また2011年からメディアで報道されることが増えていったのもその要因の一つであると言えるでしょう。
そんな中起こったマウントゴックス事件
そんなビットコインが勢いに乗る中、衝撃を与えたのがマウントゴックス事件でした。
これまでは問題もなく取引がなされていたビットコインですが、この事件により風向きが怪しくなり仮想通貨事態を不安視する人が増え、今後一体どうなるのか?といった声が現れ始めました。
マウントゴックス社とは
マウントゴックスという名前は仮想通貨関係の話題で聞いたことがある、という方も多いと思われます。
しかしどのような成り立ちの会社なのかというところまで詳細に知っている方は少ないです。これからこの会社が辿った経歴について説明していきます。
元はトレーディングカード交換業者
はじめは世界的にも有名なトレーディングカードゲーム、Magic The Gatheringnのトレードサイトとして設立、社名はMTOGOXと書かれます。
この名前はトレーディングカードの頭文字であるMTGとトレードの意味をもつオンラインエクスチェンジのOXをつなげたものです。
途中から仮想通貨取引所へ路線変更
このMTGOXが設立されたのは2009年ですが、その後2010年に仮想通貨交換所に事業転換します。
続く2011年にはフランスの実業家であるマルク・カルプレス氏が経営権を買収し、そのまま最高経営責任者であるCEOに就任します。
取引所として急成長を遂げた
このマルク・カルプレス氏が買収してからは世界のビットコイン取引量の約70%以上を誇る世界で最も大きいビットコイン取引所として注目を集めました。
マルク・カルプレス氏はエンジニアの業界の中でも凄腕と名高く、実力もあったのでその点も急成長を促した要因の一つでした。
仮想通貨取引所とは
これまでは仮想通貨やビットコインについて説明を行っていきましたが、続いてはこのマウントゴックス社が事業転換した仮想通貨取引所について説明していきます。
仮想通貨取引所とはネット上に存在する取引所として多くの人が利用していおり、実際の取引所のように無駄な手続きもなくスピードが速いのも特徴的です。
利用者の取引をサポートする場所
まず仮想通貨を通じて、その通貨を買いたい人と売りたい人が存在します。仮想通貨取引所に登録することでその買いたい人と売りたい人がつながり易くなり、そこで売買が行われます。
またこの仮想通貨取引所はその両者からの手数料を利益としており、この手数料も取引所ごとに値段が異なります。
取引の行われ方
仮想通貨の取引は競争売買方式がとられており、わかりやすくいうとオークションの方式で仮想通貨の取引がなされます。
買いたい人の側では最も高額の人が選ばれ、売りたい人の側では最も低額の人が選ばれます。これにより最も利益を得やすい両者がマッチングすることになります。
スプレッドでの利益
また仮想通貨取引所はスプレッドと呼ばれる売却値と購入値の差を利益としており、取引価格が大きいほどこのスプレッドも上がります。
このスプレッドも取引所によって異なるので注意が必要です。手数料とスプレッドはできるだけ小さいところを狙いたいところですが、これはサービスの質にもかかわるので慎重に見極めましょう。
実際に仮想通貨取引を行う場合
実際に仮想通貨を使って取引を行う場合は事前に準備しなければならない事柄が多いです。最初の一歩に躓かないためにもそれらをおろそかにせず、しっかりと確認しておきましょう。
また自分がどのように取引を行いたいか?というビジョンを明確にしておくことも重要です。
取引所を決める
まずは最初に利用したい取引所を決めましょう。現在は様々な仮想通貨取引所が存在します。
一番大事になるのが取引所の価格で、これはそれぞれの場所によって異なります。またレバレッジが何倍になるのか、といったポイントも見ておくべきです。