クーラーボックスの保冷剤おすすめ5選!保冷剤の特徴を踏まえて選ぶポイントをご紹介

クーラーボックスを使う時は必需品といっても過言ではない保冷剤。しかし、必需品とは言えども保冷剤なんて冷えていればいいと気を使わない方が多いように見受けられます。そこで今回はベストな保冷剤の選び方と、私がオススメする保冷剤を5つ紹介していこうかと!

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保冷剤に気を使わないなんてもったいない!

適切な保冷剤を選ぶことで、より冷却効果が長持ちする

高級アウトドアブランドから100円ショップまで様々な価格帯で販売され、時にはケーキ屋のおまけとして貰うこともできる保冷剤。食品を腐らせないためにもクーラーボックスに保冷剤は無くてはならないものですし、実際に皆様も保冷剤を使った経験はあると思います。

しかし、保冷剤なんてどれも同じと安価な保冷剤や無料で貰った保冷剤した使ったことのない人も結構居るみたいで、見ていてもったいないなって感じるんですよ。保冷剤には様々な価格帯のものが存在し、同時に保冷剤にも種類ごとにオススメの使い方があり、適材適所な使い方をすることで効果が何倍にも跳ね上がって利点が多いのです。

クーラーボックスで使える保冷剤の種類を知ろう

保冷剤にもいくつか種類があるのです!

保冷剤ってあのスライムみたいな物体でしょ?種類なんてあるの?と思われるかも知れませんが、大きく分けて「ソフトタイプ」と「ハードタイプ」二つにジャンル分けできるのです。また、ソフトタイプ、ハードタイプはそれぞれ「0℃タイプ」と「マイナスタイプ」の二種類存在しますので、計4種類から適材適所な保冷剤を選ぶこととなります。

ソフトタイプとハードタイプの違い

ソフトタイプの保冷剤

ソフトタイプとは、ゲルをビニールで包んだタイプの保冷剤のことです。ケーキ屋のおまけで付いてくるタイプの保冷剤で、お弁当袋などに入れてよく使われています。おそらく皆様は保冷剤といえばこのタイプを想像するのではないでしょうか。

ソフトタイプのメリットは周りを包んでいるのが薄いビニールのため、熱伝導率が高く食品を早く冷却することが可能な点です。しかし、熱伝導率の高さが災いして非常に溶けるのが早く、ゲルの量も少ないため大容量の食品を冷やすには適しません。また何度も繰り返し使用しているとビニールが劣化して中身が漏れ出す恐れもあります。

ハードタイプの保冷剤

一方ハードタイプの保冷剤とは、プラスチック製のケースに包まれた保冷剤のことを言います。アウトドア用品やキャンプ用品の売り場で販売されているのがこのタイプ。ソフトタイプに比べて重量があり、サイズが大きいためかさばるという難点がありますが、耐久力があり保冷機能も長続きするので大容量の食品を冷やすのに適したタイプです。

様々なメーカーから独自の機能性を追加したハードタイプの保冷剤が製造されています。保冷機能を極限まで延ばしたものから、冷凍庫での凍らせるスピードを早くするよう工夫されたものまで様々です。少なくともソフトタイプとは圧倒的に冷却時間と耐久性に差があるので、クーラーボックスで用いる保冷剤はハードタイプをメインにしましょう。

0℃タイプ」「マイナスタイプ」とは?

保冷剤の表面温度にも気を使おう

保冷剤の原料のうち98%近くが水です。そのため、保冷剤は普通の氷と同じように0℃で凍り徐々に溶けていきます。ですから保冷剤の表面温度が0℃以下になることはありません。このように保冷剤の最低表面温度が0℃のタイプを「0℃タイプ」の保冷剤といいます。

とは言え、最近は科学技術の進歩により表面温度がマイナス値になる保冷剤も開発されています。これによりアイスクリームなど保冷するのが難しい食品も氷点下で冷却することが可能になりました。このように表面温度をマイナス値でキープできる保冷剤を「マイナスタイプ」といいます。

0℃タイプ」「マイナスタイプ」の使い分け

まず、0℃タイプですが、従来の保冷剤のように素早く凍らせることができること、食材を痛めないことがメリットとなります。魚や肉や野菜といった食材は氷点下で保存すると痛めてしまうので、そういった食材を保管するなら0℃タイプを選ぶべきでしょう。デメリットとしてはマイナスタイプに比べて冷却機能が長続きしないという点があります。

一方、マイナスタイプは0℃以下で保管するのに適した食材を冷却できるのが一番のメリットでしょう。また、温度がマイナス値からのスタートなのでより長時間保冷効果を持続させることが可能となります。一方で保冷剤に触れているものが凍りついてしまったり、扱い方を誤ると低温やけどしてしまうなど問題点も点在しています。

【結論】クーラーボックスに適した保冷剤はこちら

保冷剤は「ハードタイプ」を!0℃かマイナスかは使い分けすべし

クーラーボックスで使うなら前述の通り必ずハードタイプを選択しましょう。0℃タイプかマイナスタイプかですが、これは保冷する食材などの種類によって使い分けましょう。例えばスーパーなどで持ち帰る際にドライアイスを袋に詰めて持ち帰るようなものはマイナスタイプ、氷を詰めて持ち帰るようなものは0℃タイプと考えるとわかりやすいです。

また、保冷機能の持続性に関してですが、これはマイナスタイプに分があるとは言えクーラーボックスの環境によって短くも長くもなります。ですからマイナスタイプでも環境が悪ければ長続きしませんし、0℃でも良環境ならば持続性は高くなります。

保冷剤のベストな凍らせ方とは

0℃タイプを使うなら10時間を冷凍時間として確保すべし

0℃タイプの保冷剤は前述の通り98%近くが水が原料のため、完全に凍って固まるのは水と同じ時間を有します。お使いの冷凍庫の環境にもよりますが、300gであれば6時間、500gであれば10時間程度で完全に凍結します。つまりは保冷剤の内容量にもよりますが、大体10時間程度確保できればコンディションが完璧な保冷剤に仕上がります。

マイナスタイプを使うなら2日ほど冷凍しよう

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