中学生側は、自転車を投げるといった極端な例を持ち出して、責任を問いただし始めますが、男性側も黙っておらずもしも自転車を持っていくなら抵抗すると言い出します。
中学生たちが男性にボールを投げていた可能性も
一連の流れを見ているととんでもないところにボールを投げた21歳の男性の方に非があるように見えますが、しかしとんでもない方向に投げるまでに経緯があったのではと考えられています。その根拠にはいくつかあります。
一つ目が動画の始まりが意図的に見える点です。動画は明らかに男性と中学生が口論を始めてしばらくした後の様子から始まっています。それ以前に何かあったと考えるべきでしょう。もしかすると動画を編集している可能性も考えられるようです。
また、動画内に移る男性の態度は明らかに単純にボールのことでもめているだけの様子とは考えにくいものがあります。通常本当にボールをあらぬ方向に投げてしまっただけであれば誤って殊勝な態度を取っているはず。
しかし、口論では全く反省の色を示さず怒っているようにも感じます。その様子から、単にボールが飛んできただけでなく、中学生らが男性にわざとボールを投げていたのではないかとも言われています。単純な口論に見えますが、色々な可能性が考えられるようです。
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「拳で抵抗」の皆の反応から考える21歳と少年のやりとりの問題点
今回の口論の動画を見た人の中には、男性の態度や中学生がわざとボールを投げたのではと、双方に疑いの目が向けられることとなりましたが、これで済んでよかったとの声も多数上がっています。
というのも、こういった口論の末に殺人といった大きな事件に発展することも少なくないご時世です。なのでもしかすると傷害事件に発展していた可能性もあります。殺人など大きな事件に発展していればお互いにけがでは済まなかったかもしれません。
動画以降の情報は不明ですが、中学生側の方はその後アカウント非公開などで情報が閉ざされ、男性側の方も色々な憶測が飛び交ってはいますが特定には至っておらず、その後も不明です。傷害事件にならなくてよかったというコメントどおり、事件にならずに済んでよかったのではないでしょうか。
「拳で抵抗」が撮影された場所が特定される
男性側も中学生側も、この人ではないかと憶測が飛んでいる状態ですが、口論があった場所については特定に至ったようです。その場所はどこにあるのか詳細を調べていきましょう。
拳で抵抗の撮影場所①鳴尾公園で撮影された?
口論があったとされる場所は、鳴尾公園近くの場所と考えられています。住所は大阪府河内長野市木戸2-31-24となります。特定に至ったのは目印となる動画内の、黄色い車止めです。
位置関係や背後の景色が同アングルで一致することが分かりここで口論があったと特定に至ったようです。
拳で抵抗の撮影場所②一時的にグーグルマップに登録されてしまう
特定され場所までネット上で多くの人に知れ渡ることとなるこの場所ですが、誰がやったのか一時的にこの鳴尾公園の口論があった場所がグーグルマップ上に登録されることにもなりました。
現在は鳴尾公園としか検索はできませんが、マップ上の口コミなどをみると今回の騒動について触れられている内容も見受けられます。
拳で抵抗の撮影場所③聖地巡礼する人も現れる
一時的でもグーグルマップに登録されたこともあり、多くの人が口論後に訪れるスポットとなります。聖地巡礼とまで言われており、色々な意味でにぎわいを見せた場所になっているようです。
女子高生の間で「拳で」ポーズが流行!
口論で一躍有名となった拳そうですが、そんなポーズは今もなお色々なおⓣころで輪千跡鳴、女子高生の間では「拳で」ポーズなどと呼べれ、自撮りをする人なども増えています。そんな夢中になっているポーズについて紹介しましょう。
インスタやプリクラで拳でポーズが流行
ポーズは簡単、少し歯をむき出しにして拳を突き出すようなポーズを取ったり、拳を突き合せたりなどでしてポーズをとるだけです。決まったポーズというものはないようですが、拳でと文字を打ち込んでそれに合うようにポーズをとるといった共通点があります。
また、歯を出すのは発信源である男性が特徴的な外見をしていたことで、これを真似て行っているようです。一部の人の間だけだったものが、今やインスタやプリクラなどを使って女子高生の間で流行っているようです。
もちろん、男性の間でも広がったようですが、男性の方は鍛え上げた体を見せたりネタとしてポーズを取ったりとするだけで、こちらも同様に決まったポーズなどはないようです。
「拳でゲーム」も開発?!
口論を発端に意外なネタで盛り上がりを見せたわけですが、女子高生の間で流行ったポーズ以外にも「拳でゲーム」なるものも開発され一部の間では流行っているようです。
そのルールは簡単で、まず親を決めます。親は「なんで」「ボール取って」「君達何年生?」「もちろん俺らは対抗するで」の4つのワードを持て居ます。この中から選んで、誰かを指さし刺された方は、それに対応した正しい言葉を言わなければ負けになります。
例えば、「なんで」といわれた場合は「なんで」と親に帰すことができ、「ボール取って」といわれた場合は、「義務があるん?」と言いながらあきれたポーズをとる取った具合に言葉とポーズを選ぶ必要があります。
また、「もちろん俺らは対抗するで」の場合は、全員で「拳で」と言いながら拳を上げて立ち上がり、「かっこええ」と言いながら着席するのがルールになります。これを繰り返し、親と子を入れ替えながら進めていくゲームになります。
覚える言葉とポーズの種類が多く、また反射神経も問われるゲームなので思っている以上に難しいようですが、若者の間ではやるゲームといった感じのする内容でしょう。
「拳で」を題材にしたコラ画像・動画
一躍有名になったセリフですが、彼らの口論のやり取りも含めて色々なコラ画像や動画が多数の人によって作られています。その一部を紹介しましょう。
拳参戦!
