元少年A酒鬼薔薇聖人事件の概要とその後とは!現在は結婚している?

日本中を恐怖に陥れた酒鬼薔薇聖人事件!公式HPの開設や出版した手記の内容やその真意とは?酒鬼薔薇聖人は名前を変えて結婚しているって本当?この記事では、このおぞましい事件の概要やモンスターのような加害者の残した言葉、紆余曲折をえたその後の人生についてまとめています。

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彼にはもう八十四日間も一匹の魚も釣れない日続いていた。 釣れない時は、魚が考える時間を与えてくれたと思えばいい。
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酒鬼薔薇聖人って?

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現在より数年前に生じた猟奇的で現実味を感じないような異様さを醸し出したこの事件をご存知でしょうか。どこで起きたかなどの詳細について改めて整理します。この犯行はどのような者によって行われたのでしょうか。尋常じゃない出来事だっただけでなく、年齢に関しても世間を震撼させました。

1997年に起きた神戸連続児童殺傷事件

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さかのぼること、20年くらい前の平成9年のことです。小さな子供が立て続けに傷つけられ、最終的に殺害されてしまった犠牲者まででました。いくにんもの子供が襲われただけでなく、凄惨な内容にも注目が集まったショッキングな事件でした。

異常すぎる犯行で日本中が大騒ぎ!

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犯行内容の一つが特に日本全土を震撼させます。学校の前に幼子の頭部を置くというグロテスクな蛮行です。世の人々を挑発した行為なのか、それともただの狂っている人間の仕業なのか、子供を持つ親御さんたちは、この報道があがり気が気でない方も多数いました。なかには、お子さんの登下校にとても神経質になった人々も少なくありません。

犯人は中学生!?

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やがて、数日経て、ついに疑わしい人物が捕まりました。当初は、成人している男性の所業とばかり思われていました。しかし、ショッキングなことに正体は、犠牲者たちと同じついこの前まで小学生で、卒業してまもない14歳の少年でした。この信じがたい事実に、世の中の思考は一瞬止まってしまったかのようでした。

酒鬼薔薇聖人が起こした事件①第一の事件

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最初に起きた事件について迫っていきます。初めての犯行だったからなのか、相手に危害を加える上ではやや効力が劣るものを選んでました。だからといって、人に向かって使用すれば危険なことにかわりはないものではあります。

小学生女児2人が襲われた

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1997年の2月10日午後4時ごろに最初の悲劇が起こりました。兵庫県の神戸市須磨区で小学生の女の子が殴られて、うちの一名が重傷を負いました。どうしてなのか、ショックレスハンマーというものを用いました。実は、このハンマーは衝撃を吸収する素材が使用されていて、ダメージが軽減される効果があります。

酒鬼薔薇聖人が起こした事件②第二の事件

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二度目の惨劇について詳しく触れていきます。加害者は、凶器を変えてきました。より調子づいていたのか、同日の間に二件の犯行を行いました。前回より凶悪にエスカレートしており、とても痛ましい結末まで引き起こしました。

金槌で女児を殴りつける

3月16日、時刻は午後0時の25分頃に再び同市の須磨区にある竜が台の公園が現場になります。犯人は少女に声をかけ手が洗える場所を訪ねました。お礼を言いたいと被害者を振りむかせたところでハンマーで殴りつけました。病院に運ばれましたが、23日に脳挫傷で残念ながら亡くなりました。

使われた凶器

今回使われた道具は、八角げんのうといういうカナヅチになります。作業をする際は、汎用性の道具として重宝します。側面を使って釘などを打ち込むことができたり、角部へ打ちやすいです。前回と違って、衝撃を窮するようなタイプのものではなく、打ち込み部分は金属でできているので、人に対して使用するの場合はとても危険です。

小刀で女児の腹部を刺す

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先ほど行った犯行では飽き足らず、もしくはさらに興奮してしまったのかもしれません。少女を殴ってから10分ほど経過した後に、今度は別の幼女を襲いました。その時は、刃渡り13センチに及ぶ小刀で腹を刺しました。幸い命に別状はなかったのですが、全治2週間ほどの怪我を負わせることになりました。

酒鬼薔薇聖人が起こした事件③第三の事件

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三度目に行った犯行では、異常さがエスカレートしていきました。もはや、ここまでくると中学生がどうのこうのではなく、人としてもとても理解しがたい行動と言えます。まるで、何かホラー映画や残虐な漫画の世界のように現実味がありません。

男児を殺害

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殺された男の子はもともと犯人の弟を通して知り合いでした。加害者の家に、被害者は遊びに行ったこともあります。ある拍子に殺害衝動にかられました。そこで、高台にカメがいるから見に行こうと現場におびき寄せ、絞め殺しました。後に、以前から首を絞めて人を殺してみたかったと供述しています。

