「苗山事件」とは?NHK放送事故の真相とその後を徹底解説!

苗山事件とは、2007年の能登半島地震の際、NHKが現地の役所にインタビューをしたところ、インタビューに対応した苗山さんという方が突然別人のようになったという不思議な事件です。この記事では苗山事件の概要、苗山さんについて、苗山事件からの教訓まで徹底解説します。

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初めまして。皆様の関心と興味を引き付ける記事をたくさん書いていきます!
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苗山事件の概要

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この不可解な事件について皆さんにも考えていただくためにもまずは、全体的な概要を記述していきます。いつ頃の出来事なのか、そしてどういったことが不自然でまた奇妙なのか、それを皆さんにも理解して頂いて、この事件について考えてみてください。

2007年能登半島地震発生

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今から12年前の3月に日本海沖でマグニチュード7近くの大きな地震が発生しました。この地震があったことも当時は大きなショックで、日本中に報道され大きな事件となっていますが、肝心の奇妙で不可解な現象はこれによるものではないのです。では一体奇妙な出来事とはいったい何のことなのでしょうか?

中能登役所の「苗山さん」にNHKがインタビューする

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地震直後にNHKが大きな被害に見舞われた、地元の役所の人に聞き込みをするのですが、そこで中能登役所というところでそこに勤めている「苗山さん」にマイクが向けられたのです。ここまででは何らおかしいところは見受けられませんが、ここからとても奇妙な出来事が起きるのです。

インタビューの一部で奇妙な事件が発生、これを苗山事件と呼ぶ

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地震に関する現地での詳しい情報を、淡々と答えていったのだが停電状況を確認して、それについて答えている途中に、約1秒くらいの電波障害の様なものが発生して、一瞬役所側の音声が途切れてしまう。そしてここから先の出来事が大変奇妙なのです。

先ほどまで淡々と会話していたのだが、その電波障害の様なものが発生したあと、音声が復旧した後、だれがどう聞いても別人の声質に変わっているのです。それだけにとどまらず応答の仕方も不自然で、一連の会話の流れをつかんでいなさそうだったりと、このことからも急に人が変わったのではないか?と噂されているのです。

苗山事件の動画

こちらがその実際の動画なのですが、聞いていただければわかりますが、明らかに人が変わっているように聞こえるのです。まず声が高くなっているように見受けられますし、また話し方も変にキビキビしている感じが先ほどのおっとりとした人物と異なっているように感じるのです。皆さんはこの動画を見てどう感じましたか?

苗山事件の中心、謎の人物「苗山さん」とは?

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実際に事件そのものの名前にもなっているこの中心的人物、人が急に変わるという謎めいた人物なのですが、この見出しではこの人にスポットを当てて皆さんにご紹介していきます。関係者や当事者ではない私たちが知ることができる、分かっている情報を記述していきます。

皆さんも一体この人はどういう人なのか?なぜ急に人が変わるように声や対応の仕方が変わったのか?そのことについて考察しながら読んでみてください。真相が判明していないこのような事件を、一人一人が個々に意見や考えを持つことは、面白いことと言えます。

「中能登町役場総務部 苗山さん」のテロップ

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実際の当時のテレビ画面に表示されたテロップから私たちが知りえる情報は、総務部、役所、苗字という3つの項目のみであります。もちろんこの方はテレビに音声のみで出ているものの、一般人には変わりないので、プライバシー問題を考慮して放送局も必要最低限の情報を提示しているのです。

今回の主人公でもある役所の役員も、ごく普通の一般人ですからそのことをきちんと理解してプライバシー問題に関わることは避けてください。またその人について調べてたり、ネット上で意見を言うときはマナーを守るようにしましょう。

声の変化から考察する苗山さんの年齢

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あくまでも偏見でありイメージに近いものから判断すると、初めの声は40-60代の中年男性や年配が年相応なのではないかとネット上でもそう考察されていて、一方の途中から変わる声は20-30代の比較的若い男性なのではないかと言われているのです。

実際にその両者の声を聞いていただけるとわかりますが、初めは声が低く落ち着いていて、おっとりとした感じなのに対して、途中の声は変にきびきびしていて、また話し方も早く声も高くなっているように聞こえるのです。

石川県市町村職員共済組合には苗山さんが実在していた!

今でもネット上に記録が残っているのですが、石川県の公務員職員のリストにきちんとその名が載っているのです。当然ながらこちらでも知ることができるのは苗字のみでありますが、実在していることは確認できるのです。

しかしながらそのリストに載っている名前の方が、実際に質問に答えたかどうかは定かではないのです。考え方によっては誰かが変わってその名前を勝手に使い、答えた可能性も無きにしも非ずで考えられるのです。

苗山事件の2つの謎

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事件となるほど不可解で奇妙となっているのには、大きな二つの謎があるからだといえます。こちらの見出しではそんな大きな二つの謎について、分かりやすくまとめていきますので、皆さんも考察しながら読んでみてください。

その二つの謎に結びついてくるのは声の高さや質ではないのです、実際に関連づいているのはこの時の大きな出来事である「地震」そしてその現地の状況確認を目的とした放送におけるものだということなのです。

苗山事件の謎①「2人」の苗山さんがちぐはぐ

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違和感や奇妙であったり、どこか引っかかってしまうという時は、その人の発言や供述が前後で食い違っていたり、言ってることがバラバラであることが多いのです。今回のこの事件においても、犯人に取り調べの様なことを行っているわけではないのですが同様の事が当てはまるのです。

はじめに答えたときは「すぐに停電して・・・」とそのように発言しているのに対して、別人に代わったと思われる後の発言では「復旧しております!」とはっきり答えているのです。このちぐはぐな二つの答えも大きな謎といえるのです。

