ネオ麦茶の現在や本名は?西鉄バスジャック事件犯人の生い立ちや動機に迫る

高校受験は入院先で特別に受け、合格するも勉強についていけなくなり休みがちになります。レベルの1つ下を受験したことがプライドとして気に入らなったのです。彼の中で不満が募っていきます。

自主退学した少年は母と妹に暴力をふるうように

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志望校ではなかったため行く気も失せ、勉強にも熱が入らなくなり10日ほどで自主退学をしてしまうのでした。何かのスイッチが押されたかのように性格も変わってしまいます。

母親に貴様と言いながら殴り掛かり、妹にも暴力で支配するのです。引きこもりながら荒れた生活が始まったとされます。学校を辞め社会とのつながりを失った少年の心の叫びを唯一受け止めた家族がいたのです。

唯一の救い?父とのドライブを好んでいた少年

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父は、時間の許す限り息子の願いを聞き入れます。幼いころから、ワガママを我慢していたことが溢れ出たのか京都や名古屋といった遠方を要求することもあったといいます。

息子の願いをなるべく受け入れようと懸命な父の姿は、少年にとっての唯一の救いだったのでしょう。ドライブの思い出が後の騒動のルートになろうとは知る由もないでしょう。

部屋で犯行声明文とナイフを発見?精神科病棟へ

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息子が外出している隙に、母は部屋にこっそりと入り込み驚きの光景を目の当たりにします。目にしたこともないほど大きな包丁がそこにはあったのです。

そして「別の誰かが人を殺すよう命じている」と書かれ紙も発見します。恐怖のあまり動かなくなった母は、精神科病院に入院を懇願するのでした。息子と真正面から向き合おうとした父、自分の手ではなく機関に頼った母。この両極端な対応は息子を益々歪んだ性格へと導いていくのです。

精神科病棟でのネオ麦茶とは?西鉄バスジャック事件を起こすまで

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必死の願いの甲斐あり、保護入院という形で入ることができました。少年にとっては親から裏切られたという思いしかなく、ふつふつと湧き出る怒りを必死で隠し、密かに悍ましい計画を練るのです。

国立肥前療養所に入院した少年!態度が一変?

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自宅では荒れ狂い家族を主従していた態度が一変し、人が変わったかのような態度になります。一時的に外出許可がおり自宅へ帰ります。

昼間は自宅でゲームをして過ごし、夜は療養所に戻るという生活を送るようになります。精神は不安定のままで日によっては母親に失言を吐いていました。

少年は殺人事件を褒め称えてるような手記を書き残していた

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自宅ではメモ用紙に、荒れた心を吐き出しています。騒動の2日前に愛知県で、同じ17歳が女性を切り付け殺めた事件を目にし、「殺害、素晴らしい」と褒めたたえた文字が見つかります。

残虐な殺傷悪人を神と尊敬の念も示しています。人の命を絶つことで、自分の存在を見つけ出そうとする歪んだ思考が浮き彫りとなっています。もしくは心の助けだったのでしょうか。

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西鉄バスジャック事件前にネオ麦茶が2ちゃんねるに立てたスレッドとは

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事の発端は、無料掲示板の書き込みからといわれ自由に誰もが書くことができた場所に規制されるきっかけともなりました。初めは何気ない言葉を綴っていましたが後に攻撃的に豹変し爆弾発言を吐いては、荒らしていたのです。

NEXT 2000年5月3日12時18分に立てられたスレッド