場内の売店では、缶詰・カップヌードル・ワンカップ・ビール・お菓子などの食料品だけでなく、紙食器や箸なども買うことができます。ソロキャンプで食事にこだわらないのであれば、キャンプ道具だけで食材を持たずに行くことも可能です。
現地でレンタルでいるものを事前確認
管理事務所では調理器具をレンタルすることもできます。鍋・お玉・しゃもじ・包丁・ボール・ざる・まな板など、基本的な道具は全て借りれるため、調理器具を忘れたり食材だけ購入してキャンプ場に入っても大丈夫です。そのほかにも毛布やシーツを借りることもできます。
Contents
菖蒲が浜キャンプ場の予約&料金
現地に着いてから簡単な食料が調達できたり、調理器具などをレンタルできたりするのは便利ですね。それでは予約の方法と利用施設別の料金についてご説明します。
予約方法は電話かインターネットで
営業期間中(5月~10月末)については予約専用の番号「070-4415-8872」まで、電話で予約してください。オフシーズンにつきましては、本社「0288-55-0158」まで問い合わせ願います。また、問い合わせ受付は平日の9〜16時となっていますので注意しましょう。
インターネットでの問い合わせも可能ですが、迷惑メールの影響で使用できない場合があるためホームページを確認してください。なお、予約が必要なのはバンガローを利用する場合のみです。テントサイトの利用については予約は必要ありません。
施設料金
テントサイトの利用料金は、大人:1,100円/泊、子供(3才〜小学生):900円/泊、タープ&テント各1張:1,500円/日となっています。バンガローについては下記をご参照ください。
8人用バンガロー|幸の湖
- 棟数:1
- 宿泊料:20,000円/泊
- 施設利用料:300円×人数
- 付帯設備:ガスコンロ、ミニキッチン、冷蔵庫、ダイニングセット、コンセント、寝具
10人用ログキャビン|男体、白根
- 棟数:2
- 宿泊料:16,000円
- 施設利用料:300円×人数
- 付帯設備:寝具
6人用ログキャビン
- 棟数:32
- 宿泊料:テラス付き;11,000円/泊、テラスなし;10,000円/泊
- 施設利用料:300円×人数
- 付帯設備:寝具、コンセント
10人用バンガロー|CII
- 棟数:16
- 宿泊料:15,000円/泊
- 施設利用料:200×人数
- 付帯設備:寝具、コンセント
さらに快適なグランピングを栃木で満喫したい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
菖蒲が浜キャンプ場から行ける周辺観光スポット3選!
千手が浜
中禅寺湖の西の端にあり、南北に2kmほど続く浜で一般車の乗り入ればできません。樹齢200年を超えるミズナラやハルニレなどを観ることができます。
- キャンプ場からの所要時間:徒歩約1時間
- 交通手段:徒歩、バス、遊覧船
- 営業時間:—
- 施設料金:—
さかなと森の観察園
水産研究・教育機構の敷地の一部を公開した広報施設です。中禅寺湖にしか生息しないレイクトラウトや、幻のさかなイトウなどさまざまな種類のさかなを観察したり餌をあげたりすることができます。公式HPはこちらから。
- キャンプ場からの所要時間:徒歩約5分
- 交通手段:徒歩、車、電車、バス
- 営業時間:3月20日〜11月末
- 営業時間:9〜17時(3/20〜10/31)、9〜16時(11/1〜11/30)
- 施設料金:大人300円、子供100円(小・中学生)
日光自然博物館
中禅寺湖の近くにある日光の自然や歴史を紹介したり、自然体験イベントを開催したりしている施設です。館内では4×20mの大画面で、奥日光の四季の様子を4kハイビジョン映像で観ることができるほか、電動アシスト自転車のレンタルなどもおこなっています。公式HPはこちらです。
- キャンプ場からの所要時間:車で約15分
- 交通手段:車、バス
- 営業時間:通年
- 営業時間:9〜17時(4/1〜11/10)、10〜16時(11/11〜3/31)
- 施設料金:大人(高校生以上)510円、子供(4才〜中学生)250円
菖蒲が浜キャンプ場での注意事項
観光ポイントも多く自然にも囲まれアウトドアを満喫できる本キャンプ場ですが、訪れたキャンパーが楽しいひと時を過ごすために守るべき注意事項がいくつかあります。
直火は禁止
