カワテブクロとは?もはや完全に男性のアレなヒトデの生態や会える水族館も

ちょっと卑猥ながらも、ぐてっとした姿がなんとなく愛らしいカワテブクロ。飼って自分の家でゆっくり眺めたいという人もいるかも知れません。ここでは飼育する場合の方法や道具、えさなどを紹介します。

ヒトデって飼えるの?

ヒトデは実は意外と飼育しやすく、飼ってみると奥が深い生き物です。海水が準備できればエサもさほど必要ありません。ちなみに、カワテブクロは問題ありませんが、ヒトデの仲間の中には特殊なエサが必要なものや毒があるものもいるので、事前によく確認してください。ヒトデといえどひとつの命なので、最後まで責任を持って飼いましょう。

カワテブクロっておいくら?

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カワテブクロを販売しているお店はかなりまれで、ネットショップで販売しているところはあるようですが実際のお店ではほぼ見つからないかと思います。値段も数千円から1万円超とかなり幅がありますので、ショップによく確認してみましょう。

カワテブクロの飼育方法①水槽

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カワテブクロは成長すると30cmほどの大きさにまでなるので、大きめの水槽を用意します。海水を準備し、冬場はヒーターを、夏はクーラーを使用して水温を一定に保ちましょう。特に高温には弱いので日光の当たりすぎる場所などは避けたほうが良いでしょう。

カワテブクロの飼育方法②エサ

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カワテブクロは比較的いろいろなものを食べる生き物です。魚の切り身や活きアサリなどを与えてもいいですし、週に1度程度ライブロックを入れてやるとそこについている苔や有機物を食べます。また、他に海水魚を飼育していれば、同じ水槽に入れると魚が食べ残したエサやフンを食べて水槽をきれいにしてくれます。

カワテブクロに会える水族館はここだ!

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カワテブクロに興味が出てきたけど飼育やダイビングはハードルが高い人はぜひ水族館に行ってみましょう。2019年5月現在でカワテブクロを飼育している水族館を紹介します。ただ、生物なので死んでしまうなどで展示の変更がある場合がありますので、行く前に最新情報を確認してください。

カワテブクロに会える水族館①三重県・鳥羽水族館

鳥羽水族館は三重県鳥羽市にある水族館で、飼育種類数は約1200種と日本一を誇り、また日本で唯一ジュゴンを飼育していることでも有名な水族館です。カワテブクロはその「へんないきもの研究所」というコーナーにおり、少し変わった紹介文とともに展示されています。

カワテブクロに会える水族館②東京都・葛西臨海水族園

東京都江戸川区にある葛西臨海公園の中にある都立の水族館で、イルカなどの大型の生き物はいませんが迫力あるマグロの回遊水槽で人気です。その「小笠原の海」という水槽にカワテブクロはいます。少し大きめで他の生き物もいる水槽なので、がんばって探してみましょう。

カワテブクロに会える水族館③静岡県・沼津港深海水族館

沼津港深海水族館は静岡県沼津市にありますが、沼津市が面する駿河湾は最も深いところで水深約2500mにも達する深い湾で、その立地を生かして変わった生き物や深海生物を展示しています。ここではひとつの水槽に複数のカワテブクロを展示しており、その分様々な角度から観察することができます。

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