写真のような植物をゲージの中に設置してあげましょう。あまりにも殺風景なレイアウトですと、彼らにとっても、隠れることができずにストレスの原因になりますし、飼い主も、何か物足りない気分になり、徐々に彼らへの愛情も薄れてきてしまうことになりかねません。
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クレステッドゲッコーのおすすめのレイアウトは?
レイアウトといってもたくさんあって、迷ってしまうでしょう。ですので、良い例をピックアップしていきたいと思います。まるで本物のジャングルのようなレイアウトに仕上げてあげて、彼らを楽しませてあげましょう。
種類豊富な植物たち
いろいろな種類の植物を合わせるこういったレイアウトも見ていて飽きないです。彼らも、まるで元棲んでいたところのように感じていて、のびのびとした顔をしていますね。やっぱり植物を配置するのは定番です。
運動できる広々なゲージ
植物は控えめで、中央にドカンと木が置かれているこういったレイアウトも良いでしょう。一見飾り付けが少ないように感じますが、これはこれで、彼らを広々と運動させられ、また、彼らの動きをクリアーに追える、シンプルで奥深い配置となっています。
クレステッドゲッコーを複数体飼いたい!
一匹だけでは物足りない、子どもを作りたいので、二匹欲しいという方もいらっしゃると思います。もちろん複数体で飼うメリットもありますし、デメリットもあります。いったいどういうことなのか記事を見ていただきたいと思います。
仲間がいるので1匹よりストレスが少ない
人間も1人でいるより仲間がいたほうが心強くいられるでしょう。動物はなんであれ、1匹でいるのは心細いものです。複数体で飼うメリットは、それが挙げられます。そうして、絆を深め合った2匹のオスメスが子孫を残していくのです。
お互い傷付けあってしまうことも
彼らにも己のプライドがあり、仲間から不快なことをされたりすると、反撃をすることがあります。複数体飼う際には、できるだけその個体数分のゲージを用意してあげて、長い時間同じ場所に留めないようにしてあげましょう。
クレステッドゲッコーの餌は?どんなものを食べる?
彼らは雑食であり、生き餌から果物や専用のフード、野菜まで何でも食べます。今回は、栄養の観点からどんな食べ物をあげるべきか説明していきます。適切に与えて、栄養バランスの偏らない食事習慣を付けてあげましょう。
コオロギやデュビアなど生き餌として昆虫を与える
デュピアとはアルゼンチンに棲むゴキブリの一種でコオロギと同様栄養価の高い餌となります。生き餌の利点は、素材本来の栄養価を取ることができ、また、動きながら逃げるため、熱帯雨林に棲んでいた時のように餌を追い回すという野生本来のプロセスを踏んで食事をさせることができることです。
バナナやマンゴーなどの果物も食べるクレステッドゲッコー
彼らにとって、バナナやマンゴーなどの果物も栄養価があって、食べさせてあげるべき食べ物といえます。こういった自然の食べ物には、専用の餌に比べ、比較的喰らいつきがよい傾向にあり、そういった観点からもおすすめです。
クレステッドゲッコー用の餌も!専用フードもおすすめ
ヤモリ類に対応した餌も、ペットショップに行けばちゃんと売ってあります。彼らに必要な栄養成分をぎゅっと凝縮させているので、コオロギからだけや果物からだけでは補えない栄養もきっちり摂らせることができますが、自然本来の純粋な栄養には若干劣ってしまいます。
他にも昆虫ゼリーや野菜なども!雑食のクレステッドゲッコー
さすが雑食というだけあって、本当に何でも食べます。野菜は、レタスや葉物など人間が食べるようなものであれば結構食べます。野菜も栄養価が高くて、おすすめの餌となります。でも何でも食べるからといって変なものまで食べさせないようにしましょう。
クレステッドゲッコーが餌を食べないときに気をつけるべきこと
食用旺盛な面もありますが、時々餌を食べなかったりします。また、それが長引くこともあり、そんな状況に置かれてしまったら死んでしまうリスクも高くなります。そんな場合どんな対処をすれば最善なのかしっかり知っておきましょう。
クレステッドゲッコーが餌をしっかり認識しているか確認!