本キャンプ場は直火を禁止しています。炭などを使って調理をする際は炊事場で行うか、BBQコンロを使用するようにしてください。また、焚き火を楽しみたい方は、焚き火台を持参することをおすすめします。
オーディオは18時までで22時に消灯
テントサイトでは18時以降、音楽を流したりすることは禁止です。また、食事棟など施設の電気は22時で消灯となります。消灯後はもちろんですが、せっかく日常を忘れ自然豊かな場所に来ているのですから、風の音や自然の静けさをゆっくり楽しみましょう。
中禅寺湖、川は禁漁
中禅寺湖や川は禁漁区となっています。また、遊泳もできませんので注意しましょう。のんびり湖畔を散策したり、カヌーで水上散歩を楽しんでみてはいかがでしょう。
ペットはリードが必要
本キャンプ場は大好きなペット連れで、キャンプを楽しむことができます。ただし、テントサイトではゲージに入れるようにし、散歩の際もリードを付け80cm以上に伸ばさない、そして糞尿の始末はきちんとするなど、他のキャンパーに迷惑がかからないよう気をつけましょう。マナー違反は即退場になりますので注意してください。
その他の栃木のキャンプ場については、こちらの記事も参考にしてください。
地元の人の愛で復活した日光二荒山神社のシンボル
日光二荒山神社では、日光の三山と呼ばれる男体山・女峰山・太郎山のそれぞれに神をあてて祀っています。そのうち、男体山の山頂の奥宮には「鳥居」と「剣」という2つのシンボルが建てられていましたが、東日本大震災や腐食など理由で倒壊や破損してしまいました。
しかし、どちらのシンボルも地元栃木県に住む方の支援によって見事に復活を遂げており、現在では男体山山頂に登った登山者はその勇姿を観ることができるようになっています。
生まれ変わった男体山奥宮の「鳥居」
地震があった当初、神社は石材による「鳥居」の修復を試みたものの、数百万円以上かかるコストのため断念。しかし、同じ年の秋に日光市に住む男性から檜製の鳥居を奉納したいとの申し出があり、2012年10月に新たに檜の鳥居として復活しました。
腐食して折れてしまった奥宮の「剣」も復活
東日本大震災で鳥居が崩壊した翌年には、同じく山頂にあった鉄製の「剣」が腐食によって破損しているのが発見されています。この剣も接着により修復が検討されたものの、再度折れる危険があったため断念していました。
しかし、これも栃木県下野市に住む男性の方から、新たにステンレス製の剣が奉納されることになり、今では男体山の山頂に燦然と輝く新しい「剣」として復活をとげています。男体山に登られる機会のある方は、ぜひ復活した鳥居と剣もご覧になってください。
中禅寺湖周辺は各国大使館別荘地としても選ばれた最高の環境!
標高が高く自然が豊かなこのエリアは、明治の中頃から昭和初期にかけて外国の大使館や個人の外国人が別荘を建て、国際避暑地として発展して来た側面も持っています。
このうち次にご紹介する2つの大使館別荘は、現在記念公園として見学することが可能です。ぜひ訪れて優雅な別荘の雰囲気を感じてみてはいかがでしょう。
英国大使館別荘記念公園
明治29年に英国の外交官であったアーネスト・サトウの個人別荘として建てられました。その後、英国大使館の別荘として長年使用されて来ました。建物は当時の姿に復元されており、その当時の英国文化や歴史を紹介する施設にもなっています。
- 所在地:栃木県日光市中宮祠2482
- 入館料:大人(高校生以上)200円、子供(4才〜中学生)100円
- 開館時間:4月:9〜16時、5月~11月10日:9〜17時、11月11日~11月30日:9〜16時
イタリア大使館別荘記念公園
イタリア大使館別荘として昭和3年に建造されました。平成9年までは歴代のイタリア大使によって使用されていたもので、家具や建具などできるだけ当時のものを再利用し復元しています。
- 所在地:栃木県日光市中宮祠2482
- 入館料:大人(高校生以上)200円、子供(4才〜中学生)100円
- 開館時間:4月:9〜16時、5月~11月10日:9〜17時、11月11日~11月30日:9〜16時
菖蒲が浜キャンプ場で自然を満喫しよう
今回は栃木県にある「菖蒲が浜キャンプ場」の魅力についてご紹介してきました。首都圏からもアクセスがしやすく、自然が豊かで観光スポットもたくさんあるので、興味を持たれた方も多いと思います。ぜひ一度菖蒲が浜キャンプ場に足を運んでいただき、奥日光の大自然を思いっきり満喫してみてはいかがでしょう。
グランピングを栃木で満喫するスポットに関する記事はこちら
栃木のキャンプ場に関する記事はこちら