ギネス認定「ラーテル」は最小にして最強の哺乳類?おばかでかわいいその生態とは?

猛禽類ではワシが「最強」と言われています。わしの中でも大きくて力強い脚をもち、鉤爪の長さが25cmもあると言われているのが「オウギワシ」です。

ハンターとしても優秀で、木にしがみついているナマケモノの様な大きな動物でも軽々と捕まえて飛び上がる事が出来ます。

カバ

werner22brigitte / Pixabay

絵本や動物園などで見かける可愛らしいイメージのある動物ですが、実は陸上生物の中で最も強いと言われている事をご存知でしょうか。

ゆっくりと動いている姿を見る事も多いですが、見かけによらず素早い動きが出来、ワニを噛み殺す事も出来る程の噛む力を持っています。

クマ

Bergadder / Pixabay

クマも最も強いと言われている動物のひとつで、ホッキョクグマやグリズリーなど、棲息地は違いますが、攻撃力が高く陸上生物の中ではあまり天敵はいません。

仕留めた獲物を食べきれない場合には埋めておきますが、食べきれなくて埋めた獲物でも執着心が強く、横取りしようとする動物に対して攻撃します。

ラーテルと比較される最強動物クズリ

litolka / Pixabay

ラーテルと良く比較され、同じ様に最強動物と呼ばれている生き物に「クズリ」という動物がいます。

棲息地が全く被らないという部分以外は、お互い身体も小さくイタチの仲間である事も一緒です。

北半球最強動物

北半球の針葉樹林帯に棲息しており、小さな悪魔と呼ばれ恐れられている生き物です。

自分よりも大きな身体を持つ獲物にも恐れずに立ち向かっていく事で気性が荒く獰猛な「最強」動物と言われています。

二匹は決して出会う事はない

MabelAmber / Pixabay

北欧など、寒帯地域に棲息している為、熱帯地域に棲息するラーテルとは出会う事はありません。

お互い小型のイタチの仲間である事、獰猛で気性が荒い性格である事などから、二匹が出会ってしまったらどのような戦いになるのか、様々な予想が建てられています。

イタチ科動物は最強

Free-Photos / Pixabay

ご紹介した様に、イタチの仲間である二匹の動物は強いという事が分かっています。

他にもイタチの仲間にはイイズナと呼ばれる動物もいて、イイズナは小さいながらも自分の体長よりもはるかに大きい野ウサギなども捕食対象とする場合があり、イタチ科の動物は怖いモノ知らずであると言えるのではないでしょうか。

ライオンにも立ち向かうラーテル!

性格からか、百獣の王と呼ばれたライオンと出会っても逃げる事なく立ち向かっていってしまう怖いもの知らずな動物です。

では天敵と呼ばれる存在の動物はいないのかと言うとそうではありません。

ラーテルの天敵「ライオン」

Alexas_Fotos / Pixabay

実は天敵と呼ばれている動物は、立ち向かっていってしまう「ライオン」です。

スカンク並みの悪臭を放つため、食肉にする事を避けられているのか、滅多に襲いかかってくる事はありませんが、弱いお腹の部分を噛まれると致命傷になってしまうでしょう。

気の荒いラーテルの繁殖期

9月から12月にかけて繁殖期となり、巣穴を掘ってその中で子育てをします。縄張り意識も強く、繁殖期の気性の荒さで、縄張りに入ってきた大型動物には誰かれかまわず攻撃を仕掛ける事もあるでしょう。

NEXT 狙われるラーテルの子供