リーダーラインの結び方を動画付き解説!PEライン使用者は要チェック!

PEラインと太いショックリーダーの結び方で最強の強度を誇ると言われている結び方です。大物専用の結び方で、結ぶにはボビンという専用の道具が必要となります。それではPRノットの特徴を見ていきましょう!

特徴① <最強の強度を誇る>

多々ある結束方法の中でも最強の強度を誇ると言われています。主に船釣りやマグロ釣りなどの大物狙いの時に使います。

結び目は長く太いため、エギングや遠くにルアーを飛ばす場合は向いていませんが、ジギングなど仕掛けを投げる必要が無い場合は、この結び方の出番です!

特徴② <専用の道具を使う>

他の結び方とは違い、結ぶ際に専用の道具であるボビンを使います。ボビンは回転させながら糸を巻きつけていくのですが、ボビンの遠心力とパイプの先端からズルズルと出る摩擦力によってPEラインをリーダーに強固に巻きつけることが可能となっています。

PRノットの動画と簡単に結ぶためのコツは?

それではPRノットの動画を見ていきましょう!おすすめの動画を紹介します。この結び方は少々練習が必要となります。

コツはテンションをかけながらしっかりと糸を巻いていくことです。最初は糸がよれたりするかもしれませんが、何度か試してみると徐々にうまくなっていきますので、諦めずに結び方をマスターしましょう!

リーダーラインの長さはどう決める?

ショックリーダーを付ける目的と結び方を説明してきましたが、長さはどのように決めればいいのでしょうか?1m〜1.5mくらいの長さをとる人が多く、この長さを基準に糸の長さを決めて行くのがいいでしょう。

その他にも下記のような様々な条件によって長さを変えることも必要になってきます。

狙う魚の体長で決める

シーバス(スズキ)などの背ビレが鋭い魚をターゲットに釣りを行う場合は、釣り上げるときに魚が暴れて、PEラインに接触し切れてしまうとおそれもあります。その場合は、最低でも魚の体長よりも長いリーダーを用意するようにしましょう。

釣り場の状況によって決める

釣り場によっては岩礁が多くある場所や、テトラポットがある釣り場もあります。そういった場所で釣りを行う場合、糸が岩などの障害物に擦れて切れてしまう可能性があります。その場合もショックリーダーを長めにとることで、切れることを防ぎます。

ルアーの操作性で決める

PEラインは比重が軽く水に沈みにくいですが、リーダーとしてよく使われるフロロカーボンの糸は比重が重く水に沈みやすいものです。そのため、水中深くでルアーを操りたい場合はリーダーとなる糸を長めにすることで、操作がしやすくなります。

キャストのしやすさで決める

リーダーはどうしてもメインとなる糸との結び目がキャスト(仕掛けを投げる)する際につっかかる場合もあります。その為、ショックリーダーをロッドから出してキャストするのが一般的です。

竿の長さなどによってリーダーとなる糸の長さを変え、スムーズにキャストできるように調整するのもいいでしょう。

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