佐村河内守の現在は?ゴーストライター騒動を振り返る!マンションが差し押さえ?

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あれほど、強い意向で訴えると会見では明かしていましたが結局のところ、裁判にまで発展することはなく騒動も消えつつあります。彼のプライドから会見では強く言ったものの口約束で交わしている部分も多かったことから証拠が集まらなかったのでしょう。

楽曲の著作権は佐村河内守のものになった

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新垣氏の同意のもと、今まで生まれた曲は彼に著作権が渡りました。登録になった以前の楽曲使用料を請求されたのですが、支払われていないとのことです。

JASRACは2014年に著作権管理契約を解除

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彼に著作権がある曲になったのですが、結局のところ誰の作品で誰が作成したものなのか定かでなく誰に著作権があるものなのか不明とし、今まで誕生してきた約100曲もの数の管理契約を解除したのです。

契約解除されるとどうなるの?

権威を持っていない作品になるため、自由に動画サイトにアップロードができることや編集をして新たな作品として作り上げることも可能になってきます。このように自分でアレンジができるようになるのです。

佐村河内守と新垣隆との間であったやりとり

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双方の意見の一致があったからこそ作品として世に出ました。のちに騒動となり著作権はどっちになるのかも大きな問題となりました。真の音楽家である新垣氏も欲しかったはずです。ですが、こんなやりとりがあったと考えられます。

新垣隆氏はゴーストライター契約していた?

作曲をする際に、曲の著作権は彼に渡すがそれ相応の対価として支払いを受け取ることという契約を交わし、陰の作曲家として動いていたと考えられています。

著作権である人物を行使しない

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新垣氏が会見で明かしているように、自分の作った曲が彼の名前を通して世に出てくれたら嬉しいことはないと気軽な気持ちでスタートしてしまったと言っています。

最初の時点で曲を作ってもらう替わりに対応のお金を払うから、結果として得られたものは著作権者ものにするというやりとりがあったとされます。

さまざまな人を巻き込んだ?佐村河内守ゴーストライター騒動の影響とは?

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一躍時の人として多くの共感を呼びてから起こった騒動なのでテレビ出演やコンサート関係者など多くの人が関わっていました。さまざまなビジネスとして成り立っていたことから大きな影響を及ぼしたのです。

予定されていたコンサートが中止に

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当時人気を集めていた音楽家のリサイタルだったため、日本各地で開催予定でしたが全て中止となり、チケット代金の返金などの対応に大忙しだったといいます。他にも週刊誌に載る予定だったため発売中止に追い込まれました。

莫大な損害

日本各地で開催予定だったことから、多額の資金が動いていました。損害金約6100万円と言われ莫大な損失金も発生しています。

オリンピックスケートでの楽曲使用で作曲者の名前を削除

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開催1週間前だったために、今からプログラム曲を変更することは困難として、高橋選手サイドは作曲者名を削除をし曲を使用する手続きをとります。作曲者を明かさなければいけないルールはないとして国際スケート連盟は曲使用を許可しました。

高橋大輔選手も困惑

選手は作曲家の経緯などを一切知らずに曲だけのイメージから自身のプログラムとして決めたと言います。五輪出場だけでもプレッシャーは計り知れないものだったでしょう。

CDの出荷・楽曲の配信を停止

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CDの出荷枚数10万枚を超える大ヒット作品だけに授与されるゴールドディスクと呼ばれる名誉ある認定を削除されます。また配信もストップになったほか、イベントで演奏される予定であった原爆をイメージした楽曲もお蔵入りとなったのです。

素晴らしい功績のはずが

現在は音楽アプリなどの発展からCDの売れない時代とされている中の10万枚以上の売り上げを叩き出したことは素直に素晴らしい功績であり、歴史にも残る曲になったことでしょう。

佐村河内守の現在は?

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一躍スターとなり多くの人の心にしみる音楽家が誕生したとメディアは賞賛したのとは一変し、多くの批判を浴びることとなった良くも悪くも注目を集めた人物は、現在どうしているでしょうか?以前の会見でテレビは出ないと明かしていた彼の現在に迫ります。

JASRACを提訴

かつて多くの人々を魅了した楽曲の複製権が、彼の名義となりましたが確定する前の大ヒットをした際の楽曲提供料を要求します。これには大規模な音楽界が全て中止となり損害支払いを命じられていたため金銭のやりくりにに困っていたためでしょう。

JASRACに楽曲使用料が未払いだと訴えますが、不服に終わり支払いに至っていません。

一連の騒動が映画化される

 

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多くの騒ぎを引き起こしたこの一連で金もうけをしようと考える人物らも当然出てきます。2016年にその名も「FAKE」として映画が上映されました。彼の自宅を中心に撮影されたドキュメンタリーでマスコミ試写席は常に満席だったといいます。

