「苗山事件」とは?NHK放送事故の真相とその後を徹底解説!

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ではそんな不可解で奇妙な事象が数々起きたこの事件の真相は一体何なのでしょうか?先ほどの推理のようにたくさんの見解がネット上では飛び交っていますが、その中でもとくに信憑性の高いものをいくつかこちらの見出しでまとめていきます。

信憑性が高いという基準は、急に声が変わった、話している内容が違う、なぜか電話が通じてしまうなどの大きな謎の理由となる裏付けや根拠が現実味のあるものであります。やはりそれらの謎すべてにおいて合点がいくようなものではないと、信憑性の高い諸説とは言えないのです。

苗山事件の真相には諸説がある

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この事件の真相には可能性が高いとされる諸説がいくつかあります。その諸説をまとめて掲載していきます。しかしながら真相の真実ではなく、あくまで可能性がある程度という認識を持ってください。みなさんも各々その諸説について考察してみてはいかがでしょうか?

具体的にどういった説であるか?そして可能性はどのくらいものなのか?ということを踏まえて分かりやすくまとめていきます。もしここで記述した内容だけでは満足せず、もっと深く考えたい方はご自身でもっと調べてみるのもいいかもしれません。

苗山事件の諸説①原子力発電陰謀説

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この説がどういったものか説明していきます。大きな地震が起きてしまうと、原子力発電事故を招いてしまい結果日本中がパニックになりまた大問題になる。そのことは3.11でも十分理解して頂いているはずです。この地震も大きく実は原子力発電にトラブルがあったのではと噂されたのです。

要するにインタビューの最中、非常発電というワードを言った直後に音声が途切れて例の不可解な現象が起きてしまうのですが、つまりこの後、報道したらパニックが予想される原子力発電の事故のことについて発言しようとしていて、それを隠ぺいするために慌てて途中で音声を遮断して、回線を切り替えたというのがこの説なのです。

苗山事件の諸説②電話の混線説

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地震による影響で地域の電波局や回線にトラブルが起きてしまい、混線してしまったためと言われているのです。詳しく説明すると音声が途切れてしまったときに、トラブルが起きて回線が切り替わり、全く別の人と電話が繋がったというのがこの説なのです。

ですが考えてみてください。もし仮に回線が切り替わって別の人が電話に対応したとしても、同じ苗字であることなのはたまたまにしては都合が良すぎますし、当時の通信のシステムではそのような現象は起きないのではないでしょうか?

苗山事件の諸説③苗山さん、多重人格説

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先ほどの推理でもご紹介しましたが、本人は多重人格者なのではないかと言われているのです。この症状は過去や子供の時のトラウマや虐待によって引き起こされることが多く、また記憶障害に関係しているといわれています。

滅多にそんなひとはおらず、ドラマや映画の中だけなんていうイメージは多くの人が持っているのではないでしょうか?実は800人に1人はこの症状を持っているのです。つまり全校生徒に1人はいることになるんです。かなり割合が高いと驚いたはずです。このことからこの説も可能性があると考えることができるのです。

苗山事件と苗山さんのその後とは?

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こちらの見出しではその事件や当事者である本人のその後のことについてまとめていきます。当然この事件が当時のニュースで映像と音声で全国的に知れ渡ったわけなので、多くの人がその真相に迫り、調べたり確かめた人がいたといわれているのです。

当時も不思議に感じて実際に調べたり確かめたりした人がいるのにもかかわらず、なぜ現在でも真相は謎に包まれたままなのでしょうか?その理由についてもこれから後述する内容で理解することができますので是非最後までお付き合いください。

苗山事件後、実際に役所に確かめた人がいた?

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当時のネット上でも大きな話題となったこの不可思議な事件。ネット掲示板の2ちゃんねるでは実際に電話で問い合わせたり、現地に足を運んで安否確認しに行った人がいて、その人たちはみんな帰ってくることはなかった・・・と嘘の書き込みがあちこちでされていたのです。このことでもホラー要素が印象付けられたのでしょう。

もちろん実際に役所に電話して、問い合わせをしてみたり在籍確認をした方はいるのでしょうが、実際にはホラー現象のように、そういうことをした人たちが消えたり帰ってこなかったということはありません。ネットの掲示板で書いてあることを鵜呑みにしてはいけません。

苗山さんは実在したのか?

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では実際に当時電話などで問い合わせをして、在籍確認した人は存在の有無を確認できたのでしょうか?残念ながら実際確かめることができて、安否確認が取れたというソースはネット上では確認できなかったのです。

調べたものは消えてしまい帰ってこないという嘘の悪い噂がひとり歩きしてしまい、真相もつかめないまま、ぼんやりとした不気味な事件として我々の記憶に根付いてしまったのです。現在もその真相はわかっていません。

苗山事件は事件後、ネット上でネタとして扱われることも

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大きな地震による大規模な災害となってしまい、感慨深い出来事に結びついているのにもかかわらず、その一連の放送や奇妙な事件は、その後主にネット上でネタとして扱われてしまうことになってしまうのです。

このように本来ネタとして扱ってはいけないようなことを、面白がって噂したりネタにしたりしてしまうのは私たち日本人の悪い文化と言えるのではないでしょうか?ここから先は今回の奇妙な事件が私たちに残した教訓を語っていきます。

苗山事件が元となったフェイクニュース

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今回のテーマであるこの事件は、当時あまりに不可解な事象が起きてしまったため、ネット上でもかなり話題となりました。当然その真相を知りたい方が多くいたので、関連となるウェブサイトやブログサイトなどもたくさんありました。

この事件の全貌や真相について興味のある人が多いのをいいことにして、嘘の情報や噂を真実として書いてあるようなフェイクニュースもたくさんあったのです。どういったものがあったか皆さんにご紹介していきます。

