猿夢とは?見ると死ぬって本当?その内容や恐怖の体験談、対処法をご紹介!

暫くは何事もなく過ごしましたが、唐突に悪夢は再開されました。しかも挽き肉にされる直前のシーンからです。報告主はまたも「目覚めろ!早く!」と自分を奮い立たせます。おかげでなんとか現実に戻ることができたのですが、自室で目覚めた後にはっきりと聞いたのです。

「また逃げるんですか?次に来た時が最後ですよ」というアナウンスを。

猿夢の体験談は?実際に死者は出たのか

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このように、夢を見ると化け物に殺される、たとえ逃げ出すことができても、再び捕えられてしまうこともある、それが猿夢の怪です。夢は誰でも見るもの、報告主以外にも同じ悪夢を見たという声は続々集まっています。

ではその中には、報告主のように逃げ切ることができないまま、現実世界で死んでしまった人はいるのでしょうか?

最初に体験談が登場したのは掲示板サイト2ch

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最初に「自分もこの電車の悪夢にそっくりな夢を見た」という体験談が寄せられたのは、匿名掲示板サイト2ちゃんねるです。

現実と地続きになった悪夢を見た、という声は予想以上に多くありましたが、中でも以下の報告は猿夢と共通点が多いタイプです。

参考はこちら:2ちゃんねる

初投稿以降続々と体験談が寄せられる

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オリジナルの話をネットで呼んだ後、体験者Bは遊園地の夢を見たそうです。コースターに乗っていたはずなのにいつのまにか電車に置き換わり、到着場所も駅名「吊し上げ」に変化していました。

これはあの、猿夢だ!本能的に理解したというBは必死に自己暗示をかけ目覚めましたが、普通の夢と違い体感したような余韻が残っていたといいます。

本当に死者が出たのかは不明

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「”猿夢を見た”と言い出した奴が本当に死んでしまった」…という話は今のところ聞こえてきません。真偽不明の状態ですが、あまりのおそろしさに誰もが口をつぐんでしまうだけかもしれません。

なぜなら本当に死んでしまったらもう”あれは事実だった”と伝えることはできませんから。

猿夢体験談①「轢き潰し」

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また別の報告を上げた人も存在します。舞台は体験者Cが通学に使用していたという電車の中です。

まばらな乗客はやはり暗い表情、記憶の中では次の駅はまだ先のはずなのに、電車の中にはアナウンスが流れて…。こちらは夢の中で死の体験をしてしまった人のパターンです。

列車の中。次々に惨殺される乗客たち

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串刺し、煮えたぎり、引き伸ばし、弾き飛ばし…。乗客たちはあらゆる手段で斬殺されてゆきます。体験者Cはただそれを見つめていました。

その悲鳴から振動、匂いまで、すべてが夢とは思えないほどリアルに伝わってきます。やがて自分の順番が来ることは分かっていました。

「次は轢き潰し〜、轢き潰し〜」

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体験者Cの順番で告げられたアナウンスは「轢き潰し」でした。想像するだけで卒倒しそうな殺され方にも関わらず、恐怖や焦燥、逃げたいという気持ちを抱くことはなかったといいます。

ただぼんやりした気持ちで、自分の身体が轢き潰されてゆくのを感じていました。

痛みと共に潰されていく身体

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身体はどんどん潰されて、そのうち死んでしまったというのに、体験者Cの意識は消えることがありませんでした。

ひしゃげた身体から首がもげてしまっても、車掌から首が投げ捨てられるのを亡骸の胴体として見つめていたといいます。死の体感など経験しようもないはずなのに、あまりに生々しい実感がありました。

ふと気づくと…

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目が覚めて現実に戻ったはずなのに、体験者Cはふわふわと夢心地で、自然と「捨てられた自分の死体を取りにいかなくては」と思ったそうです。

そしてはっと気づいた時には、2階にある自室の窓から身を乗り出しているところだったといいます。そのまま気が付かなければ、あと少しで転落していたところでした。

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