トンファーキックとは?意味や元ネタ、使い方など動画でも詳しく解説

トンファーキックとは、手に持つ武器のトンファーを装着しているのに関わらず蹴り技、もしくはトンファーを使わない攻撃を繰り出す技の名前で、主にネタとしてネットで使われます。トンファーキックについて、概要と元ネタ、実在するトンファーキックの動画などをご紹介します。

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トンファーキックとは?

必殺技。手にトンファーを持った状態で放つキック。直立の安定姿勢から発動!威力のあるトンファーを持ちながらの多彩な技に一切関係無く、鋭い直線的で鋭利な破壊力のある前蹴りを放つ!
やっぱりよく考えるとトンファーは関係ない……。(引用:ピクシブ百科事典)

トンファーキックとは両手に装備する棒状の武器トンファーを使うことにより体のバランスを取り、より強力なキックとより早い体勢の立て直しを実現した技です。しかし実際のところ、蹴り技なのでトンファーの意味はありません。つまるところ、「武器を持っているのにそれを使わない」という宝の持ち腐れ的なネタなのです。

トンファーキックの元ネタ

トンファーと技名についていながら、トンファーを全く使わない謎の技トンファーキック。果たしてこの技は一体いつどこで生み出されたものなのでしょうか。その元ネタと発祥地について詳しく紹介します。

元ネタはネットのキャラクター8頭身モナーのネタ

元ネタにおいてトンファーキックを放っているのは匿名掲示板2chのキャラクター、モナーが8頭身化した存在8頭身モナーです。トンファーキックのアスキーアート(文字や記号を使って表現された絵のこと)は8頭身モナーの代表的なネタとなりました。

製作者はトンファーを愛してやまないトンファー氏

stokpic / Pixabay

8頭身モナーがトンファーキックを放つアスキーアートを生み出したのは、トンファーを愛してやまないトンファー氏。トンファーのスレッドの立ち上げ主でもある彼は、「ちっとは新しい技を考えろよ」という書き込みに反応して、修行の末にトンファーキックを生み出し2003年10月23日に公表(2chに書き込み)をしました。

モナーってどんなキャラクター?

モナーはあめぞうBBSで発祥し主に2chで用いられたアスキーアートで、正式名称は「オマエモナー」。flash全盛期の2000年代前期にかけて、ギコ猫や内藤ホライゾンと並びアスキーアートの代表的な存在となりました。

誕生した当初は名前の通り、煽り(挑発)に対し「オマエモナー(お前もなー)」と煽り返すキャラでしたが、現在では温和な「マターリ(まったり)」キャラとして扱われることが多いです。モナー同様、2chで人気となったネタである「ちくわ大明神」についての記事もご覧ください。

モナーのその他のネタ

モナーに関連するネタとして「吹 っ 切 れ た」というものがあります。ゴジマジP制作の重音テトオリジナル曲「おちゃめ機能」のカラオケに合わせて8頭身モナーが腰を振るというもので、こちらは2chではなくニコニコ動画でラマーズPの手により誕生しました。

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