こちらは大人気ゲームのスマッシュブラザーズで新規キャラクター参戦時の画像とのコラ画像になります。彼の顔と言葉を借りて編集したもので、知っている人はクスッと笑ってしまうような仕上がりになっています。
拳恋愛趣味レーションゲーム
こちらは編集された動画です。女性向け恋愛趣味レーションゲームとのコラージュになっており、きれいに言葉を編集されています。最後の拳で検索という言葉に笑った人は多く、認める人も多い大作といわれているようです。
そのほかYouTubeがきっかけで生まれた言葉、正体表したねに関する記事はこちら
勝手に撮影・アップされた「拳で抵抗」は法的に問題ある?
今回の動画をもとに口論が公になったことで一躍ブームとなりましたが、勝手に動画が撮影されたこと、また撮影動画が勝手にアップされたことに対しての法的な問題はないのでしょうか。
肖像権の侵害になる可能性がある
法的にいうと肖像権の侵害にあたると考えられます。憲法上は肖像権という権利は明確に規定はされていないようですが、人格権の一つとして認められる権利にはなります。そして案外勘違いしがちなのがこの内容です。
肖像権と言葉を聞くと、許可を出していない場面で勝手に撮影、アップすることが問題と思われがちですが、しかし厳密にいえば場所や目的など撮影されても仕方がない場面においては、権利侵害に当たるかどうかは判断おにょちがあるという点です。
例えば、誰しもカメラ撮影をするだろう場所と目的を備えていれば問題になりません。しかし、今回のケースに当てはめると、この口論を撮影する必要性はなく、アップする行動も必要性のある行動とは言えません。
明らかに男性の許可を取っていないこと、そして撮影された場所を鑑みるに、撮影が必然となる場所ではないと想像されるため、肖像権の侵害になる可能性は十分考えられるようです。
近年問題になっている「フォトハラスメント」
近年問題になっているフォトハラスメントという意味でもふれる可能性があります。これは反強制で撮影されたりアップされるようなことですが、今回の口論も腕をつかんで無理やり撮影とは見えませんが、許可を取っているような形は見られません。
他人の断りもなく撮影する行為は、近年職場などでも問題となっているフォトハラスメントに該当する可能性も十分考えられます。
SNSへのアップロードは慎重にする必要がある
撮影だけに注意をするればいいという問題でもありません。撮影した動画をアップする際にも注意を十分する必要があります。今回の件はもちろんですが、仮に撮影の許可を得ていたとしてもアップ時には顔を隠すなどの編集を加える必要があるようです。
肖像権の侵害と関連があることはもちろん、今回の個人の特定に至ったように悪意ある人の手によって犯罪に使われる可能性も否定できません。アップについては許可だけでなく、不特定多数の人が見て判断できないように加工を加えるなど慎重に行う必要があるでしょう。
21歳の男性にも法的に問題あるのか?
撮影者側の問題に注目をしましたが、それでは21歳の男性側には問題があるのでしょうか。通常何らかの炎上するケースを見てみると、情報発信者本人に原因があり、ネットからの怒りを受けてそれに反応して再度炎上するケースが多いです。
しかし、今回はこの男性は発信者でも何でもないにも関わらず、名前や確証のない情報が出回るという結果になりました。仮に卒業アルバムなどの写真が本当であれば、その情報を漏らした人こそ裁かれる人物かもしれません。彼自身には問題はないと考えていいでしょう。
「拳で抵抗」以外にもいるネットで有名になった一般人
21歳男性と中学生の口論がネットで一躍注目を集めましたが、今回と同じように撮影されネットに挙げられて一躍有名になった一般人の方は沢山います。その一部を紹介しましょう。
拳で抵抗の類似事案①チャリで来た。
類似の案件に「チャリで来た」の少年たちがいます。彼らもコラ画像のネタになったりとネット上で非常に話題となった人たちです。悪ぶっている雰囲気の格好をしているにもかかわらず、そこにはチャリで来たの一言が添えて有り、アンマッチな雰囲気に注目を集めました。
拳で抵抗の類似事案②性の喜びおじさん
数ある類似案件の中でも個性的なものといえば、このおじさんも見逃せないでしょう。京王井の頭線内で撮影されたおじさんで、「性の喜びを知りやがって」と発言したために注目を浴びた人です。
これ以外にも、独特なセンスを加えた個性的なセリフを多数放っており、非常に怪しい雰囲気を出し、眼光も鋭く容姿もインパクトがあるのですが、ネット上で動画が公開されると瞬く間に注目を浴びていきました。
拳で抵抗の類似事案③大迫半端ないって
こちらは誰もが知るであろう現在もサッカー選手として活躍中の大迫選手を称賛しての言葉になります。敗北したチームが大迫のプレーを称賛した場面で、敗者にもかかわらずすがすがしい発言だと注目を集めました。
そして、現在でもその言葉は良く用いられることとなり、大迫選手の素晴らしいプレーが見られたときなどに頻繁に用いられるようです。
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「拳で」はネットから話題が広がったネタだった!
とある口論から有名になった話題。男性の個性的な外見と行動は、ネットで大注目を集めることになりネタとしても広く扱われることとなりました。とはいえ勝手に撮影などSNSの運用など注意を意識するいいきっかけでもあります。自分にも当てはめて今後注意しましょう。
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