もう一人の友人である千家氏は島根県で生まれました。父親は日本の有名な私立大学の教授を務めていて、なんと島根県出雲市にある有名で多くの参拝客が訪れる出雲大社の最上位の宗教の教祖の役職を務めていたのです。更には叔父はその出雲大社のトップである神主を務めていたという大物っぷりなのです。
実はこれだけにとどまらず、実の兄もインテリで記者や作家として活躍しているのです。このように千家氏の一族はまさに高貴で華麗なる一家と言え、多方面で皆が活躍しているのです。そんな彼ともまた、上皇(昭仁様)は高校最後に銀座の街を歩いて楽しんで回ったのです。3人とも人柄を知ると凄いメンツだと思いませんか?
東宮侍従
行方が分からなくなったと聞いて一番ひやひやして心配したのが、言葉巧みに出し抜かれてしまった東宮の側仕えでしょう。その職自体が天皇やその一族を見守り身の回りに世話をする事であるので、上皇(昭仁様)は自分自身同然だったのかもしれません。無事安否が確認されたときは、なにより人一倍ホッと安心した事でしょう。
関係者は勿論みんな大騒ぎして心配し、発見されてから酷く叱った事でしょうが、彼に一生に一度しかない高校生最期の良い思い出ができた事を、皆同じように喜んだのではないでしょうか?関係者たち事についてご紹介していきましたが、色濃い登場人物だという事、上皇(昭仁様)は皆から愛されていた事を伺えるのです。
Contents
本当は東宮侍従は銀ブラ事件の計画を知っていた?
実は今回の事件でもう一つのストーリーが噂されているのです。その噂とは本当は側仕えたちは予め退位した上皇(昭仁様)がどこのに行くか?誰と一緒なのか?など計画の全てを知っていたのです。知っていたのにも関わらず、彼らは銀座にこっそり遊びに行くという犯行を許したのではないか。と囁かれているのです。
その噂が本当であれば裏ではどんな背景があったかを、こちらの見出しで皆さんにご紹介していきます。もし本当であるとすれば、よりこの事件が微笑ましく和んでしまうものと思えるのです。当時高校生3年生であった上皇(昭仁様)の望みを聞いてあげて、全て知っていたうえであれば、とても心温まる良いストーリーなのではないでしょうか。
不安に思った学友が侍従に相談
本来であれば言葉巧みに騙すような形で側仕えに話していた友達ですが、本当はこの時既に不安に思い、上皇(昭仁様)の身を案じて、計画の全貌をあらかじめ話していたのではないかと言われているのです。それを聞いた皇居に勤める関係者は見張るという形ではなく、見守る形をとったという事になるのです。
つまりは外出禁止や罰を与えるのではなく、快く銀座を満喫して良い思い出を作ってもらうためにも、知ってた上で許したと言われているのです。もし本当にそれが事実であれば、由緒正しい皇居の関係者でありながら大変粋な計らいで人間味のある話だと感じませんか?人の優しさを感じられるエピソードは心が温まるものです。
私服の警官が見張っていた
そして当日は気にかける事の無い様のびのびと銀座の街を楽しんでもらう為にも、私服警官を配置させ静かに見守るという形で見張っていたのです。当然そのご身分上何か危険に遭う可能性は人よりも高いですし、日本にとって最重要人物かつ象徴的な人物なので、大事に至ってしまうなど絶対に許されない事なのです。
高貴な一族の子供がみんなと同じように楽しんでもらう為に、密かに回りで一般人に変装して見守るという光景なんて、映画やアニメの世界でしかあんまり見られないはずです。それが実際に起きているとなると羨ましくもあり憧れてしまいませんか?やはり上皇(昭仁様)という事でスケールの大きさを感じさせます。
上皇の願いを叶えようとした周囲の優しさ
学生時代というのは限りなく自由でひたすらまっすぐで楽しい時間であると言えます。我々一般人だけではなく、それはきっと後の天皇陛下であろうと変わらない事だったのでしょう。高校を卒業したらより一層、そのご身分上、我々日本の公の場で色々な儀式や行事に参加して、自由な時間が無くなっていくのです。
なので最後に一生の思い出となるであろう、上皇(昭仁様)が今一番してみたい、銀座に友人と遊びに行くという願いや計画を、周囲は優しさからそれを叶えようとして、あえて黙って見過ごしたのかもしれません。その様に考えたら人間味あふれる心温まる良いエピソードとしてこの事件を印象付けるのではないでしょうか。
銀ブラ事件に対する世間の反応や海外の反応
皇居の関係各所だけではなく勿論我々日本人の世間をも騒がせた今回の事件。当時の世間の反応はどういった物だったのでしょうか?また海外からしたら日本のプリンスが今回の事件を引き起こした事についてどう考えているのでしょうか?こちらの見出しでは世間の反応や海外の反応についてご紹介していきます。
また当時の世間の反応だけでなく現代から見るこの事件や天皇陛下についても、実際のTwitterでのつぶやきを掲載してご紹介していきます。現代を生きる私たち一般人からみて、上皇(昭仁様)がかつて高校時代に行った一連の微笑ましい計画はどのように見えているのでしょうか?皆さんはこの過去のエピソードを聞いてどんな風に感じましたか?
