ペンデュラムキャストの投げ方講座!ポイントやコツなどもご紹介!

ペンデュラムキャストの投げ方はどのようにすれば良いのか、具体的な手順について説明していきます。コツを掴むまでは、上手くキャスティングすることは難しいかもしれません。根気強く練習してがんばりましょう!

ペンデュラムキャストの投げ方:手順①

まず初めに、キャスト前のポジションから確認していきましょう。キャストの際のコツが掴めるかという点も重要ですが、しっかりと手順を確認して実践することでキャスティングの成功率を格段に上げることができます。

投げ方①ラインの長さを確認する

ラインの長さは、ロッドを立てた状態のときにルアーが一番下のガイドの辺りに来るよう少し長めに取ります。投げにくい場合には、自分がキャッチしやすい長さに調整していきます。投げやすい長さは人によって違うので、何度か実践しながら調整しましょう。

周りに人がいないかの確認は必ずする

ペンデュラムキャストは投げ方の特性上、前後に広く幅を取る必要があります。また、ロッドを後ろに倒したり、ルアーを勢いよく飛ばすため周りの人に当たってしまうと大事故になりかねません。周りで釣りをしている人だけではなく、歩行者にも十分気を配りましょう。

ペンデュラムキャストの投げ方:手順②

ここからは、いよいよ実際に投げる動作に入っていきます。ただ前に振り抜けばいいという感覚ではなく、ひとつひとつの動作を丁寧に確認しながら行うようにしましょう。また、ロッドの角度や腕のポジションも重要になってきます。

投げ方②ロッドを振り上げる

出典:PhotoAC

ロッドを起こし、ラインの長さとルアーの位置を確認します。この時気を付けることとしては、ロッドを起こす動作と並行してルアーを押さえていた手をリリースするようにしましょう。そうすれば、ロッドを起こすときに加わる力の反動でルアーが前方に振れます。起こす角度としては、おおよそ45°くらいを意識すると良いでしょう。

ルアーの位置も確認しながら!

ロッドを起こしたときにルアーが前方に振れているかしっかり確認するようにしましょう。ルアーがしっかり前方に振り出されていれば、次の動作のときにしっかりとペンデュラム運動をさせることができます。

ペンデュラムキャストの投げ方:手順③

いよいよペンデュラム運動を利用した動作に入ります。ロッドのしなりとルアーの重み、揺れをしっかり意識しながら行っていきましょう!ここの動作を間違ってしまうとオーバーヘッドキャストという別の方法になってしまいますので、特に注意が必要です。

投げ方③ロッドを後ろに倒す

今度はロッドを後方に倒していきます。また、ロッドを支えている右ひじは直角になるよう意識しましょう。このとき、ゆっくり倒すのではなく、少し勢いをつけて前方にあるルアーを斜め後ろに引き寄せるような感覚で倒すようにします。そうすれば、次の動作へ移るときに軽い力でできるようになります。

ルアーが振り子運動をすればOK

ラインをしっかり張っている状態でロッドを動かせば、ルアーは自然とその状態に入ります。このときにラインがたわんでいたりすると、前後だけではなく左右に振れてしまいます。装備にひっかかってしまったり、投げの動作に入るときまっすぐ飛ばない原因になりますのでルアーの動きはしっかり確認するようにしましょう。

ペンデュラムキャストの投げ方:手順④

いよいよ実際にルアーを投擲していきましょう!ロッドを振りぬく力の入れ方よりも、両腕の角度の調整や振り子運動しているルアーの位置を見極めることが重要になっていますので説明していきます。

投げ方④ルアーの重みを感じながら前に投げる

斜め後ろにあるルアーが、振れ幅の最大限まで行って動きを止めたタイミングでロッドを前に振ります。前に投げるときの腕の動きは、右腕はまっすぐ前に押し出すようにし左腕は自分の体に引き寄せるような形にします。ボールを投げるときの動きではなく、パンチを撃つような動きです。

ルアーの重みを利用しよう!

ルアーをきれいに後方に揺らして、腕を動かすタイミングをしっかり計ればルアーの重みを最大限乗せることができます。そうすることで、ルアーを最大距離で飛ばしキャスティングの精度を上げることができます。

ペンデュラムキャストの投げ方を動画でチェック

前の章ではペンデュラムキャストの基本動作を説明しましたが、やはり文章だけではわかりにくいところもあると思います。ここで、わかりやすく投げ方を説明してくださっている方の動画を2本ほど紹介させていただきたいと思います。

ペンデュラムキャストの投げ方動画①

こちらの動画では、基本動作に加えてなぜペンデュラムキャストで飛距離が出るのか?という原理の紹介もしてくださっています。重要なポイントでは字幕も付けられているので、手順をしっかり確認することができます。また、動画時間も5分程度と短いですので実践前の復習として見たいときなどにおすすめです。

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