奥さんとは離婚せずに暮らす

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以前の会見で、多くの人を巻き込んだ騒動となり自宅にも連日マスコミが押し寄せ家族に対してもインタビューをします。このようになるまで妻は一切知らされておらず、蚊帳の外状態でした。

彼は離婚の意向があれば同意すると公言していましたが、現在も離婚はせずに猫一匹と共に一緒に暮らしています。

妻の名言

彼に対し、世界的に有名になる前で日本国内だけの問題だったからよかったねと励ましたのです。彼はこれだけ騒動になっているから離婚しかないと思っていたようですが妻の愛情の深さには勝てなかったようです。

ひっそり暮らしたいというものの、楽曲制作も

もうテレビには出ずにひっそりと暮らすことを宣言していましたが、ザ・グレート・サスケ氏より旗揚げ25周年に相応した作曲を依頼されており、顔は出さない条件で楽曲提供したのです。表に出るのは、もうごめんだとも明かしています。

楽曲の名前

Resurrectionと名付け、サスケ氏も彼の自宅に通い制作する姿を見守ります。ブログにも写真付きで登場しており、今回は自身で手掛けている曲のようです。

マンションを差し押さえられる

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厳しい経済状況だったようです。今までは配信停止されているので印税などは無の状態です。そして大きな損害を発生させたコンサート停止に対し約6100万円もの賠償金を支払っていかなければならず、財産として自宅であるマンションを差し押さえされたのです。

佐村河内守ゴーストライター騒動のあと新垣隆がプチブレイク!

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そんな暗い人生とは裏腹に新垣氏は明るいスポットライトを徐々に浴びるようになっています。多くの楽曲を誕生させ謙虚な性格からメディアにも登場するようになりました。

さまざまなテレビ番組に出演

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音楽の素晴らしい才能はさることながら、以前の会見で彼の悪口を言わずただ自分が悪いと謝っていた姿が世間は温かい声援で励ましてくれたため、性格の良さからさまざまなバラエティ番組からラジオ、ドラマ出演といった幅広い活躍をみせています。

作曲の依頼も次々と

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マルチな才能を発揮し、忙しい毎日を過ごしている新垣氏ではありますが本業の音楽家も熱心に活動しています。映画やCMの挿入曲、紅白連続出場を果たしている演歌歌手の坂本冬美さんへ楽曲提供もしています。

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ゴーストライター騒動で有名になれた

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今までは透明の存在しない音楽家として影に徹してきました。ですが本来は優れた音楽家であり、本当は自身が世に出て自分の作った曲だと公表したかったはずです。やっと日の当たる活動がスタートできたのです。

佐村河内守氏に感謝

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たくさんのテレビ出演を果たしたり、有名な歌手への楽曲提供など、以前では想像もしていなかった今があります。そんな今があるのは佐村河内守氏がいたからであり、感謝の気持ちを抱いているようです。

長かった影の音楽家

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自分が制作した作品が世に評価されていくことで、陰であった音楽家は自分の作品だとも言えず、やりきれない気持ちで過ごしていたことでしょう。長かった透明時代も色づき始め、ようやく彼にとって本来の音楽家としての活動や、色々な分野での活躍ができるようになりました。

佐村河内守ゴーストライター騒動後に注目された「ゴーストライター」の存在

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かつて世間を賑わせた影の存在で支えているゴーストライターという透明な存在は、果たして新垣氏だけなのでしょうか?ただ世に知られていないだけで、透明人間となっている才能ある人物がもっといるのではないでしょうか?

音楽業界では一般的?

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ポップ音楽界では、よく知られた存在であり有名な作詞家や作曲家でアイディアが浮かばないときに弟子たちへ依頼をし、多少のアレンジを加えて世に出すと言います。感謝の気持ちとして印税の何割かを弟子に渡すこともあるようです。

出版業界はゴーストライターだらけ?

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今では芸能人の半生を綴った自叙伝も多く出版されますが、執筆を生業としていない彼らが本を出すまでの文章力をいきなり開花することは難しく、代筆してもらうことで作品が出来上がるといいます。有名人としての名前を前面に出して出版するケースで使われるケースが多いようです。

みんな騙されていた佐村河内守の壮大な嘘

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小さな頃から音楽が好きで、世に出したいと夢見ていた彼は夢を叶えることはできましたが、嘘をつきそしてその嘘を固めていくために嘘をつき、多くの人は騙されていました。

嘘をついてまでスポットライトを浴びようとせず、地道に自分の身の丈に合った活動をしていれば、多くの批判を集めることはなかったでしょう。

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