パリ人肉事件とは?人肉を食べた犯人佐川一政の生い立ちや現在など

様々なメディアに登場している佐川一政を見ている限り、その常人離れした言動の数々により、精神的な疾患を患っている事が一目でわかります。そして、何よりその事は身近にいる家族という存在が一番理解していたはずです。何かきっかけがあれば、パリ人肉事件のような悲惨な事件は起きなかったのではないでしょうか。

佐川一政の犯行動機「食べたかったから」

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この異常な行動を起こすに至った動機は、ただ女性を犯したかったと語っています。お金や物に対する欲求はなく、以前より強い願望であった人肉を食べるカニバリズムの欲求を満たすべく犯行を行ったと本人は語っているのです。

女性への興味が湧きだす思春期の時代より、その性癖を拗らせており、性の対象というよりは肉として食す対象として女性を見るたびに「おいしそうだ」と感じていたという事も本人が赤裸々に語っている映像が残っています。

佐川一政の執着は右尻

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本人が事件後に語っていたインタビューにより、犯行前から右尻を食べる事はあらかじめ決めていたほど執着が強かったとされています。殺害後にそのまま右尻にかぶりついたのですが思った以上の弾力により歯が通らず、とても顎が痛かったと証言していました。

フルーツナイフで解体

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そのままでは歯が通らず、目的であった右尻を食すことがかなわなかったため、佐川氏は家にあった果物ナイフで尻のお肉を割いて食べれないものかと考え、挑戦してみた物の、上手くいかなかったため佐川氏は次なる行動を考えます。

肉用ナイフを購入・解体

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一旦家を離れ、肉を捌く専用のナイフを買いに出かけました。購入してきたナイフで目的であった尻のお肉を削ぎ落すことが出来たため、そのまま生でその肉を食べたとされています。後の証言で美味しかったと語っているのです。

人肉ステーキ

尻肉を食す目的を達成した後も異常な行動は続けられました。乳房はフライパンで加熱し、塩コショウを施した人肉ステーキとして食し、様々なルネさんの体を食べあさっていきました。佐川氏が言うには人肉は匂いのないトロのような味で美味しく叫びたくなったとの発言が残っています。

生で食した太もも

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殺人を犯した日に限らず、解体した体の部位を冷蔵庫で保存する行動に出た佐川氏は、翌日の朝ごはんとして冷蔵していた太ももを再び生のまま食しました。その後陰部はフライパンにより焼き肉として食したとされています。

犯人の舌と絡む被害者の切り取られた舌

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その後は鼻や唇、舌といった顔の部位にも手を出していきました。鼻は軟骨の噛み心地を楽しみ、唇は固く、とても生では食べれない固さだったと語っています。また舌も生で硬く何とか噛み切ろうとしている自身の姿を鏡で見ると自身と彼女の舌が絡み合っているのが見え、興奮を覚えたようです。

遺体の手を借りマスターベーション

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食べるだけには飽き足りず、様々な部位を解体して食す前に、死体の隣でルネさんの手を借りマスターベーションを行ったとされています。屍姦だけでは飽き足りず、前日の異常な行動に加え、翌日にも性行為に走っているのです。

パリ人肉事件の裁判の行方は

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これほどまでの異常な犯罪を犯した佐川一政ですが、逮捕の後釈放されています。どうして罪に問われないのかという声が多々上がっていましたが、彼の身柄を警察で拘束し、逮捕に至ることが出来なかったのです。ここでは裁判結果についてご紹介させていただきます。

精神鑑定より心神喪失で不起訴

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佐川氏は一度警察に逮捕されましたが、その異常な行動は心神喪失という精神疾患によるもので、責任能力がなかったとの判決が下されました。そのため、監獄へ行くはずだった行き先が変わり、フランスの精神病院へと入院することとなりました。

精神的な疾患を持っている人物は責任能力がないために罪に問われる事がないとされている現代社会ですが、果たして本当にそれでいいのでしょうか。成人した者はどのような事があろうと自身で責任を持ち行動しなければいけません。ましてや、精神的な病気を患っていたからといって人を殺めても咎められる事がない理由にはならないのです。

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