【洒落怖】シシノケの正体とは?体験談や特徴をご紹介!目撃者の後日談も

【石川県での体験談①】なぜかシシノケに追われることになった目撃者

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ただキャンプを楽しんでいただけなのに、なぜか謎の生物に目を付けられてしまったAさん。ただならぬ愛犬の様子からも、その生物が良くないものであるのは明らかでした。この得体のしれない何かから、Aさんは果たして逃げ切れるのでしょうか。

顔を合わせてしまった目撃者!シシノケに追われることに

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犬が吠えている方を見ると、そこには冬用の寝袋程度の大きさをした毛虫のような生き物が横たわっていました。それが先ほどの猫のような声を上げながら、陸に打ち上げられた魚のように跳ねていたのです。Aさんが当惑していると、その生き物が振り向きました。

その瞬間金縛りに合って動けなくなったAさんは、まともに顔を合わせてしまいます。それは顔というより穴でした。筒状の胴体に黒い穴が空いただけの顔に触角が3本生えていて、その先に目のようなものがついているのです。暗くてよく見えませんでしたが、Aさんにはこちらを見つめているように感じられました。

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その時、犬に靴を噛まれてAさんの金縛りが解けました。慌てて犬と共にテントへ逃げ帰り、熊よけのガスガンを構えていましたが、そのうち鳴き声が突然ぱたりと止みました。Aさんは今の内にと管理人室へ電話をかけ、助けてもらおうとしましたが何度かけても繋がりません。

更に、電話を諦めかけたAさんの耳に絶望的な音が聞こえてきました。何かが草の上を這いずる音。それは確実にさっきの生物でした。這う音は徐々にこちらへ近付き、入口で止まりました。犬が身構え、Aさんもガスガンを入口に向けて相手の動きを待ちました。すると、子供のような声で「チッ…チッ…イトッ…シャ…ノウ…」と聞こえてきたのです。

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その時でした。犬がその何かに向かって思い切り噛み付いたのです。「ギャアアア」と叫び声が聞こえ、Aさんは勇気を出して外に出てみました。そこにはさっきの生き物が苦しんでいるようにのたうち回っていました。Aさんは止めを刺すようにガスガンを一発その黒い顔に撃ち込み、急いで犬を連れて管理人室へ向かいました。

管理人室へと逃げ込むもそれでもなお追ってくるシシノケ

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途中、転んでずぶ濡れになりながらもAさんは管理人室へ辿り着きました。激しくドアを叩くと管理人さんが鍵を開けてくれました。Aさん達は転がり込むように中へ入り、すぐ鍵を締めるよう頼みました。しばらくして落ち着いた後、Aさんは管理人さんに事の顚末を話しました。話が進むに連れ、管理人さんの顔が強張っていくのがわかりました。

話を聞き終えると管理人さんは猟銃を持ちだし、慌てて部屋の戸締まりを確認し始めました。管理人さん曰く、それは土俗の神様だそうです。カモシカを食べる等の伝承があるとは聞かされていましたが、管理人さん自身は信じていませんでした。一応、姿を見たという話を聞いた事はありましたが、追い掛けられた話は初めてだと驚いていました。

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話が一段落すると、Aさんは疲れもあって眠ってしまいました。しかしその数時間後、管理人さんに肩を揺すられ再び起こされます。管理人さんによると、また例の赤ん坊のような声が聞こえたそうです。Aさんと管理人さんは暖炉に薪をくべ、火を絶やさないようにしました。耳を澄ますと、確かに例の声が聞こえてきます。

しかし2人はどうしても外が気になり、窓からこっそりと様子を探りました。声は玄関の方から聞こえてくるのですが、外は真っ暗で何も見えません。その時、ドアをドン、ドンと叩く音がしました。体当たりをするような音です。その音に混じってあの猫のような鳴き声も聞こえてきます。管理人さんとAさんは再び武器を構えました。

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その後静寂が数分続き、管理人さんと顔を見合わせた時です。ドンドンドンドン!と、先ほどとは比べ物にならない激しさでドアが叩かれました。急いで管理人さんが銃をドアへ向けて撃ち込むと、弾が当たったのか音は止みました。しばらくしてドアを開けてみましたがそこには何もおらず、代わりにいくつも硬い針のような毛が散らばっていました。

【石川県での体験談①】無事朝を迎えた目撃者!シシノケはどこへ?

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猟銃で謎の生物を撃退した2人と1匹。管理人室で何とか無事に朝を迎える事が出来ました。その後猟友会の人たちと共にテントを回収に向かったAさん。しかし、そこでまた恐ろしい光景を目にします。

目撃者のテントにはシシノケの無数の毛が残されていた

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朝になると管理人さんが地元の猟友会と連絡を取り、合流後にテントへ向かいました。テントを確認すると、何かに押し潰されたような形でAさんのテントも荷物もめちゃくちゃにされていました。そして残骸の上には昨日玄関で見たものと同じ毛が無数に落ちていたそうです。

シシノケに噛みついた犬は口に怪我を負うことに

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猟友会の人に送ってもらい、Aさんと愛犬は帰路に付きました。けれど、その硬い毛に噛み付いてしまった犬は口の中に大怪我を負い、命に別状はないものの何日か入院する事になってしまいました。犬はその後、数日で回復し餌を食べられるほど元気になったと後にAさんから報告がありました。

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