「ぐう聖」とは?意味や元ネタ、使い方を解説!ぐう聖と呼ばれる人物も!

ツイッターなどのSNSでよく目にする「ぐう聖」は、尊いものに出会った表現方法として一般的に広まりつつあります。そんな「ぐう聖」には、じつは意外な誕生の由来がありました。ここでは、「ぐう聖」の使い方や由来についてまとめていきます。

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「ぐう聖」とは?意味は?

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誰もが一度は「ぐう聖」という言葉を耳にいたことがあるのではないでしょうか。けれども、一度も使ったことがない、どんな意味なのかはっきり分からない、そこで一つずつどのような表現方法なのか追って行ってみましょう。

「ぐうの音も出ないほど聖い」というネットスラング

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「ぐうの音も出ない」を訳してしまうと「徹底的にやりこまれている、完璧であり、一言も弁解、反論をすることができない」という意味で使われます。最初から最後までしっかりとやりこまれている、なにも助言しなくても生きていけるように思わせてしまうような意味が込められています。

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尊敬の意味を表す

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「ぐうの音も出ない」は前者で述べたように、徹底的にやられているようないみあいで、「聖人」とは様々な意味がありますが、「人格、徳行」に優れ、理想的な人物として尊崇される人」という意味が辞書ではよく見られます。また、「素晴らしい人間」や「宗教での地位が高い人」などにも良く使われます。

これらの言葉を組み合わせると、「ぐう聖」とは「何も言うことがないほどとても素晴らしい人間」であるというような意味にとらえることができます。例えば、上司や先輩、テレビにでているタレント、時には見ず知らずの人を素晴らしいと感じ、「ぐう聖」と呼ぶことがあるでしょう。

対義語は「ぐう畜」

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「ぐう畜」とは「ぐう聖」の反対の意味を表す言葉で、「ぐうの音も出ないほどの畜生」という表現の表し方になります。「畜生」は、よく人を罵ったりするときなどに使われます。そして直訳すると、「何も言うことができない、弁解のしようのない卑劣な、最低な人間」という意味になりますが、「ぐう畜」は人間だけでなく、ものにも使うことができ、例えば、ぐう畜な上司、これはぐう畜な本だからあまり売れない、などがあります。

ぐう聖の扱い方と使用例

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次にぐう聖の使い方と使用例を見てみましょう。今まで言葉の言い回し使用量に不満を感じていたならば、一度試してみましょう。この一つの単語でたくさんの表現力ができるようになるのではないでしょうか。

「ぐう聖な上司に巡り合えた」

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では、「ぐう聖な上司に巡り合えた」をベースに考えていきましょう。「尊敬できる上司に巡り合えた」と直訳することができます。要するに、仕事で何度も失敗をしてしまい先輩に怒られてばかりだけれどもめげずに仕事に取り組んでいる姿を上司が見てくれていて、アドバイスや注意もしてくれる。

メリハリのある態度を上司がすることによって、後輩もこのような上司になりたいと夢を描く、尊敬するようになり、ぐう聖な上司と巡り合うことができたという文章を作ることができるようになります。

「ぐう聖パッパが小遣い減額された」

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例えばケチな奥様と結婚された場合、お給料すべて奥様に渡して任せてしまうことにより、月に奥様から渡されるお小遣いが変動してしまう可能性があります。家事や子育てなど家のお手伝いを休みの日にする旦那様は周りの奥様からいいようにみられますが、もし家事をしない奥様だとすると遊びにふけり旦那様の給料までもが引かれてしまいます。

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