謎の生物チューブワームとは?
皆さんはチューブワームという深海に生息するミステリアスな生物をご存知ですか?私たち人間のように地上に住む生物たちとはかけなはれた生態や特徴を持っているのです。どのような特徴を持ちまた生息域についてお話ししていきます。
多くの深海の生物たちは未だに謎が多くて、そのほとんどが完全に解明されていません。ですが深海の生物たちの多くはその見た目が奇抜であり、また奇妙で宇宙の生物ともいわれているのです。そしてテヅルモヅルもまた深海の生物です。もしテヅルモヅルについて気になる方がいらっしゃいましたら、ぜひこちらの記事も合わせて読んでみてください。
チューブワームの特徴・生態
最大の特徴はその見た目と言えます。チューブのような筒状の形をしていてくねくねと曲がり、そこから触覚の様な頭(ハオリ)を何本か出しているのです。その見た目が由来でそのような名前で呼ばれているそうです。その長さは数10㎝と言われています。
口や消化器官をもたない変わった生物で、硫黄が酸化した細菌を細胞内に取り付けて生きており、頭から出ている触覚から深海にある硫黄物質の細菌を取り込むことによって生命を維持してます。それが一体どういうことかあまり想像つかないですよね。実際に深海の生き物ということで未だに深くその生態が解明されていないのです。
チューブワームの生息域
地球の底から湧き出る熱い水の蒸気が出ているようなホットスポットや、その熱い蒸気よりも温度が低いような場所に生息しています。どちらも硫化水素を含んでいるような環境であり、このことからも生きていく上で硫化水素や硫黄が必要だということが分かります。