男児の遺体を切断…

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犠牲者をそのまま高台に放置して、あるお店から犯行の道具を万引きしました。そして、先ほどの場所に戻り、そこにある施設のカギを盗品ののこぎりで壊し、その中に遺体を隠し、盗んだ鍵で再び施錠しました。そして友人との待ち合わせに向かいました。翌日、再び男児を横たわらせてる場所に行き彼の首を切断しました。

異常すぎる行動①血を飲んでみた

ここで、さらに偏執的な行動を行います。切断する際に敷いていたビニール袋に溜まった血を、なんと飲んだそうです。後日、汚れのない子供の血を飲むことで、自身の汚れている血が清められると思ったと供述しています。また、小さな子供の命を奪って、高揚している自分自身に対する自己嫌悪の現れだとも語っています。

異常すぎる行動②頭部を校門に飾る

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さらに常軌を逸した行動をとり始めます。ニュースでも再三にわたって報道された行動です。自身の学校の前に犠牲者の首を設置しました。その意図は快楽的な思考からというより、事件をかく乱することが目的だったような供述をしています。また、頭部を持ち帰った際、どこで殺したのか特定されないようにする工作のため、自宅の風呂で洗いました。

異常すぎる行動③声明文

ダメ押しのようにかき乱す上で、念のための偽りの犯人像を作り上げるため手紙を作成しました。その紙をを被害者の口に咥えさせて大衆を刺激するような形で混乱させるよう試みました。その中身は、酒鬼薔薇聖斗名義で、さらなる殺人予告を添えた内容が書かれていました。犯人は、全て整えたところで5~6分ほどその光景を眺めていたそうです。

酒鬼薔薇聖人が起こした事件④神戸新聞者へ声明文を送る

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罪のないものを殺害しただけでなく、さらに記事を書いたところに対してメッセージを送りました。しかも、肝が潰れるような内容でした。人の生命を奪ったあとで、このようなことで抗議をしてくるような感覚や思考の異様さがうかがえます。

名前の読み間違いに対する抗議の声明文

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この出来事を取り上げた神戸新聞社は名前を鬼薔薇の部分を「おにばら」と報道しました。それに対して、「おにばら」ではなく酒鬼薔薇と書いて「さかきばら」と読むと指摘しました。このネーミングはとてもセンスがないように感じますが、犯人はあえて架空の犯人像を作り上げるために、あえてこのような名前を付けたかもしれません。

声明文内容とは?

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メッセージは、いかにも演出を試みているような内容になっています。犯人は名前を間違えて報道したことについて怒り心頭していて、また気分を害させたり、しらけさせるようなことをした場合は、殺人を再び実行するという警告めいたメッセージを送りました。最後にターゲットは子供だけに限らないといったような脅しをかける文で締めていました。

ようやく逮捕!酒鬼薔薇聖人が自供した理由とは?

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ついに、この凶悪な殺人鬼がつかまることになりました。当初は少年Aと呼ばれたこの人物は事件を行ったことを否認していました。しかしある物がこの所業を行ったことに決めてのなりました。犯罪を犯すものは、行動しすぎることにより、結局それが仇となって捕まったりします。犯人も例にもれず自身のアピールが自身を追い詰めた結果と言えます。

犯行を否認し続ける酒鬼薔薇聖人

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6月28日に事件現場付近に住んでいる疑わしい人物に事情聴取が実行されました。その人物とは、この事件の犯人である少年Aです。朝に任意同行をようせいし、事情を聞いていたところ少年は犯行を自供するにいたりました。最初のうちは犯行を否定していましたが、声明文を掲げ問い詰めたところ、声をあげて泣き出し犯行を認めました。

決め手は犯行声明文の筆跡一致

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なぜ、声明文を突き付けられて、否認を断念したのでしょうか。それは、声明文の筆跡が少年Aのもと同じ筆跡ということはすでに確認がとれている、と言われて一気に彼は崩れ落ちたそうです。逮捕の時刻は、1997年の6月28日の午後7時5分でした。朝の事情聴取から、夕方過ぎまでかかりました。さらに、他の犯行についても認めました。

酒鬼薔薇聖人はどんな人物だった?

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残虐な行為を行う者や、殺人鬼には個人差はありますが、いくつかの特徴があります。その一つとして、動物に対してある行動を行います。この行為を行う人物には警戒が必要かもしれません。また、それだけでなく暴力をふるうことで特異な快感を得ていました。この事実を知った後で、みなさんは彼に対してどうお感じになるでしょうか。

小学5年生から始まった動物虐待

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もし、お子さんが動物を殺すこと繰り返しいるのなら、凶悪な殺人犯になる可能性があるので注意が必要です。少年Aは最初は、なめくじやカエルなどの小動物を殺していました。しかし、次第にエスカレートしていき、その矛先は猫にまで向きました。

