平成を賑わせたもう一つのジャニーズトラブル、それはSMAP解散です。国民的アイドルだったグループ解散は世間の誰もが驚きました。そして解散会見の5人の憔悴しきった謝罪会見は、公開謝罪だとネットで騒然となったのです。
この2つを画策した人物、小杉理宇造はジャニーズ社長メリー氏の右腕として暗躍してきた人物で、裏で支えていた存在だったのです。
明菜の事務所の社長に就任するはずだった人物
研音の悪い印象を吹きかけられた彼女は、独立を決意し動き出します。新しくつくった事務所「コンティニュー」の社長に小杉氏が就任するはずでした。ですが活動しないまま名を外しています。
これも明菜を芸能界での活動をお先真っ暗にさせようとした暗躍ではないかと囁かれています。
トップスターでも逆らえない
人気があって多くの仕事を得ているトップアイドルでも事務所の方針には逆らうことができないとされています。事務所から見放されれば仕事さえも失ってしまうからです。本心は違うと思っても指示に従うしかない場合もあるのです。
タレントを追い込む画策
音楽プロデューサーである小杉は、近藤の担当ディレクターでもありました。違和感のあった金屏風会見と国民的アイドルの公開謝罪、この2つを重ね合わせてしまう視聴者や業界人が多数いたとされます。
それもそのはず2つの会見の図を描いたのは彼だと恐れられています。指示役がメリー氏で裏で暗躍する小杉氏、このタッグでおしらくタレントを追い込んでいったといわれています。
Contents
金屏風事件の真相に対する考察
芸能人という注目を浴びる職業についてしまっただけに、2人は良くも悪くも注目を集めてしまいました。誰もこのトラブルについて明かすことなく月日だけが流れています。憶測だけが独り歩きしている状態ではあります。
メリー氏の悪だくみか?と言われますが実際のところは、何も関係なくただ黒い噂だけが先走っただけなのかもしれません。これにはこんな出来事があったからです。順番にご紹介していきます。
金屏風以降も2人は共演していた
もし陰謀があったとしたら、2度と顔を合わせないようにセッティングにも注意をするではないでしょうか。トラブル以降2回も共演を果たしています。
業界の中でも強い権力を持っているといわれるメリー氏ですから、本当に2人を引き離したくて彼女を潰す気だったら共演もさせないでしょう。セッティング候補の時点で却下しているはずです。
金屏風以降ジャニーズとも関わっている
2006年に明菜が出演したドラマの息子役にジャニーズ事務所のタレントが起用されています。またスマスマの初めて呼ぶゲストに彼女が選ばれています。本当に彼女を潰したかったら他のジャニーズ事務所のタレントと共演させません。
初めて呼ぶゲストに彼女を選定したのも、特別な思い入れがあったかのように思えます。また事務所の誰かと交際に発展してしまわないように共演NGにすることもできるでしょう。
マスコミが面白く仕立てている?
金屏風事件以来、彼女が精神的に疲れてしまったとマスコミは週刊誌に書きたてました。ですが今もディナーショーを開催したり期間限定でコンサートを開催したりして、全盛期の勢いはないものの活動はしています。
30年以上も前のことを引きずっているとは考えにくく、面白おかしく読者を集めるためマスコミが書いているのではないでしょうか。真実ではないことを報道されてしまうのを嫌って、慎ましく活動拠点を移したのではないでしょうか?
本当に潰したのはマスコミ?
マスゴミとも陰ではいわれ、いち早くスクープを掴むため、どんな手段を使ってでも我こそはと真実とは異なることもスクープとして取り上げたりします。あることないことを書かれた本人の精神的疲労は相当なものでしょう。
明菜の場合も、未遂で終わっていますが心のダメージは相当だったはずです。そこに追い打ちをかけたマスコミがいて落ち着く暇もなかったことでしょう。本当に彼女を疲弊させてしまったのはマスコミではないでしょうか。
芸能人は恋愛してはいけないの?
男女いる限り、惹かれあえば仲良くなりたいと思うのは当然のことでロマンスに発展するのも拒めないことでしょう。芸能で活躍している人たちは、ときめいてはいけないのでしょうか?その事態に迫ってみましょう。
企業イメージに合わない
多くの人目に出る有名人はさまざまな会社と支援者契約をかわしています。これはコマーシャルであったり商品のイメージキャラクターなどの商品をPRするための人物として会社や企業から依頼がきて、決まります。
いかがわしいイメージを重ね合わせてしまうので、企業はゴシップを避けたいのです。そして発覚したときは解除もあり得ます。
ファンをなくす
夢を売る商売ともいわれる芸能界では、今はSNSの発展でより身近な存在として新たなファンを獲得しています。ですが昭和の時代のアイドルは神々しいものであり手の届かないあこがれであったのです。
ファンは深い打撃を受け、他のタレントへ移行してしまう可能性があるのです。
事務所が関係している
多くの事務所が抱えているタレントを次こそはスターだと奮闘し、売り込んでいます。共演するセッティングでは似たタレントが共演しないように考慮されます。
名前を挙げてもらうにはスキャンダルがないこともチェック項目にあるとされます。仕事を貰える差にも影響を及ぼします。
有名人故の苦労
多くのメディアに登場することができます。コマーシャルやドラマ、映画に舞台など多くの活躍できる場を設けてもらえます。結果、収入アップに繋がり社会的地位を得ることとなります。
ですが自由に自分だけの判断では行動できない難しさもあったのです。
スケジュールを考えて行動
商品アピールのための期間は、決まっていてこの間はゴシップはNGです。商品に影響が出るためです。生理用品や薬のコマーシャルに出ていたとしたら、この放映されている期間での妊娠はイメージにそぐいません。
自分だけで動くことができないのです。
