キャンベルハムスターの歴史
キャンベル氏によってこの小動物が発見されたのは、1904年のことです。そして1960年後半に、チェコの科学者がドイツにて研究を行いました。この研究の結果から、最初は「ジャンガリアンハムスター」と名づけられます。
しかしその後の研究でジャンガリアンハムスターとは違う、別の種類であることが1984年に発覚します。そして1987年に論文が発表され、「シベリアン(キャンベル)ハムスター」と「ジャンガリアンハムスター」に分けられました。
キャンベルハムスターの故郷
彼らは中央アジアから北アジアにかけての草原地帯や、半砂漠地帯に生息しています。具体的には、ロシアやモンゴルの辺りになります。そのことから、論文では「シベリアンハムスター」と名づけられたのですね。
ペットとしての歴史
主にイギリスで、ペットとして飼われ始めた動物になります。1970年代から、すでにペットとして人気があったのです。日本で飼われ始めたのは1994年頃からということで、つい最近から主流になりつつあるペットです。
キャンベルハムスターの特徴
その動物の特徴を知っておくことは、飼育上必要ですよね。キャンベルハムスターはゴールデンハムスターや、ジャンガリアンハムスターなどとは少し違う特徴を持っていますので、飼育の指標にしてくださいね。
性格は激しい方
性格としては気が強くやんちゃで、よく噛んでくる子が多いです。警戒心も高く、飼い始めは特に噛まれてしまうでしょう。ただよく懐いてくれるようになると、手に乗ってきてくれるようにもなります。
最大の特徴はカラーバリエーション
やはり一番の特徴として、毛色のバリエーションが豊富だということでしょう。クリーム色で背に茶色の線が入っているイエローや、青っぽいグレーのセルフブルー、白い毛皮に赤い目のアルビノなどがあります。
人には慣れにくい
小型のドワーフハムスターということで、警戒心も高い個体になります。さらに噛むのは人間に対する恐怖心からくるものだとする論文もあり、飼い主に慣れてくれるまでには相当な時間が必要でしょう。