性的欲求と絡まった快楽殺人

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供述では女性に関心が全くないと答えたそうです。猫などの生き物を殺すことによって、性的な興奮を得ていたと言われいます。遺体を損壊することからもネクロサディストのきらいもあったのかもしれません。ネクロサディストと言えば、常軌逸したロシアの殺人鬼アンドレイ・チカチーロをご存知でしょうか。興味のある方は、こちらもご覧ください。

酒鬼薔薇はネクロサディストではないのか

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ネクロサディストは、死体を損壊することで快感をえるもののことを言います。彼は、通常の女性には興味はなく、生き物を殺すことで性的な快感を得たという話もあります。そして、神戸の事件では遺体に対して痛ましい行為を行いました。しかし、これはネクロサディズムからくるものなのですが。

供述と照らし合わせるとやや疑問

彼は、学校に頭部を置いたのは捜査をかく乱するためといっています。そして、声明文もそのために添えたともいっています。このような意図のもと行われているので、厳密には死体を損壊する快楽からやったとは言い難いです。なので、少々思考や心に矛盾があるのではとも考えられます。

判決を有利に運ぶなら

快楽のために遺体にそのような行為を行った方がより狂ってるように見え、罪が軽くなるのではとも考えられます。本当に彼は人を殺すことでしか快楽えられない人間だったのでしょうか。もしくは、計算高さとネクロサディスト両方が混在するような人物だった可能性もあります。

酒鬼薔薇聖人の両親と遺族の家族たち

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犯人は本を出版して、かなりの印税を得ていたそうです。しかし、その収入は莫大な賠償金に変わりました。その額はいったいいくらになったでしょうか。果たして、このお金を彼は払いきることができたのでしょうか。また、犯人だけでなく、彼の家族は判決後どのような道をたどったでしょうか。また、被害者側の家族についても触れていきます。

酒鬼薔薇聖人事件の賠償金額は2億円

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被害者と遺族側に対して、最終的に2億円の慰謝料を支払う示談が成立しました。2回目の事件で亡くなった女児への慰謝料として8000万円、1・2回目の件で負傷させられた2人の被害者に対して2000万円、3回目の件で亡くなった男児に対しては約1億4000万となっています。

印税で払うも未だ返済できず…

父と母 悔恨の手記 「少年A」 この子を生んで…… (文春文庫)

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犯人の両親は、少年Aに関する手記を出版しました。この本は、とても売れました。2001年のい段階で52万部発行されました。定価1440円だったので、おおよそ7500万円ほどのお金をてにいれたと思われます。この書籍の印税で、8700万円を賠償金にあてたといわれています。ちなみに犯人の両親は、事件発覚後に離婚しています。

遺族の父親も手記を発表

淳 (新潮文庫)

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3回目の事件での被害者男児の父親も本を出版しました。事件当時の内容から、少年法の改正に至るまで読んでいるこちらもこみ上げてくるものがあります。そして、2回目の事件で亡くなられて被害者女児の母親も本を出版しています。こちらの本は、「生きる力」についてのべ、そして愛情の深さを感じさせてくれる内容になっています。

酒鬼薔薇聖人の現在は? 結婚している?

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世の中を震撼させたこの殺人鬼の現在はどうなっているのでしょうか。少年院ではどのような生活を送っていたのでしょうか。そして、しっかりと更生することができたのでしょうか。いまだに何らかの施設にはいっているのか、それとも社会に戻り暮らしているのでしょか。また、彼のプライベートに関して、ある噂も持ち上がっています。

少年院で取得した資格を活かして社会勉強の日々

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1997年から2001年の4年間の間、医療少年院に収容されていました。その後、2001年から2004年は、別の少年院に移されました。この間に取得した溶接関連の資格をもとに、溶接工などの仕事をしていたそうです。

名前も変えて、偽のプロフィールで過ごす

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どうやら他の身元引受人と養子縁組をして名前を変えたようです。しかも、出生地や学歴なども違う偽のプロフィールを利用しているという噂もあります。なので、仮に隣人があの神戸の連続殺人犯だったとしても、気づくことは難しくなっています。

結婚しているとの情報も

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どうやら結婚をしているという話もあります。相手は、犯人のファンではないかと言われています。しかも、酒鬼薔薇の場合は、子供を4人ももうけたという話もでています。時折猟奇殺人犯やシリアルキラーなどには、残念なことに彼らをリスペクトしてしまうものが現れます。

週刊誌が暴いた!酒鬼薔薇聖人の本名・実名・顔写真!

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一般社会に再び戻ってきた少年Aを世の中は放っておくことはなかったです。あれだけのことを起こした人物が平穏に社会に溶け込むのは難しいのかもしれません。マスメディアによって、個人的にな情報がさらされることになってました。当時未成年の犯罪者だったものが、のちに世間にこれほど情報を流された例はあまり存在しません。

週刊ポストが語る公開の意義

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