詳細は不明の中、神奈川県の私立大学を卒業した程度の情報だけが報道で明らかになっています。そして、卒業後てるみくらぶ全身のアイ・トランスポートに就職します。
社員としての実力あ有能だったようですが、こと社長就任後の業務においては、全く社長とは思えない言動をしていたようです。社員との仕事外での交流は全くなく、それ出いて自身の能力には傲慢になっていたので取引先でも社員を厳しく叱責する行為に及んでいました。
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山田千賀子の社長像
一回の社員としては有能な人材だったようですが、その姿はッ社長就任後に大きく変わっていくこととなります。社長像を調べてみたところ会社の経営者としては非常に不向きな性格や仕事ぶりで、社員の芯ようすらも得られないような生活を送っていたようです。
山田千賀子の人物像①社長としてはワンマン体制
社長として就任後は、自信のこれまでの実力を過大評価していたのかワンマン体制で経営をしていたそうです。あきれるような金銭感覚と経営についての才覚は全くと言っていいほどなく、自社のサービスと採算が合わないことが分かりつつも強行していたと言います。
さらに、競合他社との価格競争が起きている背景がありながらも会社方針を変えるといった対策を行わず、業績悪化への対応は後手後手に回っていたといわれています。さらに、そんな状況に加えて、先述したような取引先での社員への叱責といった態度。
これらの会社の環境によって、社長へ業績不振に対する進言なども行える状況ではなかったとそうです。こういった社員との関係も築けぬままマンパワーだけで乗り切ろうとした結果、ワンマン体制を敷き続けていたのです。
山田千賀子の人物像②社長の報酬は高額だった
ワンマン体制を敷き続けた彼女ですが、しかしどうやら私服は肥やしていたようです。というのも、先の財産隠しと同様ですが、どうやら社長の報酬に関しては高額な物を受け取っていたようなのです。
年収は、約3360万円という役員報酬を受け取っており、さらには原宿駅付近の家賃35万円にもなる高級マンションに、会社の経費で済んでいたというのです。私腹を肥やす才能だけは有していたといわれています。
山田千賀子の性格
人物像からわかる通り、ワンマン体制で社長には全く向いていない彼女ですが、そんな彼女の性格やそれが分かる言動についても紹介していきましょう。
自分は悪いと思っていない
詐欺疑惑が発覚後、記者会見の場が設けられそこで質疑応答する彼女の姿を確認することができますが、彼女は質問された内容に対して終始俯いて返答しないシーンがあるようです。
反省の色もなく、もちろん返金体などもしないということは、罪の感情は全く感じていないといえるでしょう。この時点で虚偽の内容もあり、当時記者会見内で謝罪コメントすらも本当か怪しいと疑念が抱かれています。
自分の経営方針がすべて
ワンマン体制を敷いていたこと表していますが、自分の経営方針がすべてという意識が非常に強かったようです。かつてこの格安ツアーがヒットしたのは、当時の世情やライバル会社の少なさがあったからこその性行だったのです。
しかし、彼女はそれに気づかず、またその後の経営不振を知っていながらも、方針を変えずに格安ツアーを貫いていました。競合他社の登場や、航空機小型化など事情など情報すらもしっかりと把握していなかったといわれています。
てるみくらぶの被害者は銀行や旅客者だけじゃない!?
詐欺罪が成立した銀行や詐欺罪すらも成立しなかった旅客者は明らかに被害者でありますが、しかし表立って見えないところでこんな被害者もいます。
てるみくらぶ従業員
社長の下ではあたらいていた社員たちも大きな被害者だといわれています。というのも、彼らは当然破産が近づいていることは感覚的にわかっていたそうなのですが、そんなとき残業代すらも発生しないことが多々あったそうです。
さらに、会社が倒産後にも一切の救いがなかったといわれています。約130人にも及ぶ社員が在籍していましたが、誰一人として救済措置など無く自分で再就職先を見つけなければならないという状況に陥ることとなります。
てるみくらぶ内定者
実は被害者の中には、この会社に内定が決まっていた人も含まれます。というのも、実はこの破産が分かっていながら採用活動をしていたのです。当然倒産した以上は、そこに入社することはかないませんので、路頭に迷うこととなります。
しかし、こちらは救いの手がありました。報道を受けて、多くの企業から厚生労働省に対して学生の採用についてどうなるのか問い合わせが殺到し、さらに、無試験無面接での採用を呼びかける企業も出てきたのです。
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山田千賀子から学ぶ人の上に立つ人に大切なこととは?
一社員としては有能な彼女でしたが、経営を行う人間としては全く適切ではなかった彼女。そんな彼女の唯一褒められる点は、、後の人たちに上に立つ人間に必要なことを教えてくれたことです。彼女の行動を振り返り、どんな要素が必要なのでしょうか。
山田千賀子から学ぶべきこと①どんな人にも謙虚な態度で
まず大切なポイントが、誰に対しても謙虚な姿勢でいることです。多くの人が年上の人や経験が上の人などに対しては、謙虚な姿勢で気を配ることは行っていると思います。しかし、年下の人に対しては、これがいい気に難しくなると多くの人が語っているようです。
多くの良い経営者に共通すのは、年下や経験が劣るものに対しても丁寧に優しく、謙虚な姿勢で接しており、この基盤があるからこそ、その人たちがついてくる環境が作られるのです。
山田千賀子から学ぶべきこと②人の意見は幅広く受け入れる
人の上に立つときに、重要になるポイントは他にもあり、それが人の意見は幅広く取り入れるというものです。そのためには、上の立場の人間からどう考えているかをしたものに積極的に聴いて回り、その答えがどんなものでも受け入れる用に動くことが大切です。
日本では悪しき風習となっているようですが、自分が意見を言うことで相手がどう感じるかを重要視する傾向があります。もちろん、これは大切なことでもありますが、意見を言わないことで思考すらも停止しがちになっていることがあります。
意見を言うことで考えた結果を発表でき、考え抜くことも非常に重要なことが分かります。そして、上に立つ人間は、これらの意見を常に聞き出せるような環境を作ることが非常に求められるのです。それが会社やプロジェクトを成功させるポイントにもなります。
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てるみくらぶ事件の中心人物の山田千賀子は現在服役中!
かつてないほどの顧客への裏切りを見せた社長。正式に捌かれて現在も服役中ですが、しかし旅客者との詐欺罪が成立していないなどあり、まだまだ許されないと感じている人は多いはずです。服役中しっかりと反省し、もう二度と同じ事態は招いてほしくないものです。
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