豊かなカラーバリエーションを誇るキャンベルハムスターですが、大きく分けて「アグーチ」と「セルフ」に分類されるのはご存知ですか?今回は、それぞれのカラーバリエーションをご紹介していきますよ。
アグーチ編
アグーチは、背中とお腹側の体毛色が異なる種類になります。ただノーマルカラーのこともアグーチと呼びますので、気をつけましょう。それでは、どのようなカラー種類があるのかをご紹介していきます。
- ノーマル…野生色と呼称され、アグーチとも呼ばれます。
- イエロー…シナモンや、目が赤くなることからアルビノイエローとも呼称されます。
- オパール…ノーマルより少し体色が薄くなり、茶色が混じった色です。
- 黒目イエロー…サンディとも呼ばれ、全体的に黄褐色です。
- ブルーフォーン…オパールの体色に淡い黄色の混じった色です。
- ライラックフォーン…オパールと黒目イエローの体色が混じった色です。
- ベージュ…イエローと黒目イエローが混じり、明るいベージュの体色です。
- ブルーベージュ…青とベージュの混じった体色になります。
セルフ編
アグーチとは違い、全て同じ色の体毛のキャンベルハムスターのことを指します。アグーチよりも、カラーのバリエーションが多いのも特徴のひとつでしょう。こちらも種類のご紹介をしていきますね。
- ブラック…全身が黒く、ノンアグーチとも呼称されます。
- ブルー…青っぽいグレーの体毛です。
- チョコレート…チョコレート色のような体色になります。
- ダヴ…紫がかった体色をしていることから、パープルとも呼称されます。
- 赤目ライラック…ダヴの色を淡くしたような体色です。
- 黒目ライラック…赤目ライラックと毛色が似ています。
- ダークベージュ…濃いベージュ色をした個体です。
- シャンパン…淡いベージュ色の体毛です。
- アルビノ…真っ白い毛と赤い目が特徴です。
- アンブロウス…他の毛色が、普通よりも濃く出た個体の名称です。
- 黒目ホワイト…アルビノではない真っ白な体毛の個体です。
キャンベルハムスターは販売されている?
さて、カラーバリエーションが豊かなキャンベルハムスターですが、どこで入手して飼育できるのかが気になるところでしょう。そこで、飼育のためにはどのような入手方法があるのかというのをご説明していきますよ。
多くのペットショップで販売されている
その毛色の豊富さから人気が高く、ペットショップでの取り扱いが多いハムスターがキャンベルハムスターです。またペットショップでは、純粋なキャンベルハムスターとして血統書がついているものもいるでしょう。
値段はどのくらい?
販売価格は、およそ2000円~4000円が相場です。またミックスの個体や、ショップにいる期間が長い個体は比較的安く、血統書のついている個体や珍しい体色の個体に関しては少々高価になります。
里親を募集している事も
キャンベルハムスターは繁殖力が強く、一般家庭で飼育していて数が増えすぎて里親を募集している場合もあります。引き取る際には、その募集主の方が提示した条件に合わないと引き取れませんので、注意しましょう。
キャンベルハムスターの飼育方法①必要なもの
実際にキャンベルハムスターを購入したり引き取ったりして、いざ飼育しようとしたときに気になるのが環境ですよね。必要最低限の物は何か、またどのような物を用意すると良いのかをご紹介していきます。
ケージは広めの物を購入
最初に必要なのはケージです。これがなければ、キャンベルハムスターを買うことはできません。ケージにも様々な種類が販売されていますが、オススメするのはプラスチック製やガラス製のものです。
ハムスター用のケージは高くて買いづらいということであれば、水槽や衣装ケースで代用するのもよいでしょう。側面が網状のケージはオススメできません。網を噛んで歯が歪んだり、網を登って落ちてしまったりして危険だからです。
床材や餌入れ水入れ及び回し車は必須
ケージが用意できたら、床材を用意してあげましょう。木製のものや紙製のものなど、床材の種類は豊富です。最初はペットショップで使われている床材を聞いて、同じものを購入するのがよいでしょう。
そして床材を汚さないように餌皿と、給水ボトルも必要です。餌皿はハムスターが入り込んでしまわない大きさにしましょう。また回し車は、ハムスターの運動不足解消とストレス発散に必要なアイテムです。