【石川地震】「安否を尋ねる声殺到で、中能登町役場がHPで異例の告知!」

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この見出しのタイトルのようなウェブサイトが掲載されていましたが、そこのページを実際に開いてもそのような内容の事には一切記述されておらず、嘘の情報で興味を引き付け、騙してそのページを開かせるという悪質なサイトも存在していたのです。

ネットに関しても予備知識や暗黙の了解などを知らない人や、そのタイトルだけで内容を判断してしまう人からしたら、それを信じてしまう場合もありますし、このような情報操作は大変悪質なものと考えられます。

苗山事件に尾ひれをつけた、偽の苗山事件についての記事も

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色々なネット上の見解や噂、個人の推理などが実際に起きたことになり、実際の事実とは異なる形で我々に伝わってしまったり、事件の概要の大袈裟に変えたり都市伝説っぽく、嘘の情報が書いた記事などもネット上にあげられていたのです。

現代では当たり前のように私たちの身の回りに存在するネットというマスメディアは、大変便利で手軽に利用することができますが、利用するうえではきちんとそれが真実であるか見極めたり、簡単に内容を鵜呑みにしないなどの正しい判断基準が大切なのです。

日本の有名なフェイクニュース

先ほどのような嘘の情報を書き記し、誤解や混乱を招いたりしてしまうフェイクニュース。ほかにもそのような情報操作がいくつかあります。日本で有名なったそんなウソのニュースをいくつかご紹介していきます。

芸能系・エンタメ系

よくあるのが芸能系です。大物俳優とアイドルが熱愛、密会とか、逆もまた然りなわけですがそのような芸能ニュースが週刊誌などで良く飛び交っています。この場合は読者や視聴者も、それがそこまで信憑性がないものだと理解し、あまりうのみにせず噂程度に楽しんでいるのです。

動物園のライオン脱走事件

九州の熊本で起きた震災の際にTwitterなどで「動物園の肉食であるライオンが脱走して徘徊している」と嘘情報がリツイートやつぶやきで広まりました。このことはどこか今回のテーマである不可解な事件と似ていて、現地の人に大変迷惑となる行為なのです。情報元を確認したりして正しいかきちんと判断することが大切です。

苗山事件から考える災害地域への対応

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今回の事件はそもそも災害の直下である現地の人にその状況をインタビューしたときに起きたものなのです。ですからいくら興味や関心があったとしても、その地域の方々に対して絶対迷惑をかけてはいけないですし、対応やマナーについても考えなくてはならないのです。

こちらの見出しでは同様のことが起きたとしても絶対にしてはならないこと。今回の事件を通して私たちが学ばなければならない教訓について、皆さんと共に考えていきましょう。日ごろからネットを利用する我々日本人も今一度考えてみてください。

興味本位で災害地域へ連絡しない

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地震だけではなく大きな災害があった場合、当事者でない人たちが興味本位で、面白半分でその災害地域に闇雲に電話したり、問い合わせしたりするのは絶対にやめましょう。被害に見舞われている人たち大勢の方が安否確認や状況を知る上でネット回線を集中的につかっているのです。

また災害の影響で地域の電波局や回線にトラブルや混線が起きてしまっていることは十分に可能性がありますので、絶対に復旧や現地の地域の迷惑となる行為はしないでください。これは必要最低限のマナーと言え、普通の考えや思いやりを持っている方でしたら理解して頂けるはずです。

ネットの情報のみを鵜呑みにしない

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どんなことでもいえることなのですが、ネットの一つの情報のみを鵜呑みにしてはいけません。今回の事件のように噂や嘘を本当のことのようにまとめてある、フェイクニュースも存在するのです。正しい判断基準とネットに対する正しい意識をもって利用するようにしましょう。

ネット上だけではなくうわさ話や都市伝説を本当と思い込んで、知識として身に着けてしまうのは危険でありよくありません。それがうわさなのか本当の事なのか、それを判断する大人の感性を持ち合わすことが大切なのではないでしょうか?

ネットリテラシーに注意しよう

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私たちが日ごろ当たり前のようにつかうネットの世界。そこにはたくさんの情報や知識が文章だけではなく、映像や音声も載っていて大変便利な大きなコンテンツなのですが、それ正しく利用するにあたって判断基準や必要最低限の知識を持たなくてなりません。

危ないソフトやアプリもある

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何の知識もなしに興味本位でソフトやアプリをインストールしてしまうと、そのパソコンやスマホなどの端末にウィルスが入ってしまい壊れてしまうだけではなく、個人情報を抜け取られてしまう可能性もあるのです。正しい知識や判断基準を持っておかないとこのような事態を招いてしまうのです。

犯罪につながる場合もある

正しい知識がないと犯罪につながる場合もあるのです。具体的には著作権があるものをDLしてしまったり、違法なサイトを利用してしまったりすることです。ありとあらゆるものに著作権がありますので、そのことを頭に入れ、法律を守ってネットを利用するようにしましょう。

苗山事件により災害現場への対応を考えるきっかけに

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今回の記事では今から役12年も前に起きた奇妙な放送事故による苗山事件について、それがどのように不可解であったか、どういうひとであるかなどをまとめていきました。また大きな謎を裏付ける根拠があり合点がいく推理や説も合わせて紹介していきました。読者の皆さんからしたらどの見解が一番真相に近かったでしょうか?

真相が解明されていない奇妙で謎の事件として、多くの人間の関心や興味を引き付け、そのせいかたくさんの噂やフェイクニュースも出てきてしまいました。また災害の直下にある地域に興味本位で問い合わせる人も中にはいたのです。今回のテーマである不可解な放送事故は、災害現場への対応を考えるきっかけとなったのではないでしょうか?

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