苗山事件の謎②地震直後、繋がらなかったはずの電話

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大きな地震が起きたら電話の電波局も障害が発生して、電話することができない、繋がらないことが起きるのは皆さん周知されているはずです。電話が繋がらないということは、言い換えれば電波が繋がらないということになります。

この時も日本中に報道され、またどの放送局でも番組が中断し、途中でニュースに切り替わるほど大きな地震であったのです。そのあと日経コンピューターの発表では地震から役4時間は電話が繋がらなかったというのにもかかわらず、現地の役所と電話が出来ていた。このことも大きな謎と言えるのです。

苗山事件についての憶測が飛び交う事態に

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このような奇妙な現象が起きた事件では、謎が解明されていません。声が変わった、言ってることがちぐはぐ、電話が何故かつながった。そのような不可解な事象の数々について、ネット上ではいろいろな人が考察して、たくさんの推理が挙げられているのです。そんな推理の数々を皆さんに多くご紹介していきます。

そんな推理の概要を読みながら、その推理にちゃんと裏付けるものがあり根拠があって正しいのではと考えてみたり、その推理はちょっと非現実的で無理があるのではと考えてみたり、色々と自身でも考察しながら読んでいただければより面白いのではないでしょうか?

苗山事件のネットの推理①途中で別人に交代した

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これはネット上だけではなく、誰しもが一度考えそうな推理で、現実的ですし可能性も一番高いとされています。実際に声の高さや質が変わっていたり、発言がばらばらということもあり合点がいくというものです。人が変わったのは何者かによる圧力ともいわれているのです。ありえそうな話なのではないでしょうか?

苗山事件のネットの推理②音声機械の故障

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声が変わって聞こえたのは、音声機器の故障や電波受信による際の障害によるものではないかという推理もあります。これも真相は分かりませんが、可能性として考えられるのではないでしょうか?声の高さや質だけではなく、話し方そのものが変わっているからそうではないという意見も上がっているようです。

苗山事件のネットの推理③テレビスタッフの不手際で混乱しただけ

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これは当事者である3人にはきちんと状況が届いておらず、電波障害と思われる音声が切れたタイミングで回線が切り替わり、他の人が答えたため不自然な映像として残ってしまったのではないか?という推理もあります。

苗山事件のネットの推理④電話の音声から中継のマイクに変えた

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はじめの声は電話の音声だったためちょっと低く聞こえてしまったために、年配の方を想像させてしまったが、途中から現場の都合により中継のマイクに変えたことにより、音質に変化がありそのため先ほどの声よりも高く聞こえてしまったというもの。こちらも可能性があるといえます。

苗山事件のネットの推理⑤2人目が本物の苗山さん

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はじめに聞き込みを受けている方には、実際に初めに名前を確認しているわけではないのです。そして2人目の方が本物であり、テロップも含めたミスによる情報操作ミスなのではないかという推理も上がっているのです。このことも可能性として全然考えられそうです。

苗山事件のネットの推理⑥2重人格説

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これはかなり非現実的だといえますが、当の本人は実は二重人格者で急に人格が入れ替わったことにより、声の高さや質、そしてしゃべり方や内容が大きく変わってしまったという推理なのです。オカルト要素が高いですがこれも一つのネット上での見解なのです。

苗山事件のネットの推理⓻兄弟説

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この説が正しかったとすると、両方とも同じ苗字ですので合点がいきますよね。声質や年齢が違うというのも理由としてきちんと当てはまります。しかし石川県のサイトに載っている役員リストに二人載っているかどうかはわかってはいませんし、突如電話を代わって対応するという謎が付きまとってしまいます。

苗山事件はホラー現象?

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この事件、一連の出来事はホラーのジャンルに分類されるのです。単なる放送事故ではなく奇妙で不可解な点がいくつもあったり、一番は別人に急に変わるという非現実的な現象であったりするなど、その音声や映像を聞くと怖くなる人も少なくないのです。

非現実的な現象が起きたとしか考えられないような事件は他にもあります。その一つは急に人間が跡形もなく消えてしまうような失踪事件です。その中でも記憶に新しく有名な岡山地底湖行方不明事件についてこちらの記事でまとめてありますので、気になる方や興味のある方は是非こちらをご覧ください。

「苗山事件」検索でホラー要素を含む言葉がヒット

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GoogleやYahoo!などの各検索エンジンで、このワードを検索するとなぜかホラー要素を含む言葉がヒットしてしまうのです。このことからもこの言葉やこの事件がホラー関連であるということが分かります。

苗山事件「検索してはいけない言葉」

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ネット上での大きなホラー要素として、一つのコンテンツとしても確立されているといっても過言ではない「検索してはいけない言葉」この中にこの事件も含まれているのです。通常この言葉は調べたり検索すると、とっても気持ち悪いことや怖い画像や、悲しい事件、そして心霊にまつわることが表示されるです。

調べてはいけないといわれていると余計に、その言葉やワードについて無性に気になってしまうことがあるのではないでしょうか?今回取り上げているこの一連の事件もその一つということで、気になって調べる人も少なくないのではないでしょうか?

苗山事件「都市伝説」

日本人ではだれでも興味を持って、面白いと感じてしまうあの都市伝説。当然有名なものから、あまり知られていないものまで諸説あり、たくさんありますがこの事件も都市伝説的に扱われているようなのです。

例を挙げると、何者かによる圧力によるものではないか?二重人格ではないか?なんていう推理もあるようにこれらはまさに都市伝説のような話であることが分かります。ですから今回ご紹介しているこの事件もあの「都市伝説」の一つとして扱われているのです。最新の都市伝説についてはこちらの記事を合わせてご覧ください。

苗山事件の真相とは?

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