従妹とは?読み方や意味、使い方をご紹介!結婚もできるって本当?

(引用:ふりがな文庫)

こちらの作品では従妹は「いも」と読むので、姉や妹である家族のことを指します。このあと続く数行の中では主人公が病室にて鬱々としていることや周りに男性ばかりおり女っ気のないこと、そんな中で従妹が使い残していった白粉紙に女性性を感じなんとなく艶っぽい気持ちになるという描写があります。

従妹(じゅうまい)の使われ方

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藤井は妾の何人なるかを問い究る暇もなく、その人に牽れて来り見れば、何ぞ図らん従妹の妾なりけるに、更に思い寄らぬ体にて、何故の東上にや、両親には許可を得たりやなど、畳みかけて問い出でぬ。

福田英子著「妾の半生涯」

(引用・ふりがな文庫)

この作品での従妹はじゅうまいと読み、年下の女性のいとこを指します。作者の福田英子の生涯についた書かれた作品であり、この文章の中では従妹は相手から見た自分との間柄を説明するものとして使われています。

従妹と結婚できるのか?

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血縁者である従妹はとても身近な存在です。顔を合わせる機会が多い方もおり幼馴染のような彼女たちですが、もしもそこに恋が芽生えた場合結婚はできるのでしょうか。次はそのことについて解説していきます。

従妹と結婚は可能

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従妹は親族ではありますが、結婚することはできます。法律で禁止されているのは親兄妹などの直系血族及び甥や姪など3親等内での結婚であり、従妹はこれに含まれない為結婚ができるものとされています。

いとこ同士で結婚している有名人

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私たちのよく知る有名な方々も実はいとこ同士での結婚をしています。教科書にも出てくる豊臣秀吉も歴史に詳しい方の間では有名な話ですが妻の千姫はいとこです。また政治家にも多く菅直人元首相もいとこと結婚した方の1人で、結婚のについて家族や親戚からはひどく反対されたようです。

かの有名なアインシュタインもいとこと結婚をしており、初めの妻と離婚後の再婚相手もいとこです。過去に遡れば平安時代の後醍醐天皇なども2人のいとこと婚姻関係にあるなど、いとことの結婚は思っているほど少なくないのです。

従妹と結婚する時のメリット・デメリット

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従妹との結婚は意外にも珍しくないという話をさせていただきましたが、その中で紹介したように親族に反対されるなどのデメリットもあります。悪いことだけではなくメリットも合わせてお話させていただきたいと思います。

結婚のメリット

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従妹と結婚するメリットはまず昔からの友人のように気楽に過ごすことができ、またお互いのことやお互いの家族のことを理解し合えることです。自分たちの両親が兄妹であることを考えれば、例えば口論になってしなった場合や本人に言いづらいことが出てきた場合、周りへの相談が容易であると言えます。

従妹との結婚について詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめです。

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