに使用することによって、高い強度にも関わらず軽量という普通に考えると不可能なものを可能にしている技術です。
クロスラップ
ラインをスプールに巻くための方法で、巻くときにより角度をつけて×印に近い状態に巻き取ることによって巻かれたときのライン同士の食い込みを防いでくれる技術です。食い込みは投げ込みのときに抵抗になるのでその抵抗を減らしてくれる役割を持っています。
シマノ
ダイワと同様で一流のメーカーとして肩を並べています。釣り具全般を扱っていますが、リールの種類もとても豊富で、リールに使用されている技術もかなりの数があります。
HAGANEギア
こちらは外部からは見ることはできませんが、リールの心臓部であるギアに使用されている技術になります。金属を削って加工を行うのではなく、非常に強い力でプレスすることにより精度と強度を高めているギアになります。
X-SHIP
こちらも外部からは見れない内部の部分に使用されている技術です。ハンドルから入ってきた力をいかに効率よく伝えるかに注目しています。ギアを大きな径にしてギアの配置を徹底的に見直すことによってパワーの伝達を向上させる技術です。
Gフリーボディ
こちらも内部に使用されている技術です。こちらの技術はリールの重心となる部分が手元側に来るように内部の仕組みを配置しています。それによってロッドに取り付けたときの一体感が増し、より軽量に感じて扱いが楽になる技術です。
ワンピースベール
冷間鍛造という製法で作られているベールアームです。強度を増して傷がつきにくい特徴があります。また一体型で継ぎ目の段差がないのでスムーズにガイドを行ってくれて、段差に引っかかるライントラブルを防いでくれる部品です。
パラレルボディ
こちらはリールは外見だけでは気づきにくいかもしれませんが、スプールとロッドを平行に設計している技術です。それによって投げ込みをしたときにラインがロッドとぶつかる事を防いでくれるので飛距離を伸ばすための技術になります。
CI4+
こちらは新しいカーボン素材のことを言います。前から使用されていたカーボンに比べると軽さはそのままで、変形に耐える力と耐久性が非常に高くなっているのです。リールに使用することで小型化で軽量を実現させている技術になっています。
他にも様々な技術が搭載されている
「ダイワ」と「シマノ」で使用されている技術を紹介しましたが、今回紹介したものだけではありません。他にも多くの技術が搭載されていて釣り人に大きな利点をもたらしてくれるでしょう。今回は投げ釣り専用リールの紹介ですが、通常のスピニングリールにも使用されています。
ダイワやシマノのスピニングリールに興味がある人はこちらの記事をどうぞ。
投げ釣りでリールにこだわることは好釣果につながる
投げ釣りはいかに仕掛けを遠くまで飛ばせるかというのが重要になってきます。そうすれば探れるエリアが広くなるので、そのエリアにいる魚を狙うことができるからです。投げ釣りを行うなら、たかがリールと思わずにこだわって選ぶことをおすすめします。
ドラグ機能の使い方に関する記事はこちら
ダイワやシマノのスピニングリールに関する記事はこちら