紫陽花の花言葉は怖い?その理由や色によって変わる花言葉一覧まとめ

関東地方や東北地方に自然に生育しているあじさいの一種です。名前の由来は花が咲く前の蕾が丸く手毬のようになっているため、そう呼ばれています。

品種によっても違いますが、白色や水色、薄い紫色が一般的です。日本ではあまり栽培されませんが欧州では庭園用として人気があるようです。

紫陽花はプレゼントしてもいいの?

あじさいは多くの花言葉があり、良い花言葉もあれば冷酷・無情・浮気など悪いものもあります。

以前はそんな花を祝い事や特別な日に使うことは少なかったのですが、ジューンブライドに咲く花や可愛らしい形や綺麗な色、一家団欒などの良い花言葉も知られてきて結婚式や母の日の贈り物として人気が出てきています。

母の日に紫陽花をあげる注意点

母の日の贈り物として人気のあるあじさいですが、悪い花言葉もある花ですから贈る際には注意が必要です。

青色のあじさいには冷酷や無情などのネガティブな花言葉があるので、母の日に贈る時はピンク色のアジサイ(花言葉は元気な女性)が良いでしょう。貰った相手もきっと喜ぶと思います。

結婚式に紫陽花をあげる注意点

結婚式には幅広い年代の方が参加されます。その中にはあじさいにマイナスイメージを持たれている人もいる可能性がありますので、勘違いされないようにプラスイメージの花言葉であることをちゃんと伝えて使った方がいいと思います。

紫陽花は絶対に食べてはいけない

毒があり絶対に食べてはいけない植物です。しかしながら実際に食中毒になった例もあり、気づかずに食べてしまうケースもあるようです。

ここからはあじさいの毒の成分や症状、実際なあった中毒事故の事例などを紹介していきたいと思います。

紫陽花の毒成分

毒の成分はまだまだわかっていないことが多いですが、見つかっている成分は「抗マラリア成分」「嘔吐性アルカロイド」植物由来の「青酸配糖体」です。

すべてのあじさいにこの毒成分が入っているかはわかりませんが、調べたあじさいには入っていたと報告されています。

症状

毒を持った葉っぱや花を食べたときの症状としては、嘔吐や顔の紅潮、痙攣やめまい、呼吸困難やふらつきなどが挙げられています。

今まで確認されている中で死亡例はありませんが、体調不良や中毒症状になった人も多くいますので注意が必要となります。

症例

2008年に大阪にある居酒屋でだし巻き卵の飾り用として出されていたあじさいの葉を食べてしまった客が嘔吐などの症状起こしています。

また同じ年に茨城県の料理に同じく添えられていた葉を食べた10人中8人が中毒症状を訴えました。2011年には秋田でお弁当に入っていたあじさいが原因で中毒症状が起こっています。

紫陽花の毒の対処法

この花の毒は皮膚に触れたりしても毒に侵されることはなく、毒が含まれている葉や花などを食べない限り中毒症状にかかることはありません。料理などに添えられている場合は絶対に食べないようにしましょう。

万が一食べてしまった場合は、医者の指示に従うようにしましょう。彼岸花もあじさいと同じく毒があります。こちらの記事を参考までに。

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