ギネス認定「ラーテル」は最小にして最強の哺乳類?おばかでかわいいその生態とは?

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蜂蜜だけではなく蜂の子も大好きで巣ごと食べてしまします。

ハチミツハンター「ラーテル」と誘導要員「ノドグロミツオシエ」

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キツツキの仲間である「ノドグロミツオシエ」は、自分自身では蜂と対抗する術を持っていませんが、怖いもの知らずのラーテルがいれば、蜂蜜をゲット出来る確率が上がるという事が分かっています。

その為、蜂の巣の場所が分かると大きい鳴き声を上げて場所を知らせてくれるのです。

win winの運命共同体

蜂の巣のある場所を教える事で、ノドグロミツオシエは襲われた蜂の巣から安全に蜂蜜の残りを貰う事が出来ますし、蜂の巣を見つける能力のないラーテルにとっては、教えてもらえれば簡単に蜂の巣を襲う事が出来るでしょう。

蜂の攻撃に悶絶するラーテル

蜂を怖がる事はないにしても、蜂も巣を壊されて黙っているわけはありません。

背中は硬くてゴムの様になっている皮膚で守られているにしても、守られていないお腹や鼻の部分を特に狙って反撃をするようです。

ラーテル歩兵装甲車

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名前にちなんで付けられた装甲車がある事をご存知でしょうか。歩兵装甲車とは、戦闘車とも呼ばれ、1968年に開発された南アフリカ製の装甲車です。

操縦席は防弾ガラスで囲まれており一般的な戦車よりも見やすくなっています。

硬い無敵の皮膚を持つラーテルが由来の装甲車

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無敵の皮膚で怖いモノ知らずの異名を持つラーテル(ミツアナグマ)の名前を貰い、開発された装甲車で、様々な改良型が生みだされています。

装輪式の装甲車の中ではとても厚みがあり、硬い装甲です。

どんな敵にも立ち向かう不屈の精神

分厚い皮膚をもって強く硬い防御力をほこり、どんな大きさの動物であっても敵として認識したならば、鋭い牙と鉤爪で立ち向かっていくという不屈の精神にもあやかって名付けられたのではないでしょうか。

ラーテルがトレンドワードに浮上!?きっかけは?

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何故か2018年のトレンドワードに「ラーテル」の名前が入った事があります。

これまでにも何度かトレンドワードとして浮上した事がありましたが、一年ぶりに浮上してきた理由についてご紹介します。

ラーテルはなぜ死なないのか?という子供からの質問

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日本に棲息している身近な動物というわけではない為、名前を聞いた事がない方も多いはずですが、なぜトレンドワードに浮上してしまったのかという理由については、子どもからの質問によるものだとされています。

ラーテルを特定しようとする人続出!

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子どもの質問コーナーでは「なぜ死なないのか」「アニメで知った」という様な内容であり、どのアニメで知ったキャラクターなのかという事を特定しようとする人が数多く現れた様で、その為トレンドワードに浮上したのではないでしょうか。

「ポコポッテイト」のラーテルVS「キリングバイツ」蜜獾(ラーテル)

キャラクターとしてはNHKで放送している「おかあさんといっしょ」の中にムテ吉と呼ばれるラーテルをモデルにしたキャラクターが存在しており、アニメ作品だと「キリングバイツ」と呼ばれる獣人同士のバトルを描いた作品の中に可愛い女の子のキャラクターとして登場します。

ポコポッテイトとは

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「ポコポッテイト」とは、NHKのEテレ子ども向け番組「おかあさんといっしょ」内で放送されている作品。

ラーテルのムテ吉、マンチカンのミーニャ、ジャコブヒツジのメーコブの三人が、ぽてい島を舞台にほのぼのとした日々を過ごす物語です。

ムテキチ

「おいら無敵のムテ吉だーい」で登場する元気いっぱいな男の子で、ザラメせんべいが大好物、お風呂掃除が日課でいつもデッキブラシを持っています。

獰猛な性格ではなくどちらかというと泣き虫な部分も持っており、実際のラーテルとは異なる部分も多いでしょう。

キリングバイツとは

キリングバイツ6(ヒーローズコミックス)

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キリングバイツは2014年から連載されている漫画作品です。それぞれ特徴のある獣の能力を持つ者同士が賭け試合としてバトルを繰り広げるバトル漫画になります。

原作が村田真哉さんで作画は隅田かずあささんでアニメにもなりました。

原作コミック

キリングバイツ1(ヒーローズコミックス)

