【カナヘビの飼育方法】与える餌や注意すべきポイント、冬眠までご紹介!

カナヘビを飼育する際に、必要な道具や何を食べるのかを知っておくことはとても大切です。今回はカナヘビをより良い環境で飼育するときに必ず用意するものや、餌の種類などをご紹介します。カナヘビを飼育する際に気をつけるポイントもまとめていますので、ぜひご覧ください。

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カナヘビの飼育方法①必要な道具

まず初めに飼育するうえで欠かすことのできない、その棲家になるものや必要になる飼育アイテムをご紹介します。どういったものが適しているのかを解説していきますので、カナヘビに合ったアイテムを検討してみてください。

飼育ケース

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飼育するためのゲージのサイズは一般的な大きさである30センチメートルサイズのものがいいでしょう。湿った環境を好みますので、水気に強いタイプが望ましいので、合成樹脂の素材でできているものや、ガラスでできているタイプの商品を購入しましょう。

今回ご紹介しているカナヘビは大変小型の爬虫類ですが、この地球上には人よりもはるかに大きくなる爬虫類がいます。そしてその大きな爬虫類を飼育する際も資格や許可が必要ではないのです。そんな7色に輝く、巨大蛇ベーレンパイソンについて気になりましたら、こちらの記事をぜひ読んでみてください。

底には土がおすすめ

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そのゲージ内にひき詰める床材は湿りやすい土などがお勧めになります。これはカナヘビの生態に合わせたものとなっています。新聞紙やクッキングペーパーを流用することは、あまり適しているとは言えないのでやめましょう。ゲージの底から3センチメートル以上の深さは必要になってきますので、その分の内容量を購入しましょう。

隠れ家になるもの

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カナヘビは強い光が苦手であり、また臆病な性格であります。そのため隠れ家となるような障害物をゲージ内に設置してあげましょう。湿ったり濡れても問題のないような素材のものを使用するようにしましょう。

水入れ

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大きいサイズのものを購入してしまうと、小さい個体や幼体であれば水でおぼれてしまうことも考えられてます。そのため小さめのサイズを用意しましょう。適度な深さの水入れを用意して安全に飼育できるようにしましょう。

爬虫類用ライト

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全ての爬虫類は紫外線や光が必要なことが分かっており、この生物もまた例外ではありません。このライトの用途や使用方法などは、この後の見出しにて解説して後述させていただきますので、そちらを読んでみてください。

カナヘビの飼育方法②与える餌

飼育するうえではゲージや水入れなどのアイテムはもちろんのことですが、生きていく上では必ず食料となる餌が必要になってきます。そんな与えなくてはならない餌はどんなものが適しているのかをこちらで解説していきます。

餌①小型の生きた虫

主に野生の個体では、クモや小さな昆虫類や小型のムカデなど、小さな虫全般を食べます。また食糧を十分に探し出すことができない場合は、腐敗したものや腐っている肉などを食べる食性(スカベンジャー)も少しあることが確認されています。

餌②販売されている餌用の虫

ペットショップや通販で販売され、簡単に入手できるような小型のコオロギやワームなどをエサとして与えるのがお勧めです。生き餌なのかそうでなく乾燥させてあるものかによって、お値段が多少前後してきます。

餌③カルシウムやビタミンの粉

販売されている餌用の虫のみを与え続けてしまうと、栄養成分が不足してしまい、健康状態が悪化したり、きちんと成長しなくなってしまうこともあるので、その虫の餌にカルシウムやビタミンの粉をつぶしたものをまぶして、栄養を補うようにしましょう。

カナヘビの飼育方法③餌の与え方

どんなものが餌となるのかは分かっていただけたはずですが、では一体どのくらい与えればいいのでしょうか?こちらの見出しではそのような餌の与え方について説明して記述していきます。是非ご覧になって参考にしてください。

与え方①初めは多めに入れる

まずその個体によってどのくらいの量エサを与えればいいかが分からないので、初めに多めにエサを与えましょう。はじめに多く与えることによって飼育している個体がどのくらいの量を適量としているのかを把握できるのです。次回より適量となる餌を与えてください。

与え方②食べやすい大きさにする

この生き物は自身の頭部より大きいものはエサと認識しません。そのため大きい生き餌などがありましたら、ピンセットなどを使って小さくして、食べやすい大きさにしてエサを与えるようにしましょう。もしくははじめから小さいエサを用意しましょう。

与え方③1週間に2回程度の頻度で与える

気になるのはエサを与える頻度になりますが、1週間に2回程度の頻度で問題ないとされています。そのためエサの消費量も少ないため月にかかる飼育のコストも比較的安く済むということです。残ったエサもスカベンジャーの食性を少々持つ生き物ですので、ある程度再利用することもできます。

カナヘビの飼育方法④日光浴が大切

爬虫類はどんな種類も紫外線が必要とされています。そのため直射日光を身体に浴びさせることが大切になるのです。どれくらいの時間日光浴させればいいか、また夜や室内環境でも光を浴びさせる方法も合わせて記述していきます。

一日30分ほど日に当てる

何故、日の光が大事なのかというと紫外線が含まれているからです。この紫外線は皮膚を守り健康を維持するためにも、爬虫類にとって必要な物質なのです。ですから一日最低でも30分ほど日に当てるようにしましょう。あと体温上昇させる効果もあります。

爬虫類用ライトを利用

また日中は仕事や様々な都合により忙しく、日光浴をさせてあげる時間がない人にお勧めなのが、爬虫類用ライトになります。取り扱い方法は普通のライトや照明器具と、何ら変わらないため誰でも使用できるのでお勧めです。

熱射病に要注意

太陽の光が性質上、一番合理的であり理想であるのですが、実は熱射病の危険性もあります。なので過度な日光浴や長時間日射を浴びさせることは、良くありませんので要注意しましょう。爬虫類用ライトでしたら熱射病の心配なく紫外線を浴びさせることができます。

カナヘビの飼育方法⑤飼育時の注意点

適度な紫外線が必要なため、日光浴や爬虫類用ライトが大切になることや、熱射病には十分注意しなくてはならないことは、先ほどの見出しでお話しさせていただきましたが、まだまだ飼育時に気を付けなくてはならない注意点があります。

注意点①霧吹きをする

ゲージを木製や水にぬれるとかびが発生するようなものにしてはいけない理由がこちらなのですが、この生き物は適度な湿度を要するため、定期的に霧吹きをしなくてはならないのです。湿度計を用意して乾燥しているのであればその都度、霧吹きなので辺りを湿らすようにしましょう。

注意点②温度管理

冬眠を行う生物なので、当然寒さには弱いのは当たり前ですが、炎天下の様な場所、35℃を超えてくる場合は死んでしまう可能性がありますので、適切な温度管理が非常に大切になってきます。爬虫類用のヒーター・クーラーを必要に応じて設置するようにしましょう。

注意点③脱走に注意

ヤモリとは違い、壁を上ったり歩いたりすることはできませんが、跳躍力はけっこうなもので、設置してある木やそのほかのオブジェを使い、ジャンプして脱走する可能性がありますので、ゲージ内のレイアウトを気を付けたり、ふたを常にしておくようにして脱走させないようにしましょう。

カナヘビは酸欠に注意

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