世間の反応
当時の日本人たちはまだ子供や学生時代の頃の姿を見てきたので、その時からやんちゃで元気な男の子という印象が強かった事から、意外性という面ではそこまで騒がれませんでしたが、当然行方不明となった重大性からは心配する声が挙げられました。
(引用:Twitter)
現代の方々がこの事件についての呟きを見てみても、この様にこの事件を微笑ましくまた和むエピソードとして捉えている方が多く、この事件を知らぜざる一面や秘話として愛されているのです。皆さんもこの話を誰かに話したくなったのではないでしょうか。
海外の反応
こちらの見出しの題には海外の反応と記述させていただきましたが、実は実際この事件を海外から見てどのような声明や意見が上げられていたかは分かっていないのです。もしかしたら海外のマスメディアたちは今回の事件を取り上げていないのかもしれません。その事については記録として残っていないのです。
けれども日本のプリンスとよべる学生である天皇が厳重な監視や見張りをかいくぐって、一般人の様に高貴でおしゃれな街に出てお茶をして楽しむ。あの有名な『ローマの休日』と重なり、微笑ましい事件として海外でも報道されていたに違いありません。
銀ブラ事件をテーマにした作品
実は今回の記事で紹介している、上皇(昭仁様)が主人公であるこの事件をテーマにした作品があるのです。それがいつの時代のものであるか、どういった作品なのか等を皆さんに簡潔にご紹介していきます。
「孤獨の人」
事件から4年後の昭和31年4月に、学生時代の友達であった方が上皇陛下の幼少期から学生時代の事まで、我々一般人が知らない家庭環境から皇居の事までが詳しくまとめられた小説を出版しました。また現在の男子高校や小中高一貫の学校についての概要についても垣間見れ、上皇陛下の事意外にも触れられています。
1957年に映画化も
翌3年後の昭和34年にはこの小説を元に、『知られざる皇太子の一面を国民にもっと知ってほしい』とうコンセプトのもと映画化されています。この映画は現在どこを探してもその映像は見つかりません。あまり皇居や天皇陛下からすると好ましくない内容が一部あるらしく、そのせいではないかと囁かれています。
上皇の微笑ましい他のエピソード等
今回ご紹介している事件だけでも、十分当時の上皇(昭仁様)が好奇心旺盛でありごく普通の男子高校生であった事がわかっていただけたはずですが、その他にも微笑ましいエピソードが存在するのです。こちらの見出しではそんなあまり知られていない微笑ましいエピソードの中から、いくつか皆さんにご紹介していきます。
その日本国民の象徴である天皇の存在はされていますが、内面的であったりどのような人物であるか。その事については知らない方が多いのです。ぜひ過去の上皇(昭仁様)にまつわる話を知って、どんな人物であるか理解しましょう。
熊本県マスコットキャラ「くまモン」に対しての質問
ゆるキャラ、ご当地マスコットキャラクターの中で最上級で一番知名度があると言っても過言ではない『くまモン』。2013年3月11に発生した東日本大震災で大きな被害を受けた、被災地の現場にくまモンは元気を与えるために出張訪問したのです。
その際に上皇(昭仁様)はありがとうと感謝を伝えるだけではなく、ボケてたりふざけていたわけではなく、純粋な気持ちで(中の人は)一人でやっているのですか?とそう質問したのです。これに対してくまモンは慌てふためいたそうです。このエピソードも大変微笑ましいと言えます。
アルファロメオを乗り回す
今回ご紹介している銀座での事件の一年後の昭和28年には、学生時代の友達が所有していた当時のスーパーカーであるアルファロメオを乗り回していたそうです。運転している横にはその学生時代の友達が載っており、後ろには皇居の関係者、護衛や側仕えが乗っていたと言われているのです。
車の性能上なのか、アクセルの踏み方なのか、かなりの猛スピードを出していたそうで、護衛をするために後続に続くパトカーたちも追いつけなかったそうです。このエピソードもまた微笑ましく、やんちゃな一面を垣間見れるのではないでしょうか?
上皇と同じルートで銀ブラしてみては?
今回の記事では最近退位なさった上皇(昭仁様)が高校3年生の時に起こした微笑ましい、銀ブラ事件について皆さんにご紹介していきました。この事件を通して、過去の少年時代はとても好奇心旺盛でやんちゃな少年である事、実際に遊びに行った銀座で何をしたか。などの知らぜざる上皇陛下について知っていただけたはずです。
スリル満点のつかの間の息抜きを楽しんだ、上皇(昭仁様)が友人たちと訪れた喫茶店はなんと現在でも残っているのです。世間では退位された後もまた是非銀ブラをしてほしいと望んでいる声もあります。私たち一般の方も目白から山手線で銀座に行き、ぜひ同じルートで銀ブラしてみてはいかがでしょうか?きっと楽しい思い出になるはずです!