紫陽花の花言葉は怖い?その理由や色によって変わる花言葉一覧まとめ

あじさいは花が咲いてから満開になるまで時間が経つにつれて様々な色に変わっていきます。その中でも明るい赤っぽい色と白色には前向きな、良い意味がつけられています。

では、ピンク色と白色にはそれぞれどのような意味がつけられていて、どのような理由でつけられたのかを紹介していきたいと思います。

ピンクは愛情の象徴なので「元気な女性」

この意味は実はフランスでつけられたものです。日本では主に青色の紫陽花ですが、フランスでは土の中に含まれる成分やpHの関係上、赤っぽい色の紫陽花が咲きやすいです。

赤っぽい色は愛情や活発な感じを表しているため、このような意味の言葉がつけられました。

白は何色にも染まるため「寛容」

白色はどんな色にでも染まることができる白色のため「寛容」という言葉がつくことになりました。結婚式でも人気の花でよく使われたりします。

そのほかにもいつも寛容で頑張ってくれているお母さんにプレゼントとして送ってみてもいいでしょう!

紫陽花の前向きな花言葉の理由②長い花期にちなんで

この花は5月頃から咲き始め、遅いところでは7月頃まで咲きます。サルビアやセンニチコウなど、紫陽花よりも花期が長い花もありますが、花期はほかの花と比べても比較的長いほうだと言えます。

紫陽花全体に「辛抱強い愛情・謙虚」という花言葉がある

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だいたい予想がついている人もいるかと思いますが、紫陽花は説明した通り比較的花期が長い花です。

そして雨の多い時期に雨に打たれながらも長い間咲き続けます。そのようなこともあり、このような意味がついたとのことです。

紫陽花の前向きな花言葉の理由③たくさんのガクが集まることから

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見られたことがあると思いますが、紫陽花はたくさんのガクがまとまって丸く綺麗な形になっています。

大きく花びらのように見えるところが花と思われがちですが、実は花びらに見えるところはガクと言います。花はガクの中心に小さくある部分となります。

たくさんの花が集まっているように見えるに見えるから「一家団欒」

あじさいを見ると、たくさんの花がまとまりながら咲いています。小さい花がたくさん集まり、私たちが見るあの綺麗なあじさいの姿になることから、このような意味がついたそうです。

数ある種類の中でも「ダンスパーティー」という品種が「一家団欒」という意味です。

紫陽花の特徴

さて様々な意味がある花ですが、ここからは少し詳しく説明していきます。原産地は実は日本です。和名では「紫陽花」という名前で英名では「Hydrangea」と書きます。学名は「Hydrangea macrophylla」となります。

紫陽花は品種・形・色が豊富

大きく2つの種類に分けられ、昔から日本にある原種の「ガクアジサイ」と日本から採用に渡り品種改良された「セイヨウアジサイ」となります。

世界中で品種改良され、数はなんと3000種類程となります。それぞれ品質によって形や色が違い、ほかの花と比べても品質がとても多いのが特徴です。

鉢花・切り花・ドライフラワーとしても人気

母の日が近づくと花屋さんには鉢花が出るようになります。花言葉も母の日にぴったりなのでプレゼントとして人気があるようです。また鉢花を剪定した後の花は切り花としても使用できるため花瓶に生けたりして楽しまれている人もいます。

ドライフラワーとしても人気で、剪定した花や買ってきた花を乾燥させて部屋に飾るのもおしゃれです。

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