トランス状態とは?様子の詳細や概要、なり方や活用方法を紹介!

幻覚によって周りのモノが自分に襲い掛かってくるバケモノに見えて攻撃したり、通り過ぎる人全員が自分の悪口を言っているように思い込んだりするなど、周りに大きく迷惑をかけることが大半です。また、薬物使用は法律で禁止されています。

トランス状態になる状況④とてもリラックスしている時

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ソファやチェアでくつろいでぼーっとしているとき、ふと何かを思い出した、という体験をしたことがあるかたは多いと思います。トランス状態では、通常の意識状態である表層意識が取り払われ、奥に眠っている潜在意識にアクセスしやすい状態になります。そのため、記憶の呼び起こしやひらめきが発生します。

トランス状態は見た目で判断できる?その見た目とは

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ただものすごく集中しているだけなのか?身体の調子が良く、プレーが好調なのか?または、目を瞑って疲れをとっているだけなのか、という自覚のある身体の変調なのかどうか、というのは見た目からではわかりにくいです。

また、通常の意識とは違う独特な状態になることや、”トランス”という言葉に良い印象がなく、いわゆる「ラリっている」などと呼ばれるちょっと異常な感じになるのではないか?と不安に思う方もいると思います。

トランス状態の見た目①かなり個人差がある

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その人が育った国、触れてきた文化や年齢といった様々な要因によって、身体に現れる変化は影響されて大幅に変わってきます。そのため、「これ」という定義をすることはかなり難しいです。周囲の扇動が土台にある場合を例にすると、暴れたり叫んだり、という動的な変化が現れることもあります。

トランス状態の見た目②全身の痙攣を伴う

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普段は抑制されている本能的な感情が発露し、その興奮状態を身体が抑えきれないために、神経をとおした興奮物質により筋肉の動きが起こるのではないかと言われています。それは人によって怒りや、場合によっては快楽など様々です。

また、前項で例に挙げた除霊などのオカルティズムな場、非日常性が強い場所でのトランスでは、映画を見たり小説を見たり、知識として経たものの中から自分の中の潜在的なイメージが形成され、それが影響して似た動きを身体にさせるのではないかと言われています。

トランス状態の見た目③何度もあくびをする

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あくびには、身体の状態を切り替える「スイッチ」のような働きがあります。起床後にあくびが出る、というのも睡眠から活動状態へ移る際のシグナルのようなものなのです。トランス状態であくびが頻繁に出る人は、無意識下で体内の動きを細かく切り替えているのかも知れません。

トランス状態の脳波とは?

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平常時とは異なる脳波が増幅するということを簡単に触れました。では、周波のバランスが変化することで、人間の意識にどんな影響があるのでしょうか。脳波がどんな変化をするのか、それによってどう意識が変わるのか説明していきます。

トランス状態の脳波①日常とは異なる状態

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自覚することも意識的に操ることもできない意識状態のことを「潜在意識」と呼びます。普段の生活の中では、自分で考えて意識的に行動していると思いますが、こちらを表面意識と呼びます。トランス状態では、この潜在意識が上位に来ます。

この説明だと、潜在意識が表に出ている状態はまるで気絶しているような状態に感じられます。しかし、これは気絶とは全く異なるものであり、あくまでも意識はしっかりあって周囲の認識はできているが、頭で考えたり判断したりしない状態のことです。

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