物部天獄とは?リョウメンスクナを作った教団教祖の出生や呪いとは

リョウメンスクナを作ったとされる、カルト教団教祖の物部天獄。リョウメンスクナは有名な話ですが、物部天獄にまつわる情報はなぜかあまり語り継がれていません。そこで今回は、謎に包まれた物部天獄の出生やどんな人物なのか、徹底的に調査いたしました!

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「物部天獄」って何者?

剣を持った男性

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カルト教団と聞いてどのような印象を持つでしょうか。悪いことをする宗教団体、犯罪行為を犯す集団というイメージを強く感じます。今回の物部天獄(読み:もののべてんごく)という人物はカルト教団との繋がりがあると伝えられています。だとすると悪いことや犯罪行為を犯した悪い人間なのでしょうか。

都市伝説「リョウメンスクナ」の登場人物

骸骨の顔

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とんでもなく怖い話のリョウメンスクナをご存知でしょうか。この話はネット発祥の怪談話で有名です。

リョウメンスクナは漢字で書くと「両面宿儺」で、人気アニメ「呪術回線」にもキャラクターとして両面宿儺が登場しました。

物部天獄は、そんなリョウメンスクナの産みの親です。でもその名前は本当の名前ではないと言われています。

カルト教団の教祖の名前

座る仏像

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反社会的なことをする宗教団体のカルト教団だったかはわかりませんが、リョウメンスクナの産みの親・物部天獄はカルト教団の教祖でした。この話に出てくるありえないミイラを作り、そのミイラに呪いをかけたとされる人物こそが

遺書を残し自殺

剣を振りかざす忍者

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物部天獄は様々な悪事をはたらきながら、最後には自分で首を斬り自殺して生涯を終えます。そして斬ったときに出た自分の血で遺書を書きました。その遺書の内容は意味深な言葉で「日本滅ブベシ」と書かれていました。

物部天獄の出生について

手を差し伸べる少年

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何年にどこで産まれた人なのかなど詳しくは語られていません。でもそのことに興味を持った人達が、リョウメンスクナの話から時代の背景を推測してネット上に色々な意見を公開しています。では、その内容を見てみましょう。

明治後期〜大正時代に生存 ?

女性とローマ字

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多くの人が、明治後期から大正時代に生きていたのではないかと推測しています。話の中では、大正時代に行われていた見世物小屋に行ったことや、ミイラの入っていた箱に消えそうで綺麗には見えなかったのですが、「大正」という文字あったと言われていたからです。

生まれは朝鮮人?

煙に包まれた家

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自殺したときの遺書の文言から、明治から大正時代の頃に日本が滅んで欲しいと願った国の人間なんじゃないかと推測し、朝鮮人なのではないかと言われています。日本がなくなって欲しいと思う日本人はいないはずです。



「リョウメンスクナ」ってどんな話?

煙から出る手

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ネット上で公開されていて誰でも閲覧することができるこの話は、ある箱を開けた人に災害が起こったというところから始まります。箱の中にはミイラが入っていたのですが、頭が2つある奇形児だったのです。そのミイラを見た人に悪いことが起こったと語られています。

物部天獄によって作られたリョウメンスクナ

手を伸ばす女性と男性

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リョウメンスクナは、鬼神をモチーフとした岐阜県に祀られている人形と、人形の題材となった物部天獄作の呪物、つまり都市伝説の二種類があります。

ここでは、物部天獄が生み出した呪物としてのリョウメンスクナを説明します。

物部天獄は、奇形児を収集する変わった趣味がありました。見世物小屋で双生児に魅入られた物部天獄は、箱の中に双生児の赤子を閉じ込めて、双生児だけが生き残るようにほかの奇形児に危害をくわえました。

そして、物部天獄は双生児を箱に閉じ込めて餓死させ、亡くなった双生児を即身仏にしたのです。その即身仏の名前こそが、リョウメンスクナでいた。

災害起こるところにリョウメンスクナあり!?

オレンジの雲

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リョウメンスクナとその産みの親・物部天獄の教団が移動した先では、必ずと言って良いほど災害が起こります。

物部天獄及び教団が訪れた先で怒った災害を、見てみましょう。

・ 桜島大噴火
・秋田大地
・函館大火事
・東日本大水害
・新潟雪崩列車事故

このリョウメンスクナの、もっと怖い話など詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。

物部天獄の呪い?関東大震災との関係とは!

崩れ去る街

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教祖は、自分の教団の本尊にそのミイラを置き呪いの道具に使いました。何を呪ったのかと言うと、あの自殺したときの遺書に書いてあった通り、日本の国だったのです。そして自殺した後に、大正時代の巨大地震で有名な関東大震災が起こりました。

物部天獄が自殺した場所は相模湾沿岸エリア

沿岸部の景色

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話の中で出てきた箱の中のミイラは岩手県のお寺で見つかりました。しかし、自殺した場所は遠く離れた神奈川県の相模湾近くとされています。ミイラの前で喉を日本刀で切り付けて自殺したとされていますので、自殺後に誰かが岩手のお寺まで移動させたのでしょう。

関東大震災の震源地と一致!?

ひび割れた地面

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相模湾沿岸には相模トラフというプレートがあり、関東大震災はこの境目で発生したことが原因でした。ここだという震源地は分かってはいません。でも相模湾近くで自殺したということは震源地に近いので、関連があり地震を起こしたのではと噂されています。

そのほかの災害とも関係が!!

煙と曇った空

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大正時代に数多く起こった災害があります。それにより南は桜島から北は函館まで死者が大勢出ました。そしてその災害があった場所にミイラがいたとされています。だとすると教団はミイラを持って、あちらこちらと転々と布教の旅でもしたのでしょうか。

物部天獄が日本を滅ぼそうとする理由とは?

綺麗な夕景

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先ほど話にも出てきましたが、教祖は朝鮮人だったのではないかと言われていることから、日本を滅ぼしたい理由には国と国の関係があったのではないでしょうか。大正時代には韓国併合条約が交わされ朝鮮半島は日本の領土になりました。

物部天獄にとって日本が滅ぶメリットとは?

そびえたつ木々

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