次にぐう聖の使い方と使用例を見てみましょう。今まで言葉の言い回し使用量に不満を感じていたならば、一度試してみましょう。この一つの単語でたくさんの表現力ができるようになるのではないでしょうか。
「ぐう聖な上司に巡り合えた」
では、「ぐう聖な上司に巡り合えた」をベースに考えていきましょう。「尊敬できる上司に巡り合えた」と直訳することができます。要するに、仕事で何度も失敗をしてしまい先輩に怒られてばかりだけれどもめげずに仕事に取り組んでいる姿を上司が見てくれていて、アドバイスや注意もしてくれる。
メリハリのある態度を上司がすることによって、後輩もこのような上司になりたいと夢を描く、尊敬するようになり、ぐう聖な上司と巡り合うことができたという文章を作ることができるようになります。
「ぐう聖パッパが小遣い減額された」
例えばケチな奥様と結婚された場合、お給料すべて奥様に渡して任せてしまうことにより、月に奥様から渡されるお小遣いが変動してしまう可能性があります。家事や子育てなど家のお手伝いを休みの日にする旦那様は周りの奥様からいいようにみられますが、もし家事をしない奥様だとすると遊びにふけり旦那様の給料までもが引かれてしまいます。
「ぐう聖」の元ネタ①巨人小笠原スレで「ぐう○○」が誕生
ぐう聖という言葉はいつから使われ、どのような経緯で生まれたのでしょうか。もし野球のファンであれば一度はきいたことがあるかもしれません。ぐう聖にはどんな意味が込められていたのか、見てみましょう。
架空キャラクター・カッスが誕生
カッスの誕生は、小笠原選手が日本ハムの複数年契約に承諾せず、巨人の複数年契約を承諾し、それが畜生とみなされて野球chに避難するスレが立てられました。2007年その時に生まれた「巨人小笠原、国会議事堂前で性器露出して逮捕」というスレで、無実無根の内容にも関わらず、不謹慎さにより定期スレ化します。
ここで鬼畜さが強調されて誕生したのがカッスー、通称カッスレーというキャラクターです。カッスラーと呼ばれるような人々が残酷なニュースを創作し、変態度・異常度・無作法度・死亡度・通報度・小笠原度などで評価されます。要はこれらの度合いを高めようと、下品で常識外れな内容を競いあうようになってしまったのです。
「カッスはぐうの音が出ないほどの畜生」→「ぐう畜」
このような過程で誕生したも「カッスはぐうの音も出ないほどの畜生」というフレーズで、これが洗練されることによってさらに短縮されたフレーズになれ、ほんとカッスはぐう→ぐう畜と変化していくようになったのです。
「ぐう聖」の元ネタ②ぐう○○が派生
ぐう聖に似た言葉も今では様々あり、よく使われています。ぐうを使ったフレーズはどのくらいあるのでしょうか、またどのように広まっていったとおもいますか。ここでは、類義語についておっていってみましょう。