山田千賀子の現在は?てるみくらぶ元社長の人格や破綻原因を解説!

彼女が破産にまでしてしまった会社。そして、犯罪行為にまで手を染めてしまった彼女がいかにしてこのような事件を引き起こしていくのか、事件概要について調べていきましょう。

2016年頃よりてるみくらぶの信用情報の問い合わせが急増

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てるみくらぶが破産をする前に、まずアイ・トランスポートが破産申し込みなどを行っているのですが、そもそも破産にまで行きついた流れを整理していきましょう。その始まりが顕著に表れたのは、2016年ごろの信用情報の問い合わせが急増したことにあります。

この年、信用調査会社である東京商工リサーチに、てるみくらぶについての信用情報に対する問い合わせが急増したのです。その結果、2017年に東京商工リサーチは調査を調査活動を始め、本社や福岡支社、名古屋支社や大阪サロンの各社が営業停止を行っていたことを突き止めます。

2017年、山田千賀子が社長のてるみくらぶが破産申請

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調査が入った年にとうとう破産申請が行われます。当初旅行客から収集した現金分で負債額を賄う計画だったそうです。しかし、到底払いきれる額ではなく、手配すべきサービスも行われず、各種問い合わせが会社に殺到することとなります。

しかし、肝心の会社は3月24日には、臨時休業という張り紙だけを残して、休業にされており、客からの問い合わせに答えることはなかったそうです。当時臨時休業とした理由は、発券システムのトラブルと銘打って行われていました。

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もちろんこれらの理由は嘘であり、各支店も同様の理由で臨時休業とされていました。そして、同年3月27日に破産申請が行われることとなります。この時点で、約9万人の旅客者を無視しての申請だったようです。

その後の調べでてるみくらぶ詐欺事件として山田千賀子逮捕

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挟ん申請後、各所から色々な調査の手が張りいることとなるてるみくらぶですが、そんな中公になったのが、三井住友銀行から2億円もの大金をだまし取ってきたという詐欺罪でした。実は経営不振で債務超過となり始めたのは最近のことではありません。

2014年ごろからすでにその兆候が見えており、債務超過は目で見てわかるほどに及んでいました。しかし、そんな状況ながらも融資先への信用を確保するために、黒字報告を行って粉飾決済まで行っていたのです。

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これらの事実から不当に2億円もの大金を三井住友銀行からだまし取った行為は、典型的な詐欺罪だと断定され、かつて敏腕とうたわれた女社長は逮捕されることとなります。

山田千賀子の裁判の行方は?

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かつて敏腕社員という圧倒的な成績を残してきた彼女ですが、詐欺罪をはたらいたことにより い一気に転落人生を歩むこととなります。下った判決の内容やその後もどうなったのか、そして、旅客者からだまし取ったお金はどうなったのかについても探っていきます。

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