クーラーボックスの保冷剤おすすめ5選!保冷剤の特徴を踏まえて選ぶポイントをご紹介

一方ハードタイプの保冷剤とは、プラスチック製のケースに包まれた保冷剤のことを言います。アウトドア用品やキャンプ用品の売り場で販売されているのがこのタイプ。ソフトタイプに比べて重量があり、サイズが大きいためかさばるという難点がありますが、耐久力があり保冷機能も長続きするので大容量の食品を冷やすのに適したタイプです。

様々なメーカーから独自の機能性を追加したハードタイプの保冷剤が製造されています。保冷機能を極限まで延ばしたものから、冷凍庫での凍らせるスピードを早くするよう工夫されたものまで様々です。少なくともソフトタイプとは圧倒的に冷却時間と耐久性に差があるので、クーラーボックスで用いる保冷剤はハードタイプをメインにしましょう。

0℃タイプ」「マイナスタイプ」とは?

保冷剤の表面温度にも気を使おう

保冷剤の原料のうち98%近くが水です。そのため、保冷剤は普通の氷と同じように0℃で凍り徐々に溶けていきます。ですから保冷剤の表面温度が0℃以下になることはありません。このように保冷剤の最低表面温度が0℃のタイプを「0℃タイプ」の保冷剤といいます。

とは言え、最近は科学技術の進歩により表面温度がマイナス値になる保冷剤も開発されています。これによりアイスクリームなど保冷するのが難しい食品も氷点下で冷却することが可能になりました。このように表面温度をマイナス値でキープできる保冷剤を「マイナスタイプ」といいます。

0℃タイプ」「マイナスタイプ」の使い分け

まず、0℃タイプですが、従来の保冷剤のように素早く凍らせることができること、食材を痛めないことがメリットとなります。魚や肉や野菜といった食材は氷点下で保存すると痛めてしまうので、そういった食材を保管するなら0℃タイプを選ぶべきでしょう。デメリットとしてはマイナスタイプに比べて冷却機能が長続きしないという点があります。

一方、マイナスタイプは0℃以下で保管するのに適した食材を冷却できるのが一番のメリットでしょう。また、温度がマイナス値からのスタートなのでより長時間保冷効果を持続させることが可能となります。一方で保冷剤に触れているものが凍りついてしまったり、扱い方を誤ると低温やけどしてしまうなど問題点も点在しています。

【結論】クーラーボックスに適した保冷剤はこちら

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