新しい餌をあげるときなどにもしかしたら、警戒して餌とみていない可能性があります。まずは、細かく切ったりして、できるだけ食べやすいようにして、警戒心を解いてあげると、次第に餌として認識してくれるようになるでしょう。
飼育前に何を食べていた?嗜好や慣れている餌を知る
まずは、いろいろな餌をあげてみると良いでしょう。食べるものと食べないもの、好き嫌いが個体によって形成されているかもしれないので、どれを食べてくれるか知ることが大事です。何も食べないようなときは、危険な状態ですので、何かしら与えることが大切です。
餌に飽きている?クレステッドゲッコーの餌を変えてみる
今までちゃんと食べていたのに、急に食べなくなると、病気になってしまったのかと思いがちですが、餌を変えてあげればバクバク食べることもあります。ですので焦らずに最初に、今の餌に飽きてしまったのではないかという可能性から考えることが大事です。
ストレスが溜まっている可能性も?飼育環境をチェック
人間はストレスが溜まると食欲をなくしてしまうことがあります。それは人間以外の動物も例外ではありません。何か間違った飼育方法をしていなかったかよく考えてみると意外とあったりするので、確認することは大切なことであります。
どうでしたか?もし、クレステッドゲッコーを飼っていてまさにそんな状況であるという方は、参考にしていただけると幸いです。もし、にっちもさっちもいかない場合は、すぐに動物病院に行って診察してもらうことをおすすめします。
クレステッドゲッコーの繁殖方法は?繁殖しやすいって本当?
彼らを赤ちゃんの時から育てたい、子孫を残して次の世代の子たちもまた育てたいと思う方も少なからずいると思います。もちろん、専門の知識が少なくとも、手順をきちんと踏めば、産卵させることは可能です。また、産卵までの環境きちんとを整えてあげれば、安心して彼らも産卵に専念できることでしょう。
クレステッドゲッコー繁殖のための準備!まずはクーリングする
クーリングとは産卵までのプロセスの前段階のことを指します。この期間中は、餌を与えるのをやめましょう。そして、そこから1週間程経ったあたりでフンの形跡があれば最後の消化が終わったことになります。
また、その約1~2か月間は日中21~23℃、夜間は17~18℃をキープしてあげましょう。その間は餌は要らないでしょう。これがクーリングです。しかし、クーリングせずそのまま産卵を迎えさせる方がいいという意見もあるため、判断は皆さん次第となります。
オスとメスを同居させ交尾させる!交尾後は別々のゲージへ
準備が整ったら、オスメスを同じゲージに入れてあげましょう。そして、交尾が終わったのを見届けたら、また別々のゲージへ戻してあげましょう。これは、交尾をしたあとにストレスを溜めてしまい、双方けんかしてしまうのを防ぐためであります。
1ヶ月ほどで産卵するためゲージの中に産卵床を準備
産卵床には比較的柔らかい土を敷いてあげると良いでしょう。そうすることで、クレステッドゲッコーの産卵時に踏ん張る力を分散させてあげられます。交尾してから3週間~1ヶ月半の間には、産卵を迎えるでしょう。
繰り返し産卵するクレステッドゲッコー!メスの衰弱に注意しよう
産卵にはかなりの体力を消耗します。それも一つではなく、多数です。そうなると、メスの体力回復までには長い時間を要します。産卵後のアフターケアを怠ってしまい、母親を亡くしてしまわないように注意しましょう。
温度によってオス・メスが変わる?卵は1ヶ月半~2ヶ月ほどで孵化
卵から無事赤ちゃんが産まれて、晴れて繁殖のプロセスが完了します。また、卵を31~32度で保つとオスが、26~31度ではオスかメスのどちらかが、25度もしくは33度ではメスが産まれるといいます。しかし、必ずしもではないので参考として考えてください。
クレステッドゲッコーのハンドリングについてご紹介!
彼らを手で触っても、警戒されないようにしたいですよね。心配する必要はありません。彼らは、かなり大人しい生物ですので、やさしく接してあげれば、すぐになついてくれるでしょう。具体的な内容を記事にしましたので、是非見てください。
クレステッドゲッコーはおとなしいためハンドリングしやすい
彼らは、見た目からも見て取れるように性格も大人しいです。ですので、よほどストレスを与えない限り、彼らが飼い主を嫌がることはないと思われます。でも、ハンドリングしすぎるのもストレスの要因になりますので、適度な回数、時間を心がけましょう。
繰り返し行うことで人に慣れるクレステッドゲッコー
最初は慣れていないこともありますので、ちょっとした時間などに少しずつ触れ合っていくと、警戒心も徐々に薄れていくでしょう。でも、あまり動きたくなさそうにしているときもありますので、そういう時に強引にゲージから出すのは、やめてあげましょう。
クレステッドゲッコーの尾を切らないように注意!
彼らの尾は一度切れたらそれが最後です。しかし、乱暴に扱ったりすると、割とすぐに切れてしまいますし、ストレスを与えすぎたりすると、自ら切ってしまうこともあります。かわいそうな姿で一生を終えるよりも、きれいな体つきのまま育てたいですよね。
ペットとしての魅力も抜群!クレステッドゲッコー
どうでしたか?噂のペットのクレステッドゲッコーを知っていただくため、記事の執筆に取り掛かりました。もし、小動物を飼ってみたいと思ってこの記事をご覧になられた方はぜひこの機会にクレステッドゲッコーを検討なさってはいかがでしょうか。きっとすぐに、家族の一員となれますよ!
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