今の20代後半~30代前半はちょうど日本がオカルトブーム真っ只中の時期に幼少期を過ごされたことでしょう。たくさんの怪談を題材にしたアニメが放送されていたので、その世代には彼は馴染み深い存在かもしれません。
というのも、彼は誰もが知っている有名な怪談アニメの題材になったことがあるのです。ここでは彼の出演しているアニメをご紹介します。
テレビアニメ「学校のコワイうわさ 花子さんがきた!!」がきっかけ
彼が有名になったのは、このアニメがあったからと言っても過言ではありません。彼のエピソードでは、子供がトンカラトンの集団に出会ってしまい、対処法を実践するも質問をしてこなかった個体にまで答えを言ってしまい、結局子供がトンカラトンにされてしまいました。
普段こどもたちを助けてくれる花子さんはこの回は子供を助けてくれなかった為、かなり子供心には怖い話になっていました。トラウマになって外の一人歩きが怖くなった子もいたくらいです。
同じアニメでとりあげられた怪異に「さっちゃん」というものもあります。童謡でもあるさっちゃんについて興味のある方はこちらの記事もご覧ください。
アニメ版二期ではトンカラトンのほのぼのエピソードも
数年後に放送された二期では自転車にうまく乗れなくて転んでしまった新米の個体が、出会った人間の少年に介抱してもらい、自転車の乗り方を教えてもらうという話が放送されました。
この怪異と同じ化け物になってしまっても案外楽しく暮らしていけるのではないかと思えるような微笑ましいエピソードです。
トンカラトンの正体は?創作?現実?
この怪異についての話は前述のアニメで取り上げられたものが初出であり、他の心霊系のアニメやテレビ番組でこの怪異が取り上げられたことがあまりありません。長年この怪異はアニメの創作怪談だと思われてきました。
しかし、最近になってこの話が実際に地方で語られていた怪談だという説が出てきました。