オウギワシは猛禽類最強!その理由や生態を徹底解説!繁殖方法や子育ても

猛禽類最強の鳥、オウギワシ。英名ではハーピーイーグル、これはギリシャ神話の魔物ハーピーが名前の由来とされています。神話の魔物の名前を付けられるオウギワシ。猛禽類最強と呼ばれる理由や、人間に危害を加えるのか?動物園で見られるのか?などオウギワシに関する気になる情報をまとめました。

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オウギワシは猛禽類最強!

猛禽類最強という名をものにしたオウギワシは、体もビッグですが力も強いことで知られています。最強と言わしめる特徴を詳しくご紹介していきます。

オウギワシの基本情報

翼を開くと2メートルにも達する大きな体を時速65~80㎞の猛スピードで樹の間をすり抜けながら飛行する空のハンターです。動物食で生きているものほとんど全て食すほど食欲旺盛で狙ったターゲットは逃がしません。

英語名は神話が由来

ハーピーイーグルと呼びます。腕が鳥の羽になっていて、鋭い爪で人を襲う半人半鳥の怪物ハーピーがギリシャ神話に登場しますが、酷似とされ名づけられたといわれています。

野生界で滅多に見られない

かつて南アメリカに滞在した探検家たちは、最強の鳥を一目見ようと試みますが、滅多に見られない伝説級の鳥であり、見た目の美しさも兼ね備え、偉大な鳥だと称えたのです。

オウギワシの見た目

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鋭い爪が特徴的であの凶暴なクマよりも鋭いとされています。白と黒のボーダーラインのように羽がびっしりと生え揃い、体はグレーです。頭には黒い扇の形をした冠毛がついており王者の風格が漂います。

強い象徴とされることが多くシンボルマークとしても多く使用されます。

可愛らしい大きな黒い目

彼らの第一印象は強くて動物を襲う鳥というイメージが強いですが、意外にも正面からみると黒くて丸い目は大きくて、顔周りの毛は薄いグレーで可愛らしい顔つきをしているのです。

オウギワシの生息地

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南米大陸から中米エリアの熱帯雨林に生息しています。高い木の上に巣を作り2年に一度繁殖します。人を恐れないために狩猟されたり木の伐採から住みかが減少したことで、近年では成体数が減ってきています。

寿命は25~35年ほどで、現在300羽が生存しているといわれています。

頭の冠毛の役目とは?

黒くて美しい冠毛を持っているのが特徴的ですが、彼らにとって大きな働きをする大事な部分でした。どんな機能があるでしょうか?最強ともいえる彼らになくてはならないものだったのです。

聴覚をより感知するため

この部分は小さな耳を助ける役目をしているのです。彼らの聴覚を改善し、高い音源能力を察知するのです。そのため遠くにいながら僅かな音を感知しターゲットを見定めるのです。見つかったら最後です。

正確に音を捕らえる

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獲物であるターゲットの出す音を聞き分ける能力があるので、聞こえてくる音を頼りに近づきものすごいスピードで捕えるための準備をします。

フクロウにも備わっている

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夜行性で暗い中でも的確に獲物を捕らえることができるフクロウにも、彼らと僅かな音を感知する優れた機能を持っています。ですから自然界の暗い中でも獲物を捕らえ生きていくことができるのです。

オウギワシが猛禽類最強と言われる理由①最強の握力

鳥類の中でも強い位置に君臨する猛禽類ですが、その中でも最強といわれる彼らは生態系のトップといえます。特に強いと言われているナンバーワンの握力についてご紹介します。

猛禽類最強の握力140kg!!

強い握力を活かし大きな獲物も捕獲するまさに最強ハンターなのです。狙ったターゲットを木から、いとも簡単に引きはがし巣まで運んでしまいます。およそ4㎏前後の獲物は簡単に運べます。

自分と同じ重さにもなるナマケモノまで運べる

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連れ去っていく映像は有名ですね。ナマケモノはほぼ一日中木にしがみついているため長くて鋭い爪が特徴的ですが、簡単に引きはがしてしまう強さなのです。

ナマケモノをさらうオウギワシの動画

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