コウモリがかわいい!基本的な生態と魅力、人気の種類を画像でご紹介!

野生のコウモリが多く存在しているオーストラリアでは、不慮の事故により野生ではいきれなくなってしまうコウモリも多く、人々の手で治療やリハビリ、または生活サポートを行うコウモリ孤児院が設立されています。

オーストラリアのコウモリの孤児院とは?

孤児院という名前から育児放棄をイメージしてしまいますが、実際には人による開拓や事故、外敵からの攻撃によって親を失ってしまった幼いコウモリの子供たちを保護して人工保育を行い、野生復帰を目指すために活動を行っている施設です。

コウモリの赤ちゃんがとってもかわいい!

コウモリの孤児院での様子はインターネット上で写真などがアップロードされており、それが現在のコウモリブームを巻き起こしたといっても過言ではないでしょう。哺乳瓶でタオルにくるまれた状態でミルクを飲む赤ちゃんコウモリの可愛らしい姿は誰が見ても恐怖に行きつく絵ではないはずです。

実は甘えん坊。コウモリの赤ちゃんは「空飛ぶ子犬?」

コウモリの顔、顔だけ見ると犬にそっくりな種類も多く、人に懐いたコウモリの姿はまさしく「空飛ぶ子犬」のようだと表現されています。赤ちゃんの頃に保護されたコウモリは特に飼育している方に良く懐いており、犬よりも人に懐いているのではないかという程の印象を受けます。

コウモリの注意点

沢山人の手でも飼育されているコウモリですが、ちゃんとした知識がないとともに生活を送ることがとても難しい動物でもあります。それは、コウモリという動物が人に移る感染症を持つことと関連しているのです。

コウモリの注意点①むやみにさわると感染症の危険

ペットとして飼育されているコウモリたちは、飼育用として繁殖が行われているため、野生の個体のように外へ出る機会がなく、感染症の心配も少ない傾向にあります。しかし、野生で暮らすコウモリは狂犬病など多くの感染症やウイルスを持っているため、安易な接触は避けるようにしましょう。

コウモリの注意点②民家に住みつく場合もある

日本でよく見かけるコウモリは荒れた天候をしのぐ目的もあり、民家に住み着いてしまう場合も多く、人へ被害が及んでしまうこともあります。コウモリの糞が天井から染みてきてしまったり、乾燥した糞の空気中飛散による感染症の恐れ、さらにはノミやダニなどの二次被害が起こる事もあるのです。

もしもコウモリを保護したら?

道端で傷ついて動けなくなってしまっているコウモリを見つけたら、どうすればいいのでしょうか。野生のコウモリは一般人が許可なく飼育することは法律で禁止されています。そのため、保護した際には市役所や区役所に連絡することが義務付けられているのです。

野生のコウモリを保護して飼育する場合にも専門の知識を必要としており、人自身も狂犬病ワクチンやその他の感染症に対する予防接種を受ける必要があります。また人なれしていない個体も多く、適切な接し方ができる有識者以外は扱うべきではないのです。

ペットとしてのコウモリ

ペットとして飼育を行う場合は、ペットショップで販売されている人の手で繁殖された個体のみ飼育が可能となっています。しかし、現在まだ日本ではコウモリの繁殖が進んでおらず入手が困難であり、値段も高額で販売されています。

販売価格は?

ペットショップで販売されているコウモリはフルーツコウモリがほとんどです。そして入荷待ちが出るほど個体数が多くないため、お値段は50.000~100.000円程で販売されていることが多いとされているのです。

飼い方ノウハウ

コウモリの飼育はぶら下がれるように網目ケージで行います。また温かい地域に生息するコウモリは25~30℃が適温とされているため、ヒーターやサーモスタットなど温めてあげる機材が必須です。食餌は毎日朝晩2回、フルーツを餌として与える事が大切です。

怖いイメージはもう古い?コウモリはかわいい動物!

怖いイメージであったコウモリですが、可愛らしい姿やエピソードが出回る現在ではとても人気の高い可愛い動物としてファンが多く存在します。しかし、野生の個体は感染症を持ち安易な接触は自身を傷つけかねないため控えるようにしましょう。

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