金屏風事件後から現在の二人
騒動は時が解決してくれたように静けさを保ちつつあります。お互いに違う場所で違う幸せを見つけて奮闘している姿がありました。その後の現在の2人について追ってみました。
金屏風事件のその後①近藤真彦は活動を続け結婚も
ずっと沈黙を保ったまま活動することは、精神的に辛い場面もあったかと思います。後に一般人女性と結婚をし今は男の子のパパになっています。
レーシングチームを運営している会社社長を務めながら、F1 の伝播説明やトライアスリートなど、失敗を恐れず新しい分野も前向きにチャレンジしています。ジャニーズ最年長タレントとして、後輩の面倒もみながら、コンサートなど歌手活動も行っています。
金屏風事件のその後②中森明菜は細々と活動を行なっている
大きく表立った活動をしなくなりましたが、人気は健在で過去のベストアルバムを発売すると数日で完売となるほど根強いファンがついています。ただ、騒動以降は限られたスタッフや人しか信用できなくなる心の痛みを抱えています。
芸能界で成功を収めた一人でありますが、黒い社会によって切り裂かれた純粋な心、面白おかしく公にされてしまった代償は計り知れないものなのでした。
金屏風事件に関する書籍
2人は真実を明かさないまま過ごしているので、噂だけが広まり面白おかしく妄想で事を膨らませて拡散されている現状があります。今も昔も世間が賑わう事が起こると必ずそれに便乗したビジネスを企む悪徳が出てきます。
今回の騒動ではそれが暴露本という形で登場したのでした。
側近の裏切り
騒動後の約2年後にマネージャーのような役目をした人物が暴露本として2冊執筆しています。あたかも本当に傍で見てきたような物語に彼女は、裁判を起こし勝っています。
本当の母のように慕っていたとされる人物からの裏切りから、彼女は心を害してしまいます。再起を願って奮闘していたにもかかわらず、妨げられてしまったのです。
一途な女性な故にトラブルが起こる
出版した人物は彼女がお母さんと呼ぶほど信頼していたといいます。心から信頼できる人と巡り合えたことは嬉しい反面、裏切られたときの辛さは立ち直ることも難しいほどのものでしょう。
一途さが悪い方へと使われてしまったのです。
なぜ暴露本が売れるの?
世間がワッと驚く騒動や不解決なトラブルが起きると、事をまとめ本を出版することが多いです。なぜ文字として残す必要があるのでしょうか?今回のようなデリケートな問題は知られたくないはずです。
しかも文字として残されることはさらにショックなことでしょう。なぜ人は出すのでしょうか?こんな人間の心理がありました。
人に興味がある
人は比べる生き物です。自分よりも勝っているのか怠っているのかを見定めてしまうのです。判断をすることで自分の悩みは小さなことなんだと消化しているのです。
例えば失恋をして深く傷ついているとします。恋についての暴露本を読むことで自分よりも悲しい仕打ちを知ります。しかもテレビでよく見ている有名人がです。
自分と同じ境遇で安心する
自分の知っている人が同じ境遇を経験していることに共感し、あの人も同じだから自分も傷ついててはいけないと奮起するきっかけともなるのです。
孤独を苦手とし共存しながら生きている人間は、苦しみを共感してもらうと安心し次のステップへ行けるのです。
リアルドラマのよう
現実に起こったトラブルを公表するので、ドラマの作り話よりも現実を連想しながら読むことができます。テレビで映っている人物とはかけ離れた表と裏の顔、実際に会ったことのない有名人でも全てを知ったような感覚になり親近感が湧きます。
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過去は過去!新しい中森明菜へ
昭和時代を瞬く間にトップスターまで駆け上がり、悲しい過去もバネとして大好きな歌で人々を魅了し続けるでしょう。体調不良で休養を余儀なくされた時期もありましたが徐々に復活を遂げているのです。
ディナーショーのチケットは完売
多くのファンが歌声を聞きたいと願っています。その例としてディナーしながらパフォーマンスが観覧できるイベントは一瞬で売り切れてしまう状況が人気ぶりでしょう。
線の細い体から奏でるパワフルな声は、多くの人々を引き付け心に響くメッセージとして残るのです。
中森明菜は歌に一途な愛情をかける
歌を封印し違う世界で活躍することも選ぶこともできたはずです。でも彼女は違いました。諦めることなく歌い続けています。本当に歌を愛し生きがいとしているのでしょう。歌っている姿はイキイキとしています。
傷ついたことから逃げ出さずに復活を選んだ真の強い女性なのではないでしょうか。
過去を自身の糧に
今でも癒えることがない傷かもしれません。誰にも心の痛みを知ることはできませんが人を引き付ける歌は自身の体験こそが情緒として反映されることでしょう。
彼女にしか表現できないパフォーマンスがあります。これがファンが絶えない理由の一つなのかもしれません。
逞しく生きる
信念を強く持った女性は強くて自分で生きる道を開拓し自分の足で歩んでいくことができる人です。彼女は不都合を逆に活気に変えて逞しく、そしてどこか吹っ切れたように生き生きと自分らしさを発見していくことでしょう。そしてまた人の心に響く歌を届けてくれます。
金屏風事件は気持ちのすれ違いで起こった悲劇
恋を楽しむこと、それは青春時代の思い出として誰でもあることです。有名人だったからこそ故、叶わない切ない大人の事情が垣間見れるこのトラブル。次第に本人たちの気持ちもすれ違わせてしまったのでしょう。
結果として決別を決め違う道を歩みそれぞれ違う幸せを見つけています。悲しい出来事があったからこそ今後も2人にとって良い未来がありますように、そう願いたいですね。
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