これまでの話を聞いて、どれだけ早い存在なんだと感じた人も数多くいると思われますが、なんとその速度はついに光速の領域へと進んだといわれています。
ターボばあちゃんの速度進化
先ほども紹介したように、老婆の速度は時速約150キロにまでおよぶものでした。しかし、最近では、その速度に止まることを知らないバリエーションも出てきたといわれているのです。
時速1000キロといった世界にまで到達してしまったともささやかれており、その速さはとどまることを知りません。もしかするともっと早くなっていて、人間ではたどり着かない領域まで到達している可能性もあります。
今では「光速ばばあ」というネーミングも存在する
あまりにもバリエーションが豊かで、その速さがとどまることを知らないので、ついには光速の世界にまでたどり着いているともいわれています。光の速度にまでなった老婆はすれ違えば、ただでは済まないでしょう。
速さ別ターボばあちゃんの呼称
速さが増してくることで、その呼び名もどんどん変化していきます。最初はターボだけでしたが、高速ばばあ、快速ばーちゃんなどユーモアとセンスに富んだめいめいがされています。
また、その帆兄は具体的な速度で表されるパターンもあり、120キロババアや1000キロババアといったようにまるでそんな商品があるかのようにバリエーション豊かに名づけられています。加速が止まらない老婆です。
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ターボばあちゃんには弱点も
そんな加速が止まらない老婆にも弱点があります。もし見かけることがあれば、これを知っておかないとあまりの恐怖で事故を起こしてしまうかもしれません。
その弱点とは早さゆえに曲がり切れないということです。あまりの速さで駆け抜ける老婆は、直進は大丈夫ですが曲がり角が苦手。トンネルないのカーブや道路の曲道では曲がり切れずにそのまま走り去っていくしかないそうです。唯一の弱点といえるでしょう。
ターボばあちゃんの撮影に成功!?
伝説して伝わる存在ですが、なんと撮影に成功したといううわさも流れています。本当に撮影に成功したのでしょうか、その真実について迫っていきましょう。
ターボばあちゃんが現れた!
現れた場所は六甲山の撮る一角で、地元のテレビの企画と称して撮影を行っている時でした。車内でカメラを回していると、外ですごい勢いで車を追い越す折る馬の姿が移りました。
車を追い越す黒い影
車を追い越す黒い影は、スローで確認するとまぎれもない老婆の姿で見た人たちは驚愕。その後、車に辺を感じて一度降りてみると、車の側面にドロソースの手形がはっきりと残っていました。
定点カメラでターボばあちゃんの撮影に成功
撮影の企画を中断して、急きょ老婆の撮影に目的を切り替え、山中に固定カメラを仕掛ける人達は、とうとう老婆の姿をはっきりととらえることに成功したようです。しかし、気づいている人も多いかもしれませんが、こちらはネタ動画でした。
実はWi-Fiの速さをPRするための動画だったようで、最初からネタ動画だったのです。とはいえ、老婆の存在し自体が否定できるわけではありません。今回は映らなかっただけで、もしかすると山中には実在するかもしれません。
ターボばあちゃんが登場する作品もご紹介
老婆が車に追いついて追い越してくるといった同様の題材で描かれている作品があります。題材は同じものだと思われるので紹介しておきましょう。
地獄先生ぬーべー ジェットババア
漫画ですが、こちらではほぼ同様の老婆が追いかけてきて、自身の姿にお度色板運転手の首を硬直させて事故を起こさせるというものです。今回の老婆と同様に事故を引き起こさせるという点で共通点があります。
ゆうれい談
山岸涼子作のゆううれい談にて登場する妖怪です。老婆ではなく少年が後をついてきて奇怪な現象を起こすという話になります。
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ターボばあちゃんに負けてない!存在感たっぷりの妖怪たち
伝説として伝わっているとはいえ、個性的な妖怪である今回の老婆ですが、その存在に負けずとも劣らない個性派ぞろいの妖怪は日本にはまだまだ数多く存在します。そこでそんな存在感たっぷりの妖怪を代表的な物たちを紹介しましょう。
妖怪ド変態「尻目」
のっぺらぼうの一種であるこの妖怪も個性的です。このよう界は、人に出会うと服を脱ぎだし全裸になります。尻に目があり、その一つ目を光らせて人間を驚かすのだそうです。
人間を見つけて服を脱ぐなどいろいろと突っ込みどころはありますが、個性的で実害がなさそうな点もなかなかに個性的といえるでしょう。
控えめないたずらに胸キュン「まくらがえし」
姿かたちは、仁王のような姿をしているといわれているまくらがえし。やることといえば、些細ないたずらでその名前の通り、枕をひっくり返したり、頭と足の向きを逆にするなどの小さないたずらのみです。
一家に一台「如意自在」
如意とは仏具の一種であり、孫の手のように扱われる道具でもあります。この道具から来た如意自在は、なんと痒い所をその長い腕と指で掻いてくれるのです。痒い所に手が届く、一家に一台置いておきたくなすような利のある妖怪です。
枕返しに関する記事はこちら
ターボばあちゃんに会いに六甲山へGO!
六甲山で伝説として語られる老婆。実害は少ないながらも非常に噂の絶えない妖怪です。面白い内容もありますし、底から派生して生まれた老婆たちの数々も面白いです。ぜひ気になる人は、一度六甲山を訪れて会えることを願ってみましょう。