補助食やおやつなどの購入を考えるとさらに増えるので、ざっと計算しても5000円ほどかかると考えられます。食事量や餌に関してはどうしても避けられない問題なので今後飼育を考えているのであれば、押さえておく必要があります。
広いスペースが必要
運動についてはその重要性と運動をさせてあげる必要があることを理解したともいますが、それ故に広いスペースが必要となります。そもそもゲージも大きなものでないと手狭で暮らしにくくなるので、大きなゲージを置かなければなりません。
それに加えて定期的な運動を行って、太りすぎや健康面に支障が出ないように運動をするためのスペースも必要となります。通常のウサギに必要とするスペースよりも広いものが必要になるのでこちらも気軽に飼育とはいかない要素になります。
怒らせて噛まれないように注意
基本的には温厚な性格をしている今回のウサギですが、怒らせて噛まれないようには注意が必要です。というのも、甘噛み程度であればじゃれているだけで済みますが、サイズが大きいため本格的に噛まれると大怪我に繋がる危険性があります。
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フレミッシュジャイアントの寿命は?
いざ飼育を始めたらやはり長生きしてほしいものです。そこでどれくらいの寿命となるのかについても知っておきましょう。
7年から8年くらい
寿命はおよそ7年から8年といわれています。とはいえ、一般的なウサギの寿命は、近年飼育環境が整っており伸びているといわれています。その寿命は10年を超えるウサギも出てきているほどです。それと比較すると決して長くはないと言えます。
フレミッシュジャイアントの販売店と値段
飼育する上での注意点や必要な知識が増えてくると気軽には飼育できない動物だということが分かってきたと思いますが、しかし本当に飼ってみたいと思う人もいるでしょう。ではどこで入手できるものなのか、販売店についても紹介していきます。
販売店①ひごペットフレンドリー
ゆめタウン高松店内にあるお店になります。猫や犬、爬虫類や小動物なども幅広く扱っており、その周辺アイテムも豊富にそろえていますので安心して環境を整えることも対応できます。価格は98000円です。
公式URL:http://www.higopet.com/pet/bird.php?no=S115460
販売店②有限会社プラスト
ミジンコからライオンまで何でもそろうといわれている総合ペットショップとなります。幅広く対応しており、今回のウサギも購入することができるようです。その価格は79800円です。
公式URL:http://arkpet.ocnk.net/product/2345
販売店③ワールド牧場
大阪にあるこちらも小型の動物からその他ペットの餌などを広く扱うペットショップです。性別や年齢で価格は変動するようですが、120000円で購入可能のようです。
公式URL:http://www.worldranch.co.jp/petsale/smallanimal_016.html
フレミッシュジャイアントを見ることができる動物園
飼育する上でのポイントや価格を調べてきましたが、色々知ってくると飼育がいかに困難かが分かった人も多いでしょう。しかし、一度は生の姿を間近で見てみたいという人には、動物園で見ることができるのでおすすめスポットを紹介します。
動物園①姫路セントラルパーク
兵庫県姫路市にあるこちらの動物園は、園内を車でドライブしながら楽しむことができる動物園です。遊園地などもあるので動物たちと触れ合った後はゆっくり遊んで時間を過ごすことができる人気の観光スポットです。
公式URL:https://www.central-park.co.jp/
動物園②神戸王子動物園
こちらも兵庫県の神戸市にある動物園になります。色々な動物を見ることができるほかイベントも盛りだくさんで科学資料館など子供が楽しめる設備も満載です。
公式URL:http://www.kobe-ojizoo.jp/
動物園③大阪ワールド牧場
大阪にある触れ合いのできる動物園と人気の高いスポットです。里親募集中の犬などを見ることもできます。
公式URL:http://www.worldranch.co.jp/
動物園④天王寺動物園
こちらも大阪市にある天王寺動物園です。各ゾーンリアルな生態を見ることができ、短時間で楽しめるコースなど、目的別で堪能できる内容が揃っています。
公式URL:https://www.city.osaka.lg.jp/contents/wdu170/tennojizoo/
動物園⑤北海道円山動物園
北海道札幌市にある人気の動物園です。現地でしか見れないエゾヒグマの生態など貴重な動物を見ることができます。
公式URL:http://www.city.sapporo.jp/zoo/
コンチネンタルジャイアントとフレミッシュジャイアントの違いは?
今回紹介するウサギと良く混同されがちなのがコンチネンタルジャイアントと呼ばれるウサギです。この種類は、実はフレミッシュの子孫にあたる品種といわれています。
体重や体長などは大きなものになると120センチ以上や20キロ近くになるものもいるので同じように扱われますが、基本的な違いがありますので注意しましょう。体型はセミアーチ形のやや筋肉質な身体つきをしており、頭は丸く、頬がふっくらとした特徴を持ちます。
今回紹介するウサギとは身体つきから少々異なり、雌よりも雄の方が頭が大きいといった特徴も持っています。光沢のあるダブルコートと密集したアンダーコートが特徴的で被毛はふかふかとしています。
同じように巨大なウサギとして人気のあるある品種ですが、より人気の高いポイントもあり、ライトグレーやスチールグレー、黒や白色といった色を持つ個体がいるのでこちらの方がよいと選ぶ人も多いようです。
性格はおとなしいですが好奇心旺盛でもあるのでここも違う点といえるでしょう。フレンドリーで人間動物問わず周囲に優しい性格をしています。
ホッキョクウサギに関する記事はこちら
その他世界の大きなウサギたち
今回紹介した以外にも、世界各地には色々な大きなウサギが存在しています。その一部を紹介していきましょう。
シルバー・フォックス
アメリカが起源となるこの個体は白く輝く差し毛の生えた特徴的な被毛をしています。食肉や被毛の利用のための品種改良で生まれた種類で大型化されたものになります。
ブリティッシュ・ジャイアント
多様な色を作り上げるのに色々な品種改良によってつくられたイギリスのウサギになります。イギリスの中では最も大型の個体となり、手足が大きいのがお特徴です。
アンゴラウサギに関する記事はこちら
フレミッシュジャイアントを飼うときは慎重に
動物を飼育するにはそれなりの苦労はつきものですが、通常のサイズよりも起きなウサギであるためその大変さは大きいです。飼育を始めて邪魔だからと捨てることはもちろん許されることではありません。きちんと考慮の上、飼育に踏み切ってください。