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アニメ作品としても2018年の1月から放送されており、全12話の構成でした。

ミツアナグマの名前を持つ主人公の宇崎瞳は、実際のラーテルと同じように毒に対する耐性を持ち、回復力だけでなく攻撃力も生まれつき持っています。

獣人たちによるバトル

賭け試合である「牙闘(キリングバイツ)」は、4つの財閥が用意した獣人同士を戦わせるもので、財閥の権限をかけた代理戦争でもあります。

様々な生物の特徴を持つ獣人が、特徴を活かして攻撃しあい、壮絶なバトルを繰り広げる作品です。

どちらの作品なのか他の作品なのかわかっていない

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子どもの質問からはじまった作品特定ですが、どちらのラーテルも強くて魅力的なキャラクターです。

もしかすると他の作品の可能性もありますが、子どもが疑問を持ったことでトレンドワードにまで浮上し、様々な人が興味を持ってくれるというのは、ラーテルにとっても嬉しい事でしょう。

ラーテルが登場する作品

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他にも「ラーテル」が登場する作品があります。どのような作品に出ているのか、自分で知っている作品があるかどうかチェックしてみて下さい。

興味があれば作品を見てみると、イメージと違った「ラーテル」を楽しめるのではないでしょうか。

ライオン・ガード

ライオン・ガード/生命の大地 (吹替版)

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ディズニーチャンネルのテレビアニメーション「ライオン・ガード」という作品にも登場します。

「ライオン・ガード」はライオンキングで主人公だったシンバの息子であるカイオンが主人公となっている作品で、プライドランドを守るためのライオンガードの仲間になっているのがラーテルのバンガです。

けものフレンズ

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軽快な音楽と可愛らしいイラストでアニメ作品として人気の高い「けものフレンズ」にも登場します。

相棒と呼んでいるノドグロミツオシエと一緒に行動している女の子がラーテルちゃんです。実際のラーテルもノドグロミツオシエと共生関係にあります。

ラーテルは飼える?

日本でペットとして飼っているという話は耳にしたことがありませんが、ペットとして飼うことが出来るのか、疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。

ここでは世界一怖いもの知らずの動物をペットとして飼育出来るのかについてご紹介します。

無敵かつ無謀なラーテルは販売アリ!

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一般的なペットショップでは扱いはありませんが、インターネットでは販売している店舗もあるようです。

しかし価格が手ごろな値段ではない為、気軽にペットとして飼いたいと思えないでしょう。個体を購入したとしても、その後の飼育費用を考えると「難しい」と考えるのが妥当です。

ラーテルは「飼える」が飼育最高難度

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購入する事が出来、飼育できる環境が整っていたとしても、飼育方法は最高難度であると言わざるを得ないでしょう。

気性が荒い事、スカンク並みの悪臭を放つ臭腺を持っている事、猫を撫でる様なコミュニケーションをとる事は難しい等の理由から、ペットとしては向いていない事がわかります。

ペットに向かないラーテルを動物園に見に行こう!

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「ラーテル」がペットに向かないという事が分かっても、世界一怖いもの知らずな動物に合いたいという方は、動物園へ観に行ってみてはいかがでしょうか。

日本では飼育している動物園はわずかしかありません。

日本でラーテルを見られるのは「東山動植物園」

ひと目見たいのであれば名古屋にある「東山動物園」へ行きましょう。日本で唯一ラーテルを飼育している動物園で、他の施設で目にする事は出来ません。

博物館などではもしかしたら剥製などがあるかもしれませんが、生きたラーテルを見たいのであれば東山動物園に行きましょう。

東山動植物園へのアクセス方法

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「ラーテル」を見に行く為、名古屋にある「東山動物園」に行くには、どのような経路で行けばよいのかご紹介します。

電車や新幹線を使う場合、地下鉄に乗り換えて東山公園駅に下車し、3番出口から徒歩3分で到着します。他にも乗用車で行く場合には名古屋インターから県道60号線を西に向かって15分ほど走らせると到着します。

痛がりながらも猪突猛進!そんなラーテルに萌える

世界一怖いモノ知らずな動物としてギネスにも掲載されている「ラーテル(ミツアナグマ)」についてご紹介しましたがいかがでしたか。

怖いもの知らずで荒い気性を持っていながらも、小さくて可愛らしい一面もあり、蜂に刺されながらも大好きな蜂蜜めがけて猛進していくラーテルは魅力的な面白さを持っていると言えるのではないでしょうか。

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