全ての爬虫類は紫外線や光が必要なことが分かっており、この生物もまた例外ではありません。このライトの用途や使用方法などは、この後の見出しにて解説して後述させていただきますので、そちらを読んでみてください。
カナヘビの飼育方法②与える餌
飼育するうえではゲージや水入れなどのアイテムはもちろんのことですが、生きていく上では必ず食料となる餌が必要になってきます。そんな与えなくてはならない餌はどんなものが適しているのかをこちらで解説していきます。
餌①小型の生きた虫
主に野生の個体では、クモや小さな昆虫類や小型のムカデなど、小さな虫全般を食べます。また食糧を十分に探し出すことができない場合は、腐敗したものや腐っている肉などを食べる食性(スカベンジャー)も少しあることが確認されています。
餌②販売されている餌用の虫
ペットショップや通販で販売され、簡単に入手できるような小型のコオロギやワームなどをエサとして与えるのがお勧めです。生き餌なのかそうでなく乾燥させてあるものかによって、お値段が多少前後してきます。
餌③カルシウムやビタミンの粉
販売されている餌用の虫のみを与え続けてしまうと、栄養成分が不足してしまい、健康状態が悪化したり、きちんと成長しなくなってしまうこともあるので、その虫の餌にカルシウムやビタミンの粉をつぶしたものをまぶして、栄養を補うようにしましょう。
カナヘビの飼育方法③餌の与え方
どんなものが餌となるのかは分かっていただけたはずですが、では一体どのくらい与えればいいのでしょうか?こちらの見出しではそのような餌の与え方について説明して記述していきます。是非ご覧になって参考にしてください。
与え方①初めは多めに入れる
まずその個体によってどのくらいの量エサを与えればいいかが分からないので、初めに多めにエサを与えましょう。はじめに多く与えることによって飼育している個体がどのくらいの量を適量としているのかを把握できるのです。次回より適量となる餌を与えてください。
与え方②食べやすい大きさにする
この生き物は自身の頭部より大きいものはエサと認識しません。そのため大きい生き餌などがありましたら、ピンセットなどを使って小さくして、食べやすい大きさにしてエサを与えるようにしましょう。もしくははじめから小さいエサを用意しましょう。
与え方③1週間に2回程度の頻度で与える
気になるのはエサを与える頻度になりますが、1週間に2回程度の頻度で問題ないとされています。そのためエサの消費量も少ないため月にかかる飼育のコストも比較的安く済むということです。残ったエサもスカベンジャーの食性を少々持つ生き物ですので、ある程度再利用することもできます。
カナヘビの飼育方法④日光浴が大切
爬虫類はどんな種類も紫外線が必要とされています。そのため直射日光を身体に浴びさせることが大切になるのです。どれくらいの時間日光浴させればいいか、また夜や室内環境でも光を浴びさせる方法も合わせて記述していきます。
一日30分ほど日に当てる
何故、日の光が大事なのかというと紫外線が含まれているからです。この紫外線は皮膚を守り健康を維持するためにも、爬虫類にとって必要な物質なのです。ですから一日最低でも30分ほど日に当てるようにしましょう。あと体温上昇させる効果もあります。